22.とりあえず眠い
…別れ、はやいな…。もっと…こう、なんかあるかと思ったけど何もなかった。
「騒がしい奴だったね。」
「本当それな。」
ハナとトウマが肩をもみ合ったり伸びをしたりしている。
…神様に対してこんな態度とれるのかなりすごいと思う。
「…ん~……ところで、君たちこれからどうするの?俺は、寝る。」
「あぁ…そっかここ家なのか。」
確かにもう夜明けが近づいてきている。だんだん色が変わっていく光景はなんとも秀麗だ。
…本当にこの世界、絵に描いたように風景が綺麗すぎる…。
「私たちも寝たい…。今日、泊めてくんない?」
「やだよ。1人で寝たい。帰れ帰れ。」
「うわ、最低。そんなだから、死ぬんだよ。」
「はぁ?てめえだって、そんなだから自殺すんだよ。」
わお…。そんな痛いところをずかずかと踏みにじって…。
でも眠い…。もう許可とらなくてよくね…?
「…おやすみなさい……。」
「あっ、私も!」
「待て待て待て…!勝手に人の家入るな…!!」
カーペットの上にごろんと横になる。
その横でハナも横になった。トウマの怒ってる声が聞こえるが、私にはもう見えない…。
なぜなら、
瞼が開けられないからだ…。
死ぬほど眠い。これが永眠か…。
そんなことを思いながら夢への入り口をこじ開けて入ろうとしていると
「サチ…。真面目に、これからどうする…?私、もう何の目的もなくなっちゃった…。」
少し切なそうにハナが言う。
そっか、ハナも割とあの旅楽しかったのか…。
夢への入り口を封鎖されたので仕方なく目を開けてハナを見る。
「うーん…。才能もないから魔王も倒せないし…。そこらへんのモブをするしかないのかな…。」
ハナがうーんうーんと唸っている。
そっか…。才能、ないもんな…。
「 うーん…。
そうだねぇ…。
何をしようか……。 」
…ハナも私も気づかないうちに夢への扉に吸い込まれていた。
そう、才能がない奴はどうしようもない。
でも、ここはあの社会がある世界でもない。
…本当に、何をしようか。
読んでいただきありがとうございました。
これで、終わりになります。
こんなほとんど屁理屈なかたまりの物語を読んでくださって本当にありがとうございました!
評価やブックマーク等、嬉しかったです!
ストレス発散程度で書いていたものですが、誰か1人にでも読んでもらえるということが嬉しかったです!
謎…とよんでいいものか分からないですが…。まだ解けていない部分があるので番外編のような形で書けたらと思っています。(気分が向いたらです…)
本当にありがとうございました!!




