表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/51

登場人物一覧

今までに登場したことのある人物を一覧にしました。


(たま):本作の主人公。北条氏康の娘。

未来の知識を持っているが、記憶が確かではない。本人は全く気にしていないが、帆船には並ならぬ熱意を注いでいる。


北条氏康(ほうじょううじやす):後北条氏三代目当主。小田原を中心に関東平定を目指す。

相模の虎、又は獅子などと呼ばれているが、実は子煩悩。


氏政(うじまさ):氏康の次男であり、嫡男。長男が夭折したため、跡取りとなる。

一癖も二癖もある兄弟をまとめる存在。ただし、珠を一番甘やかしているのもこの人である。

珠曰く、醤油顔のイケメン。


氏照(うじてる):氏康の三男。大石定久(おおいしさだひさ)の婿養子となり、武蔵の一部、現在の八王子を任される。

弟、妹可愛さに、ちょくちょく小田原城に戻ってきているらしい。

珠曰く、氏康と瓜二つで、ワイルドな味噌顏。


氏邦(うじくに):氏康の四男。藤田康邦(ふじたやすくに)の婿養子となる。上野地方を任されているため、兄弟に会いに行くことが難しく、手紙でのやり取りを頻繁(ひんぱん)に行っている。

珠曰く、母上似のマイルドな味噌顏。


氏規(うじのり):氏康の五男。幼い頃より、人質として今川義元のもと、駿府にて育つ。同時期に人質になっていた、松平元康(徳川家康)と親友である。

基本は小田原城の本丸屋敷に家族と同居している。フットワークが軽く、人脈も広いため、氏政にこき使われている。

珠曰く、氏照に似ている味噌顏。


氏忠(うじただ):氏康の六男。幼名は藤王丸。

氏康の弟、氏尭の子だが、氏康の元に残ることを強く望み、養子となる。

実の弟より、珠を可愛がっているため、たまに兄弟喧嘩が勃発する。

珠曰く、味噌味の強い醤油顔。


竹王丸(たけおうまる):氏康の七男。側室の八重(やえ)との子。寺修行に出されていたが、長尾景虎の小田原遠征の際に小田原城へ戻る。

読書が好きだが、珠と一緒によく外で遊んでいる。

珠曰く、さっぱり塩味な顔。


菊王丸(きくおうまる):氏忠の実の弟。氏康の弟、氏尭の子だが、氏尭死去のため養子となる。

しかし、氏尭の跡を継ぐために、武道や学問に勤しむ日々。

珠と遊びたいのに、なかなか小田原に行くことができず、行けたとしても氏忠に邪魔される。

今の目標は、氏忠を打ち負かせれるようになること。

珠曰く、ちょっぴり味噌風味な醤油顔。


母上:氏康の正室。法名は瑞渓院(ずいけいいん)。今川氏親と寿桂尼の子で、今川義元の姉。

母親を反面教師にしているのか、女性が(まつりごと)に関わるのを嫌っている。

しかし、子供への教育には熱心で、氏康が外で産ませた子も、我が子同然に育てている肝っ玉母さん。

珠のじゃじゃ馬よりも、兄弟の溺愛ぶりに頭を悩ませているこの頃。


(はる):氏康の長女。正室との子。今川氏真(いまがわうじざね)に嫁ぐ。

嫁いだ当初は、珠は母上のお腹の中で、妹を見ることができないのをもの凄く嘆いた。

赤ちゃんだった竹王丸をめちゃくちゃ可愛がっていたのもこの人。

その兄弟愛で、手紙の暗号を作ってしまったほど。

珠は会ったことないが、薔薇のような人だと思っている。


しず:氏康の次女。側室の八重との子。小笠原康広(おがさわらやすひろ)に嫁ぐ。

康広とは歳が離れており、春よりも先に嫁いだため、珠は存在すら知らなかった。

一応、年長組とは手紙のやり取りをしているので、竹王丸や珠のことは知っている。

珠は会ったことないので、八重に似た女性だと思っている。


(すず):氏康の三女。正室との子。第五代古河公方・足利義氏(あしかがよしうじ)に嫁ぐ。

兄弟の中では、一番大人しく清楚な女性。

妹たちにも慕われており、行事に参加したときは鈴の争奪戦が起きるほど。

珠曰く、山百合のような女性。


(よう):氏康の四女。側室の八重との子。嫁いでいたが、旦那が亡くなったため出戻った。現在は、北条康重との婚姻が決まる。

才色兼備、文武両道で有名な姫だが、兄妹のためなら自己犠牲を厭わない。

珠曰く、芍薬のような女性。


(そら):氏康の五女。母親の身分が低かったため、正室に育てられる。

勝ち気な性格で、年少組の面倒をよくみている。

いつも珠が危ないことをしないか心配している。

珠曰く、藤のような女の子。


(さき):氏康の六女。母親の身分が低かったため、正室に育てられる。

知的探究心が強いので、葉に教えを乞うたり、色々と独自で動いている模様。

珠曰く、桔梗のような女の子。


(とよ):氏康の七女。母親の身分が低かったため、正室に育てられる。

珠と仲がいいが、インドア派なので外ではあまり遊ばない。

大人しいというか、引っ込み思案なところがあるが、兄弟の前ではよく笑う。

珠曰く、桜のような女の子。


(なえ):氏規の妻。北条綱成の娘。

将棋が趣味という変わったところがあるものの、柔らかい雰囲気を持つ。

一番最初に、相手をしてくれた珠を、殊の外気に入っている。

珠曰く、たんぽぽのような女性。




珠の家臣


風魔信太郎(ふうましんたろう):風魔一族の青年。元は頭領の右腕的存在だったが、氏康の命令により、珠の護衛係りとなる。

現在は、珠の家臣団の筆頭家老らしい。

あだ名は、しんちゃん。


風魔小十郎(ふうまこじゅうろう):風魔一族の次期頭領。元服はしていないが、珠のことを気に入り、家臣となる。

あだ名は、こた。


風魔小太郎(ふうまこたろう):風魔一族の頭領。風魔一族が、珠の家臣となることを決めた張本人。

あだ名は、こたこた。




珠係り家臣


安藤良道(あんどうよしみち):詳細は不明だが、仏門に入った後の名前が安藤良整(あんどうよしなり)。良道は創作。

若い頃より、氏政に目をつけられ、色々な仕事を任されるが、珠と出会い、珠係となってしまう。

史実では奉行人として、長く北条に仕える。メインは行政だが、戦で城将を務めることもあった。

あだ名は、よっしー。


山角定之(やまかくさだゆき):山角康定(やすさだ)の三男。オリジナルキャラです。

祖父の代より、北条家当主の側近を勤める一族に生まれたが、父親や叔父たちが凄すぎて、兄弟そろって活躍の場がない不憫な子。

あだ名は、ゆっきー。


大道寺重久(だいどうじしげひさ):大道寺重興(しげおき)の次男。オリジナルキャラ。

上杉謙信(当時は長尾謙信)による、関東遠征・小田原城の戦いにて初陣を飾る。

三人の中では一番若いが、体格は一番いい。

本来なら重興の長子ではあるが、養子となった従兄弟・政繁(まさしげ)が家督を継いでいる。

あだ名は、ひさっち。


安藤尚道(あんどうなおみち):安藤良道(よしみち)のすぐ下の弟。オリジナルキャラ。

よっしーとは似ておらず、社交的。

しかし、自ら何かをやるよりも、よっしーの補佐的なお仕事の方が多い。

今回も、忙しくしているよっしーを見かねて、手伝いを申し出た、兄思いな青年。

あだ名は、なおぴー。




北条家家臣


松田憲秀(まつだのりひで):早雲時代より北条に仕える一族。父親の跡を継ぎ、氏康の側近を勤める。

また、武にも長け、氏康と共に戦場に出ることも多い。

実は、憲秀の母親が氏康の弟の娘なので、珠にとってはいとこ甥(従甥(じゅうせい))にあたります。

あだ名は、のりりん。


大藤秀信(だいとうひでのぶ):大藤信基(のぶとも)の子。

涙腺が弱く、感極まるとすぐに泣いてしまう。

ひたすら稽古に打ち込む姿を、珠姫が見ていてくれたと、心酔するようになる。

上杉謙信による関東遠征・小田原城の戦いの際、上杉軍に獅子奮迅したが、小田原への接近を許してしまう。しかし、その活躍を氏康に褒められる。この時にも、嬉し泣きをしたらしい。

あだ名は、ひでりん。


間宮康次(まみややすつぐ):北条綱成の方の、玉縄北条家の付家老(つけかろう)である間宮康俊(まみややすとし)の嫡男。

周りが凄い人たちばかりなので、自分も負けじと頑張る努力家。

その努力を、珠に褒めてもらい、傾倒していく。

今は、珠に恥じぬ家臣であろうと、日々稽古に励んでいる。

あだ名は、つぐりん。


北条幻庵(ほうじょうげんあん):北条早雲の四男。幼い頃から僧籍に入っており、兄の氏綱の代になるとお寺に入り出家した。

その後、氏康の代になると、政治面にも関わるようになる。

また、文化面でも優れた人物であり、氏康の娘に嫁入りの心得や教養を教えるなどしていた。

ただ、珠には振り回されっぱなしのようである。

呼び方は、じぃ。


北条龍山(ほうじょうりゅうざん)北条綱高(ほうじょうつなたか)のこと。早雲の外孫にあたる。父親が亡くなり、早雲に育てられる。

氏綱の代にて、氏綱の猶子となり、綱種(つなたね)の名をもらい、北条の屋号も許された。

戦で多くの功を挙げ、特に二十年にもおよぶ河越城の戦いで貢献している。

氏康の代にて、名を綱高(つなたか)と改めて、赤備えを率いて戦いに身を置くも、甲相駿の三国同盟が成ると、落髪(らくはつ)して仏門に入る。龍山と号を変えた。通称は龍雲斉。

呼び方は、龍山じーちゃん。


北条綱成(ほうじょうつなしげ):北条家二代の氏綱に気に入られ、氏綱の娘と結婚し、氏康の弟の為昌ためまさの養子となる。ただ、養父となる為昌より年上だった。為昌が亡くなったあと、玉縄城の城主となる。

氏康の代になると、1546年の河越夜戦など多くの武勲を立てる。

北条五色備えの黄備え隊を率いる。

呼び方は、綱成おじじ。


北条康成(ほうじょうやすしげ):綱成の嫡男。実は松田憲秀(のりりん)と仲良し。

父親に似て、かなり強い。しかし、趣味は鷹の世話。

妻とは死別して独り身だったが、葉との婚姻が決まる。

あだ名は、たかじょー。


間宮康俊(まみややすとし):水路での木材運搬や北条水軍を取りまとめる、実はすごい人。綱成おじじのせいで影が薄い。

珠が息子を知っていたことに驚いた。

あだ名は、まだない。



その他


松平元康(まつだいらもとやす):若きし頃の徳川家康。

今川義元のもとにいたとき、氏規と仲良くなる。

珠の才能に目をつけ、現在は密かに北条と同盟を組んでいる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ