【人気投票結果発表】
区切りの設定置き場です。特に追加設定がないので、少なめです。適当に読み流してください。
頂いたファンアートも載せてありますので、よろしければご覧ください。
それと電撃コンテストは落選しました……無念!
・レン
人気投票で当然のように最下位を獲得した主人公。とはいえ、得票率が13%だったので思っていたより健闘した。あの四人の中だったら、絶対10%切ると思ってたんだけどな……。
ここ最近の実力向上によりダンジョン探索で悩むことが少なくなってきたと思ったら、人間(女の子)関係が複雑になってきた。こちらは奴隷少女ちゃんに相談できないのが最大の悩みである。
読者様より分裂を望まれ過ぎており、そろそろドッペルレンガ―が生まれそう。感想欄では相変わらずいろいろな例えで称されてる。
ちなみに感想で一番笑ったレンのたとえは『虫機能を搭載した下半身マニュアル操作を獲得してるんじゃ』というものでした。
・奴隷少女ちゃん
レンとのフラグを折ることに余念がないヒロイン兼もう一人の主人公。つながったな、と思った縁の糸が大ナタを振るって斬られる感覚は奴隷少女ちゃんならではある。
人気投票は、得票率38%の1位。さすがタイトルに名前を刻む看板娘、不動の頂点である。
『玉音』という能力を持つ作中チートの一画にして、圧倒的な女子力不足。とはいえ男女平等のこの世の中、女子力の概念などヒロイン力とは無関係なのである。
奴隷少女ちゃんのターンは、まだ遥か遠い理想郷。年内には過去編まで、いけるかな……?
・ミュリナ・バロウ
恋する少女十六歳、初恋なう。
得票率31%の2位。前回のヒロインレースよりだいぶ奴隷少女ちゃんに迫っていた。
感想欄にて魔性の女呼ばわりされ、死屍累々を積み上げる。自分の恋愛感情に正直すぎるタイプ。でも強い。少し前まで恋愛偏差値最底辺だったなんて信じられないレベルである。いやだってこの子、これが初恋ですよ? すごい。
控えめにした部分はせいぜい過度な指舐めとおへそを描写をするくらいだったけど、ディープキスでアウトになった作品があるようなので自粛しました。
まだまだどっちが正ヒロインか決まっていない。そろそろミュリナがヒロインでいいんじゃない、という声が大きくなってきた気がする。
*ショウリュウ様@kaikaiseisei888よりファンアートを頂きました! うっかりタイトルを聞き損ねていましたが、たぶん『爆ぜよレン!』とかだと思います!!
・イチキ
ミュリナとは正反対で、他人に尽くすことに喜びを感じるタイプ。身内にはとことん尽くす。それと同じくらい、身内を害する敵には容赦がない。
身内の役に立つのが好きなハイスペック献身少女であり、余りある能力で身内を甘やかすタイプであり、つまるところダメ人間製造機である。
魔術の腕前に対する自負は持っているが、イチキは自分のことが嫌いなので自分の人格に対する評価が恐ろしく低い。身内の敵ではなくイチキの敵、が現れたときに彼女がどう対応するか、それが問題である。
ちなみにこの世界では『イチキより強く賢い』の時点で百人もいない。
・イーズ・アン
聖句のルビがドラ○エの宗教家。
得票率18%の3位。別に主要メンバーでもヒロインでもないのに主人公より人気。
作中チートの一画なのに自分と同じ基準を他人に求める節があるので、平気で新人冒険者を迷宮の最下層に連れて行ったりする。
ちなみに彼女は、不死身かなっていうくらいに死なないが、飢えも渇きも痛みもすべて生きる上で必要不可欠なものとしているので、あらゆる苦痛を人並みに感じる。
無論、苦難に喜びも見出してもいない。苦痛の解消、あるいは欲を満たすことでの救いはないと耐え続ける。
八年間続けていた絶食を中断したため、ほんの少し、弱くなった。
おねすと様@onest15よりファンアートを頂きました!
・ファーン
常連のシスターさん。
イーズ・アンにあーんして食べさせていたのは、見る人が見れば本気でビビる光景である。
・ウィトン・バロウ
表で堂々としているようで、裏でいろいろと手を回している。友人のジークを神殿入りさせたのもその一環である。
勇者とはいったい。
・ボルケーノ
アニキさん。革命時の勇者パーティー盗賊枠にして、一番の常識人。他がやばかったとも言う。
世話をして世話になっている少女たちの様子が最近おかしいのが気になっている。
・アルテナ
女剣士。
そろそろ本格的にミュリナのお姉ちゃんになる話を勇者としている。
・ジーク
いい年だし家族もいるのでぼちぼち冒険者は引退して神殿の役職者になる準備を進めている。配属予定先はイーズ・アンの上司である。
・ディック
弓使いの先輩。
内々にリーダーの引退の話を聞かされて、どうしようかと身の振り方を検討中。
・記者さん
冒険者向けの雑誌の創刊企画を任されたので教会の許可を取り付けにいったが、なぜか対応者がイーズ・アンだった。
・ダンジョン最下層
地獄。
人が決して表ざたにしまいと心の奥底にしまい込んである、ありとあらゆるものが徘徊している。
善性なものは、ほとんど存在しない。人の益になるような恩恵も生まれないので、特に踏み入る意味がない。人が表ざたにしたくないという心のまま、ここにいる魔物は外に出ようとはしないので、基本的には放置される空間である。
それでも、ほんの僅かだけ、ささやかな恩恵が生まれる場所がある。
・新聞社、および出版社
皇国時代の後期に印刷機的なものが開発されたが、新聞、雑誌、書籍の類は基本的に発行前に検閲が必要で規制が大きかったので、そこまでの影響力はなかった。
革命後に規制が緩んだことで増殖した。ただし教会は変わらず刊行物に目を光らせて検閲を行っている。
新聞の影響でダンジョンが変化したりするので、朝の新聞チェックはある程度以上の冒険者のたしなみである。
ダンジョンの変化は都市住民の感情にある程度呼応するので、新聞などの出版物の情報が事実かどうかよりも、その情報を受け取った世情がどう変化するか、というのが重要。デマであれ、あるいは創作物であっても、波紋が大きければ善かれ悪かれダンジョンは変化する。
ちなみにレンは新聞チェックはやってない。ミュリナは当然のようにしている。






