第40話 天神様と討伐再び
お待たせ致しましたー
そして、慢心しないように気を付けていたのが……やはり、危険に立ち向かうことになったよ。
グゥルルルゥウウウウ!!
ギャーギャー!!
とまあ、川べりの近くに……魔物らが出迎えてくれたわけだ。
私達に気づくと……ホブ以上の階級持ちなのか、手にしているぼろぼろの武器を使って……私達を相手にしようとしてきたのだ。
「ひっ!?」
リーンは当然怖いだろうから、どんどん顔がひきつっていくね? だが、この子を戦わせるつもりは毛頭ない。
「フータ。リーンと一緒に、安全だと思うところに移動してて」
『わ……かった!』
「トビト、先制は頼んだ!」
「承知!」
私がそれぞれに指示を出せば、フータは急いでリーンを乗せたまま木の上に移動。トビトは苦無を構えていたので、すぐさま魔物らに突撃していた。
途中、一瞬だけトビトの動きが鈍った気がしたが……理由はすぐにわかった。
「快癒草!?」
魔物は器用に踏んでいなかったが、岸辺にいくつか……リーンが絵で見せてくれた薬草が生えていたのだ。魔物らの狙いは……あれを目的にやってくる人間とかを、襲うためか?
可能性としては高いが……こちらにとっては好都合でしかない!
「トビト! 気をつけて、快癒草を採取出来ない!?」
「承知!!」
ワーウルフの首を刎ねたトビトは、瞬時に快癒草をいくつか摘んで……私のところに来てくれた。
私は彼を邪魔しようとする魔物を……適格に狙い、弓矢で屠っていくのだった。
こちらに来たトビトが、私の鞄に快癒草をきちんと入れてからは……あとは、容赦なく……魔物を駆逐していくだけ。
なかなかに、悲惨な光景になったが……根絶やしには出来ないらしいのが、魔物というものだとか。ギルドでミィに以前聞いたが……魔素とやらが存在する限り、魔物は繁殖力が高いのだそうだ。
だからこそ……冒険者は必要な存在。
殺生に慣れたくないと思った私でも……その思いは時として、邪魔になってしまう。
魔の森に来る前に、ギルドで受注した討伐依頼の用紙がかなり光ったが、後始末が終わってから見ることにしよう。
少ししてから……トビトと協力して、すべて倒せたよ。
「フータ、まだ降りなくていいから!」
木の上にいるフータらに声をかけてから……後始末をしていくのだが。
そのフータの方から、何故か声が上がったのだった。
『な……に!? なに!?』
「「フータ!?」」
私達も、見上げて驚きの声を上げた。
何故なら……フータの背に乗っているリーンから、まばゆい程の光が溢れ出ていたのだから!?
次回はまた明日〜




