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不死の復讐者〜アイツらを殺すまでは死ねない〜  作者: ごっどシーン
俺たちの復讐を
7/27

寝たいんだぁ!!

短いです

「はぁはぁ、クソ! なんなんだ、このダンジョンは!」


あれからドラゴンに追われるわ、なんかよくわからないゴリラに追いかけられるわで、寝る暇など一切なかった。おかげで俺は今超眠たい。それはもう今すぐ寝れるほどに。


「だれか俺に睡眠時間をくれぇ」


ついそう呟いてしまうのも今の状況では仕方がないよな。だって俺もう考えることすら出来無くなってきてるんだぞ?


「せめて、せめて寝るなら端っこにしないとな」


もう、あんな失敗は犯さない。じゃないとマジで死ぬ。っていうかもう死にかけてる。いや冗談抜きで。

そして端っこまでたどり着いた俺はそのまま倒れて寝た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ふわぁぁあ、ん? 何処だ?....あぁ、そういえばここで寝たんだっけ」


俺はまだ意識が朦朧としながらもなんとか立ち上がった。


「くそ、まだ眠たい。しかしここにずっといるわけにもいかないしな。さっさと移動するか」


俺は気合を入れ直して歩きだした。全ては強くなるために。そして、復讐を果たすために。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







『無』それは、何もかもが存在しないということだ。そう、空気も虫もホコリの一つもない。そんな空間で生きることができるものはない。そう、無いはずなのだ。例外を除いて。

ここには、何もない。家具も森も光さえ、ない。そんな『無』の空間に唯一ある、いや、居るとするならばーー


「ふん、ふふ〜ん♪」


このように、なにやら鼻歌を歌っているなにかだけだろう。

それは見るものを恐怖させるような雰囲気を持っていた。それは他のものに対する威圧なのか、それとも孤独からくるものなのかは誰にも分からないだろう。


「あぁ、待ち遠しいなぁ。早く来ないかな。ボクはいつでも、どこでも、ずぅっと待ってるのに。なんでまだ来ないのかなぁ」


それは、本当に待ち遠しく、恋する乙女のような表情をしていた。しかしそんな表情も闇の中に消え、


「早く来てよ。早く、君の血がボクは見たいなぁ」


そう、冷酷さをこれでもかというほどに込めて呟いた。


「でも君はまだ来れないだろうからボクは歌って君を待っているよ、いつまでも、いつまでも。



























か〜ごめか〜ごめ か〜ごのなかのと〜りは〜いつ、いつで〜やる


よあけのばんに、つるつるつっぺぇつた、な〜べのな〜べのそ〜こぬけ


そこぬいてたぁ〜もれ







あは!あはははははははははははははははははははははははは!!!!」

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