「パンチラでおっさんから搾り取った金で飲む酒はうめえw」と裏垢で私をATM扱いしていた彼氏が配信切り忘れで無事死亡。すべてを失った後に、冴えない○○○○と結婚したら何倍も幸せになった話。
私は、彼氏にATMと呼ばれていた。
それでも私は彼を支え続けた。
そして最後に選んだ相手は、ずっと私を見ていてくれた人だった。
◇◇◇
「実は……かくかくしかじかで、同棲してるんです」
「なにそれやばい! しかも凛くんが、婚約ぅ~~!!??」
知り合いの作曲家、蓮実凛君が婚約した話がもうおかしすぎて、
屋外なのに大笑いしちゃった。
「とにかく。結婚の真似事をしてるだけですし、いつ終わってもおかしくないんで」
「いいんじゃない? そういう始まりも」
「え?」
「私も旦那と結婚するとき、別に運命だとか何だとか全然感じなかったよ。試しに結婚してみて、嫌だったら離婚すればいいかって、そんな感じだった」
「……」
「運命なんて、始まりは案外適当なのかもよ? あ、今の曲のタイトルっぽい!」
「強盗から始まる運命、ですか?」
そうそう、今の旦那と付き合い始めたのも、大恋愛でも燃え上がるようなロマンスでも全然なくて。
でも結局、旦那と別れることもなく、それどころか付き合い始めてから毎日ずっと楽しくて、ずっと幸せ。
それは、私にとって何が大切なのかを、あの恋で気づけたから。
◇◇◇
5年前――
後ろから抱きしめられながら、ホラー映画を見る。
俳優志望の彼氏――祐介くんが、
演技の勉強になるって言うから一緒に見てるけど、
怖がるたびに耳元で「真里奈は子供だな」と笑われる。
悔しい。
でも、その声が好きだった。
5歳年上の祐介くんは、いつも私を子供扱いする。
子供というか、妹?
そりゃ私は、メジャーデビューしてるわけでもない無名のシンガーだけど、TOMOさんみたいに毎回お手紙をくれる人とか、熱烈なファンの人だって増えてきてるんだよ?
そのうち、手の届かない大物になっても知らないぞ~~?
そんな私に対し、祐介くんは俳優を目指す、劇団所属の役者さん。
細身で、背が高くて、少し影があって、正直一目惚れしちゃった。
読んでた少女漫画の主人公みたいに、一見ちょっと取っ付きにくそうだけど根は優しくて、一緒にいるとドキドキする。
恋愛は好きになった方が負けって言うけど、この恋は完全に私の負け。
でもいいんだ、祐介くんと一緒にいられるなら。
だから。
「祐介くん、今度の舞台のチケットも余ってる分、全部ちょうだい!」
ホラー映画が終わった後、ベッドの上で裸で布団にくるまりながら、笑顔で手を差し出した。
彼が所属する劇団には、舞台に出演するために厳しい「チケットノルマ」がある。
1枚3,000円のチケットを30枚。すべて出演者の自腹。
そのノルマに苦しむ彼の力になりたくて、私は自分のライブで稼いだお金や、バイト代をすべて注ぎ込んで、彼のチケットを買い取ってる。
最初は嘘をついた。
友達が観に行きたいって言うから、って。
実際に来てくれた友達もいた。でも少数だった。
その友達ともそれ以来、なんだか疎遠になっちゃったけど、でもいいんだ。
私がチケットを全部買うって言った時、祐介くんが驚いた後に見せた、ホッとしたような顔。
あの顔を見れた時、初めて「対等」になれた気がしたから。
「妹」から、「相手を支えるパートナー」になれた気がしたから。
◇◇◇
真面目な話、私のシンガーとしての活動は順調だった。
CDを始めとした物販が売れ、ライブの動員も着実に増えている。
プレゼントも沢山もらえるし、毎回ずっと続いているのはアンケートボックスに「TOMOさん」からの手紙が入ってること。
丁寧な字で書かれた手紙にはいつも、衣装や曲のどこが良かったとか、私の曲や活動でどう元気や励ましをもらえたかとか、ポジティブな言葉が紙面を埋め尽くしていた。
ライブ中でもライブ後の出待ちでも、いつも一番で後ろで静かに控えめに佇んでいる、どこにでもいる「ただの冴えないおじさん」がTOMOさんだと知ったのは、割と最近のことだった。
ライブ後にもらったプレゼントの中から、真っ先に封筒を手に取って開けた。
「わ、今日の便箋はピンクだ、可愛い~~!」
最初はただの白封筒に白便箋だったけど、最近では可愛い便箋を使ってて、そんな気遣いがちょっと嬉しかったりする。
「『高音が前より伸びやかだった』だって。ボイトレ頑張ったのわかったのかな、ちょっと嬉しいな〜〜」
「TOMOさんてあれだろ、前に集合写真で見た時に、端っこに映ってた」
「そうそう〜〜」
「しかしまあ、今日もプレゼントすごいな」
床に並べた、ファンのみんなからの頂き物を見て、祐介くんの口元がちょっと歪む。
「こんなにいっぱい、ありがたいよ~~♡」
「いいよな真里奈は、短いスカート履いて歌ってれば、勝手におっさん達が寄ってくるんだから」
「短い方がスースーして気持ちいいから履いてるだけだよ」
「その手紙もあれだろ、おっさんが書いてるんだろ? そんなピンクの便箋買ってるとことか想像すると、ちょっとキモいな」
「え、それは酷いよ~~! 字だって丁寧に一生懸命書いてくれてるのに……」
最近、祐介くんが冷たくなった気がする。
私の活動が充実すればするほど逆に馬鹿にしてくるし、ノルマのチケットを買い取るのも「当たり前」みたいになって、あまり感謝されなくなった。
会える日数も、時間も、笑い合うことも、肌が触れ合うことも、だんだん少なくなっていた。
それでも私は支え続ける。
祐介くんがいつか世間に見つかって、これまでの努力が報われる、そんな日のために。
それは消え入りそうな蝋燭の火を、そっと手で覆っているだけだったとしても。
◇◇◇
そして数週間後。
このところ、私の買い取るチケットの枚数は減っていた。
なぜかというと、祐介くんがライブ配信を始めて、少しずつだけどファンが増えていたから。
今日も自宅のベッドから、彼の配信を見る。
見るだけじゃなくて投げ銭もするし、祐介くんが配信のイベントに参加するときは、勝たせるためにアイテム課金もする。
『みんな、応援ありがとう! 今度の舞台、絶対に見に来てね!』
カメラの前の彼はまさに、「夢を追うひたむきな若手俳優」。
コメントにもマメに反応し、投げ銭があれば最初驚き、次に申し訳なさ気に、それでも心からの感謝を伝え、最後は笑顔に変わる。
こんな笑顔、私の前じゃもう全然してないのに。
やがて配信時間が終わり、彼は「じゃあ、またね!」と爽やかに手を振った。
画面が暗くなる、はずだった。
しかし、配信画面は繋がったまま。終了ボタンを押し忘れてる。
椅子に大きくもたれ、背伸びをする祐介くんはそれまでの爽やかなイケメンから一点、あくびをして大きく口を開けた。
コメントが配信中より増える。
『切り忘れてますよ!』『てか、伸びしてる姿可愛い♡』『口大きい!笑』
むしろ、素の姿を見れてることに視聴者は喜んでるくらいだ。
でも、そのどこかほのぼのとした雰囲気は、長くは続かなかった。
『ゆうくーん、お疲れ様!』
奥のドアが開き、一人の女性が入ってきた。
『配信やっと終わったわーーマジ疲れた。作り笑いを何十分も続けるのダルすぎ』
カメラが回っているとも知らず、彼女は祐介くんの膝の上に座り、唇を重ねる。
『……はい、ご褒美のチューだよ♡」
『ありがと梨花、元気出たわ』
『ねえ、あの人は?』
『家で配信見てるんじゃね? 最近もう顔見るだけで苛つくんだよね。チケット代だけ振り込んでくれればいいかなって感じ。あと、喋り方もウザい』
『うわー、悪ゆうくん怖~~♡』
『だってあいつ生意気なんだよ、彼氏を支える彼女気取りで。それに、ステージでパンチラ見せて歌ってるだけのクセに売れてると思って調子に乗ってるし。こうやって俺が梨花と付き合ってるのも知らずに、今日もせっせとアイテム投げてくれちゃってさ、いいザマだよ』
知ってたよ。
祐介くんが、浮気してること。
前に、祐介くんがシャワーを浴びている時、机の上に置かれたスマホが震えて。
ちらって見たら、見慣れないSNSアカウントの通知が表示されてた。
そのアカウント名で検索したら……
――見つけちゃったんだ。
鍵もかかっていない、祐介くんの「裏アカウント」。
そこに広がっていたのは、私の知らない彼の世界だった。
いま配信画面に映ってる可愛い女優と顔を寄せ合って笑う写真。
二人でピースを並べてる、デート先での写真。
それだけならまだマシだった。
スクロールしていくと。
『今回もATMがノルマ買ってくれて助かるー。ついでに家賃も払ってくれねえかなw』
『ATMが投げ銭までしてきた。あいつの金で飲む酒はうめえ!』
『あいつがパンチラでおっさん達から搾り取った金を俺が回収して、世間に返してやるだけ。俺、正義の味方じゃん~~!』
頭の芯が冷たくなって、動けなかった。
息をするだけでやっとだった。
その時にわかった。どうして祐介くんが冷たくなったのか。
そして決めた。
次の舞台を見て、祐介くんの元から去ろうと。
そう思ってるところに、配信切り忘れるミス。
あまりにも出来過ぎな流れに思わず笑っちゃった。
『ファンやめます』
『最低……応援してたのに裏切られた』
『運営会社に通報した。垢BANはよ』
『女の方も特定完了。あとで震えろ』
荒れ狂うコメント欄を横目に、
私はそっと、配信アプリを落とした。
◇◇◇
迎えた、舞台の当日。
前から空席の目立ってた客席は、一層ガラガラ。
不祥事が劇団内やネットで広まり、祐介くんのファンはすべて離れ、
劇場のアナウンスが虚しく響いていた。
ガランとした広い客席の真ん中に、私はぽつりと座っていた。
舞台の上に現れた祐介くんの姿は、悲惨の一言だった。
劇団内でも激しく責められたのか、目は虚ろで、全然役に入り込めていない。
セリフも何度も噛んで、酷い有様だった。
その哀れな姿を最後までじっと見届けた。
劇が終わり、まばらな拍手が響く中、舞台の上の彼と一瞬だけ目が合う。
その時の、どこまでも暗く澱んだ祐介くんの目を、私は今でも忘れない。
そんな彼に向けて、笑顔を「作って」みせた。
あとは何も言わず、二度と振り返ることなく劇場を後にする。
家に帰った私は引き出しの奥から、半分に切られたファミレスのレシートを取り出した。
それは、初めて祐介くんと二人で食事した時のレシート。
ドリンクバーのジュースだけで、閉店までお互いの夢を語り合ったっけ。
『なぁ真里奈。いつかお互いに有名なったら、このレシートを俺たちの原点だって言い張ろうぜ』
そう言って、祐介くんは千円ちょっとのファミレスのレシートを半分に切って、渡してきた。
半分は彼の財布へ。もう半分は私へ。
この、文字の薄れかけたレシートが私たちのお守りであり、恋人の証で……
「……う、あ……っ……」
涙がボロボロとこぼれて、レシートのインクを滲ませていく。
祐介くんが好きだった。
ずっとずっと、好きだった。
手を繋いで歩いて、
祐介くんがこぐ自転車の後ろに乗って、
部屋でただ笑い合って、
肌の温もりを感じながら寝て。
誕生日やクリスマスは、ささやかなパーティーを二人でして。
浮気されたことやATM扱いされたことが悲しいんじゃない。
煌めいていた時間がもう二度と戻らないことが、
どうしようもなく悲しい。
夜が明けるまで、心の涙が止まるまで、
私は泣き続けた。
◇◇◇
「今日もありがとうございました~~!」
なんとか、笑顔でステージを終えられたことにホッとする。
このところはずっとこんな感じで、心の中に降る冷たい雨を、笑顔の傘でしのぎ続ける日々。
そんなある日のライブ後。
帰り支度をしながら、今回もアンケートボックスに入ってたTOMOさんの手紙が目に留まった。
いつもは帰ってから封を開けるけど、今日はなんだか、すぐに開きたい気分だった。
毎度お馴染みの丁寧な字に、目を落とす。
『真里奈さん、どうかしましたか?』
え?
『最近、時々悲しそうな顔をしています。ステージ上で笑っていても、どこか遠くを見ているようで、心配しています』
なんで?
誰にも言ってないのに?
『私のような素人が生意気なことを言って本当にすみません。でも、もし辛いなら少しお休みをしても良いのではないでしょうか。私は真里奈さんには幸せでいてほしい。無理をしてそのお姿を見せるよりも、真里奈さんにとって一番休まる方法を、今はとってほしいです』
手紙を読み終えた私の指は、震えていた。
誰一人、私の異変には気づいてなかった。
みんな、「いつも通り明るくて元気な真里奈ちゃん」として私を見ていたし、私もそう振る舞っていた。
なのに。
まともに会話すらしたことのないTOMOさんだけが、私の心の中の「雨」に気づいてくれていた。
思えばずっと。
TOMOさんは見ていてくれた。
私の気持ち、頑張ったこと、工夫したこと。
誰よりも一番わかってくれていた。
手紙を通してそれを伝えてくれていた。
そして気づいた。
いつの間にか、TOMOさんの手紙を楽しみにしていた自分に。
私は手紙を強く握りしめ、荷物はそのままに楽屋を飛び出した。
ライブハウスの出口付近。
雨の降る街へ一人で帰ろうとする、ベージュの地味なコートを着たおじさんの後ろ姿に、傘もささずに声をかけた。
「TOMOさん〜〜!」
驚いたように振り返る彼。
「え、あ、真里奈さん……!?」
初めて聞いた、TOMOさんの声。
私は笑顔で歩み寄った。
これが運命だなんて思えるわけもない。
一緒にいてもドキドキもしないだろうし、「なんでこの人!?」って、周りには言われると思う。
だって私自身、ただの直感で動いた、賭けみたいなものなんだもん。
でも、この人はきっと私のことを、誰よりも一番大切にしてくれる。
だから、まずはお試し。
「今度……私とデートしませんか?」
「えっ……!? 」
「手紙に書いてたでしょ~~? 『一番休まる方法を、今はとってほしい』って。私が今一番したいのは、それなんだ~~」
「へっ!? あ、あれは、その……え?」
故障しかけのロボットみたいに慌てふためくTOMOさんを見て、私は何ヶ月ぶりだろう――心の底から、本物の笑顔を浮かべることができた。
◇◇◇
配信が炎上し、ボロボロだったあの舞台から数ヶ月……。
気まずくなった劇団も退所し、ライブ配信もやめ、俳優という夢はもう途方もなく遠くなってしまった。
同じく炎上した梨花との関係も自然消滅し、今はただ、パチンコ屋でバイトするだけの毎日。
まるで波がサーッと引くように、何もかも失ってしまった。
そんな俺に対し、休日の繁華街を行き交う人々は楽しそうだ。だが、それももうどうでもいい。
以前は感じていた劣等感や焦燥感も、今はもうほとんど感じない。
世の中に、生きるということに日々、関心が薄れているような気がする。
ぼんやりとした視界の先に、前方を歩くカップルが目に留まった。
ブラウンの髪、たまに見える横顔に、見覚えがある。
(……真里奈?)
思わず足が止まる。
以前より髪は伸びているが間違いない、元彼女の真里奈だ。
真里奈が、一人の男と親しげに腕を組んで歩いているのだ。
その男の姿を見た時。
機械的に全身に血液を送るだけだった心臓が早く、強く、動き出した。
「おっさんじゃねえか……!」
口に出すと余計に心臓は高鳴り、脳内に様々な感情が呼び覚まされていく。
そう、真里奈と共に歩いているのは、お世辞にも格好いいとは言えない、そこら辺にいくらでも転がっているような冴えない中年のおっさんだった。
いや、見覚えがある。
確か真里奈のファンで、TOMOとかいう……。
まてよ、ってことはあいつ、ファンと付き合ってるのか?
しかも、あんなおっさんと……?
どう見ても俺の方が若くて、背も顔も、何もかも格上じゃないか。
なのに……!
幸せそうな笑顔を見るたびに。
短いスカートの裾が風に揺れるたびに。
飽きたと思っていた胸が、おっさんの腕に当たるたびに。
怒りがどんどん増していく。
まさか、あのおっさんと寝てるのか……!?
理解できない。
納得できない。
許せない……!
俺のことなど一切振り返らず、時々声を上げて笑いながら、
人混みに消えていく真里奈とおっさんに向けて、
スマホを取り出しカメラを……
◇◇◇
そう言えば、むしろあれがきっかけだったな、旦那と結婚を決めたのは。
SNSに知らないアカウントから、
私と旦那が腕を組んで歩く後ろ姿を投稿されて。
でも、変に隠さずにはっきり言ったんだよね、私たち付き合ってます、結婚する予定ですって。
そしたらファンのみんなは離れるどころか、むしろ祝福してくれて。
旦那、それまでファンの人たちの悩みを聞いてあげたり、打ち上げを企画してくれたり、みんなのために陰で色々やってくれてたらしくて、「TOMOさんだったら任せられる」って言われてさ。
照れてたの、ほんとに可愛かった。
でも、あの時みんなが受け入れてくれたからこそ、今でも音楽活動を続けてるし、結婚しても子供産んでも、前と変わらない自分を見せたいって頑張れちゃうんだよね。
「――真里奈さん? どうかしました?」
ふいに凛くんの声がして、私はハッと我に返った。
「あ、ちょっとぼんやりしてた〜〜」
「まったく、しっかりしてくださいよ……」
「ごめんごめん、じゃあ撮影の続きいこ~~! 今から本気出すからね、今日イチのカット、よろしく~~♡」
「おいおい、今までは本気じゃなかったのか……」
凛くん。
君も多分、大丈夫だよ。
私と同じように昔、辛いことがあった君なら、自分にとって大切なことは何か、きっとわかるから。
運命なんて、始まりは本当に適当で、単なる思いつきで、お試しみたいなものだった。
けど、彼は私のことをちゃんと見て、理解しようとしてくれる。
他の誰よりも、一番に。
傷ついたからこそ、失ったからこそ、その大切さに気づいたんだ。
少女漫画みたいな恋には憧れたけど、私には合わなかった。
ドキドキしっぱなしなのも、息苦しいしね。
祐介くん、ごめんね。
あなたと付き合ってた時より私、
何倍も幸せになっちゃった♡
お読みいただきありがとうございました!
この作品は小生の連載作品「長瀬結衣はポンコツお嬢様である。○か×か。」の中のエピソード、『第8話「疑惑」』に関連した短編です。
もし宜しければそちらの連載作品もお読みいただけると嬉しいです♪




