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第95話 怯え②

お待たせ致しましたー

 ───────……な……に?




 なに……なに?




 あの怖いの……が、綺麗な光に包まれて




 どんどん……怖いのから、人間……になっていく




 私



 あたし



 わたし




 助かった……の?



 大丈夫……なの?




 なにが、なにが




 石を……独り占めしようとしたから




 あの子達を、引き寄せようとしたから?




 手に入れようとしたから?




 罰……を免れた?




 ように、思ったのだけれど




 光が消えたら……あの丸い子を抱いてた、少年の精霊が……




 怒っていたわ!?





「さて、覚悟はいい?」




 物凄い笑顔なのに




 物凄い怒ってて




 怖くて



 怖くて



 逃げたいけど……逃げられない




 綺麗な瞳が、私達の動きを止めた気がしたのだ……

次回はまた明日〜

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