第四話 二人一組(体育にて)
今回は、あとがきはなしだよ!(´・_・`)
俺の名前は、…なんでしょう?せーいかーいは!なんと!「神谷 祐」でした!びっくりしたー?え?…誰それ、だって?冗談キツイなー、読者さんは!「神谷 祐」って言ったら、あの「ボッチ」の「神谷 祐」でしょ!
はっはっはー!…はぁ…あ、どうも、「最強の敵」が現れ、一気にやる気がなくなった主人公こと、「神谷 ゆ」…え?名前聞き飽きた?あ、すいません…
はぁ…俺がテンションおかしい理由は、ですね…これからーーーーー
ーーーーー「体育」が、あるんですよね…
あ、運動は好きですよ?ただ、もっと単純に、
「体育」は、「二人一組」とか「グループ」とか多いからやだ。
じゃあ、前置きはこの辺で…。授業編始まるよー…はぁ…
ーーーー体育ーーーー
「じゃあ、二人一組作れー!自由でいいぞー」
ほーら言った。だからいやなんだ、体育。
…現在、クラスの人数は奇数…まあ、いつもどおり、余るとするか。
「…あー、ごめん、マジでごめんな…あ、いた!祐ー!やろーぜ!」
!?秀!?ちなみに、今では秀はすっかり人気者。だから、ここは…
…断る一択だ!
「え?なんで俺と?」
「俺がやりたいからだ。」
くそ、こいつとやると絶対目立つ!そしてこいつが側にいると、人が寄ってくる!だからここは…イメージを定着させる!俺に近づかないという空気を作る!そして、この言葉に対する答えは…
「わかった、やろう。『ボッチの俺』の為に、わざわざありがとな」
これで、「神谷の為にわざわざ、秀くん優しー!」という雰囲気に!
「え、お前って『ボッチ』だったの!?マジか、知らなかったわー」
!?こいつ…これで、「え、じゃあ、神谷と秀くんって仲いいの?」という雰囲気に…!こいつと口論は無茶だ…けど、今回だけは、負けられねえーー!
「はははっ!『才河くん』は、冗談も言えるんだねー!さすがだなぁー」
これで、「あー、冗談か。まあ、神谷が『ボッチ』とかよっぽど鈍感じゃなきゃ分かるもんなぁー」と、いう雰囲気!
「いやいや、マジだって。俺、鈍感だしさ!お前こそ、『昔から』変わってないなー!」
嘘つきーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
お前鈍感じゃねぇだろ!むしろ、俺の状況を一目で見抜いただろ!!!!
くそっ、「そっか、鈍感かぁ。っていうか昔からの付き合いなんだー」という雰囲気に…っ!
「昔…?あ!そういえば、幼稚園で『一回だけ』クラス同じだったっけ!…ても、才河くん、そんなに鈍感じゃなかったよね…?」
嘘だがな!
これで、「また秀くんの冗談?というか、一回クラス同じだっただけか」という雰囲気に!どうだっ!
「何言ってんだよ!『お前こそ冗談面白い』なー!」
っ!しまった!これで「神谷って冗談言うんだ。面白いやつなのかな?秀くんが言ってるし…」という空気に…!さらに、秀の方が『信頼度』が圧倒的に高い…!やばい、早く言い返さないと…っ!
「ま、『昔のことはもういい』けどさ、『これからもよろしくな』、祐!」
遅かったっ!これで、「確かに昔のことはもういいか。というか、これから『も』…か。神谷って面白い…のか?秀くんがここまで執着してるし…」という雰囲気が定着して…っ!しかもあいつは、『俺と組む為に他のやつの誘いを断った』!ここからもうあいつの作戦の内か…くそっ、この勝負、俺の負けだ…はぁ、これからが憂鬱だ。…でも、俺は、絶対に「ボッチ」を貫く。
『また』悲しむくらいなら、友達なんて、いらない。