006:
ゴーレムを倒し、白虎のダンジョンの入り口から入る。
ダンジョンは初めての三名の為に、召喚獣の二人の内、ドリアードが説明し、必要となるスキルを確認してから、内部に入る。
本来なら忍者のウルドが眼力、索敵などの系統のスキルを持つが、真正面からの戦いを好む性格なので、レドが受け持ち、眼力、発見、索敵などで罠に接近するモブエネミーなども回避しつつ、奥に進む。
広大な天然の自然系ダンジョンの迷宮を進みながら、殆どレドの勘を元に行われた二次避難も視野に入るが、
「匂いだ。香水の匂いだ」
レドが呟きながら、匂いを確かめ、その方向に向かう。
■
「うぅぅ」
声が聞こえ、レドは確信をもって声を出す。
「避難者は下りませんか」
声に、遭難者らしき声が返ってくる
「います。います、どこのだれかは知りませんが助けてください、お願いです。死に戻りは嫌です」
かなり切迫した声だが、まだ声には張りがあった。
「今向かいますので定期的に一声お願いします」
「ふざけるな!」
ウルカが激高しレドの脇腹に拳を入れる。
「確認のためだ。こんな視界不良だぞ?」
「嘘つけ、適当に面白そうだから声を出させているのではないのか」
「否定はしない」
更に激高したウルカの拳がレドの脇腹にめり込む。
「ウルカ様、声を出させるのは遭難者の役割を与え希望を与える為です。一人でいるときは何かした方が正気を保ちやす物なのです」
「そ、そうなる?やっばり私は助からないの?死に戻りは」
「はいはい落ち着いて、目の前にいるじゃないか」
「盲目の状態なのです」
「ほんじゃあ。声をお願いします。こちらも返しますので」
「はっ、はい」
声を出し、帰ってきたら声を出す。これで直ぐに見付けた。
ウルカは後に謝るが、遭難者からはよく覚えられていた。やはりおふざけが混ざっていたレドの言葉にはかなり困っていたらしい。
■〖イーニャ〗
帰還した一行は、遭難者を仲間に合流させた。
報酬の方はヒラメより前金で受け取っていた。
昼飯を食べてからヒラメに呼び出され、知り合いのテイマーが居た。
相変らずクールな容貌に、大鎌を持つ女の子プレイヤーだ。
殺し屋とか暗殺者とか、そんなおっかなそうな外見たが、以外にも明るく活発で気前のよいプレイヤーだ。大鎌の腕前は遥かに高いのもあるのだが、
「やっときたねえ。こちらのお嬢さんがテイムが出来ないと困っていてね。スキルもしっかりとったけど、ソロに限界を感じたらしい、そこであんたたちを紹介する、顔見知りだから問題ないね?」
「あんたかテイマーの大鎌使い」
「よろしくね」
「よろしく頼む」
「ハロハロ。お元気よろ」
「まあとりあえず、酒場でも」
「嫌よ」
「大丈夫だ。お子様でも行ける酒場だ」
「う~ん。それってうざい男が多いところ?」
「いや、商談用の為に個室だ」
「あ~。なるほど」
「知り合いが営業するところでな」
■〖酒場フェルゼン〗
個室の為にやってきて、【C】の組合員の証拠を見せ、また【C】のチェアマンの三名の紹介状を見せると直ぐに案内した。
「随分と羽振りがよさそうじゃない。なんであんなものがあるのよ」
一人で喋り続けそうなほどの声だ。
「もしかしてCの組合員なの?」
「三人ともな、これでも生産がメインな収入だ」
「へ~そうなんだあ。一応自己紹介ね。テイマーのアリサ、とはいってもまだテイムエネミーは居ないけどね。主要装備は大鎌よ。よろしく♪」
「僕はヒリュウ、召喚士、兵器召喚、召喚獣召喚がメイン、主要装備はハルバードとクロスボウ、近くに立っているのがドリアード、僕の召喚獣として契約した木の精霊だ」
「マスター共々よろしくお願いします」
「よろしくねヒリュウ、ドリアード」
「二番目は私ウルカだ。忍者のロールプレイで、スキル構成なども忍者のようなものだ。それなのだが、何故かこのPTでは火力担当だ」
「そう。よろしくねウルカ」
「最後にリーダー代行のレドだ。見たまんまの戦士ビルドだ。剣、盾、クロスボウが主要な武装だ」
「なんか一番強そうね」
「うむ。実際のところ本気を出せば強いが、普段は適当さが目立つ」
「精神的にむらっけがあるの?」
「いや、全員で力を合わせて戦って勝つことを念頭に置くらしい、その為か仲間からすれば戦いが楽だ。ソロなんかよりよっぽど強い敵も倒せるのだ」
「ほ~指揮官タイプなの?」
「そうだ。それが尤も言えるが、回避メインの盾でもある」
「ふむふむ。回避盾の指揮官タイプのレドね」
「僕から見てたウルカの場合は、忍者と言うより侍だね。真正面きっての戦いを好み、それ以外のスキルは少なめ、索敵なども苦手、だけど回避も結構いけるし、エルダーの頭を八艘跳びの様に飛び跳ねて避けるのは、中々面白い見ものだよ。少なくても戦うのなら強い方だね。ただ防御面は激的に低く、紙装甲だよ。火力の方も忍法メイン、弱点属性にダメージが良く通る。回避メイン火力だね」
「なるなる、じゃ僕っ子のヒリュウの場合はレドに聞いてみましょう」
「一言でいえば多芸な奴だ」
「まさかそれだけ?」
「ん?まあな」
「レ~ド~」
「幾らなんでも酷いと思うぞ」
「今から加わるあたしから見てもちょっとねえ。説明がいるんじゃない」
「まあ要するに万能なのだ。近接ではハルバード、遠距離では連発式ヘビークロスボウ、武器が壊れたら兵器召喚、装填を急ぐなら兵器召喚、召喚獣での壁役から支援役まで幅広く、弱体化の魔法スキルで相手の能力もDOWN、ソロで戦う一つの理想の様な構成なのだ」
「よし!」
「うむ。これならよい」
「ただ弱点も多く抱えるが、現状では回避も壁も居るので問題ない上に、アイテムでの補強もあるので十分戦える、ただ召喚士らしく本人の単体戦闘能力はそこまで高くはない、防御に関しては紙装甲、回避に関しては鈍足、こういうところもあるのだ」
「・・・僕は弱いかな?」
「強い面があるのなら弱い面もあるのが当たり前、火力の為に機動力を犠牲にする戦車の一例もあるのだ」
「まっ。そんなところもあって今後に期待だな。しかし。最も成長の著しい奴だな。その点に言えば数の多い敵との戦いにも活躍するし、強力なボスなどの戦いにも活躍するし、活躍の幅が人より多いのだ」
「なるる。仲間の良い面悪い面も把握するのね。所謂リーダー気質でもあるのね。ふむむ。よしよし、このPTに決めた」
「そいつはどうも。俺達の事は話したが、アリサ、お前の話は少しだ」
「これから教えていくわ。少しずつ話し合って、分かり合って、助け合って、時々喧嘩して、時々怒鳴り合って、分かち合えばよいのよ」
「了解だ。よろしくアリサ」
「うむ。良い言葉だ。よろしく頼む」
「中々気が合いそうだね。よろしゅう」
「よろしくね。レド、ウルカ、ヒリュウ」
■
そんな訳で加わったアリサを迎え、PTネームがRUH→RUHAとなる。
PTネームがRUHAかに異議が上り、フォーカードになる。
そんなアリサのスキル構成
武器スキル:長柄武器
防具スキル:布鎧。革鎧
魔法スキル:
補助スキル:両手持ち、剛力、調教才能、使役才能
生活スキル:調教、使役
生産スキル:調理。
装備一覧
武器:大鎌
防具:厚手のクローズ、ミニスカート、ヒールブーツ、インナー
このスキル構成と装備を知ったウルカ、ヒリュウはこのPTらしい構成だと納得した。特に紙装甲と、索敵、眼力などのレーダー系がない。
レドも納得の貧相な装備だ。これまでをプレイヤースキルのみで攻略してきたらしく、直ぐに装備を更新した。
武器:大鎌+1+(物・魔攻+)
防具:ブラウス+1+(物・魔防+)
:レザーブレストアーマー+1+(物・魔防+)
:レザーガンレッド+1+(物・魔防+)
:テールロングスカート+1+(物・魔防+)
:ロングブーツ&グリーブ+1+(物・魔防+)
:ロングコート+1+(物・魔防+)
■イーニャ・西側山林
四人になってからこのマップでエルダーをテイムする為に、集団を探す。
緊急ミッションの場所に来る、案の定、集団がいた。
「居た居たリーダーエルダーだ」
「えーと。なんか違うの?」
「エルダーの指揮官だ。リンク範囲も広く、召喚獣のエルダーと同じスキル構成だ。特にアーツ、スペルのクールタイム短縮の固有スキルアーツは強力な支援だ」
「おお!クールタイム短縮効果なんてすごいじゃない」
「ただ問題として、俺達の中にはテイム経験者がいない」
「・・だった」
「・・忘れていたね」
「しかし。安心しろ。すでにテイムを扱える味方を雇った」
「誰か先にいるの?」
「ああ。テイマーの知り合いだ」
煙が届く、その匂いの方向に顔を向ける面々は、キセルを吹かす片目を眼帯で覆った気だるそうな女性、大人の様な面持ちだが、少女のような雰囲気も兼ねる雰囲気を持つ不思議な女性プレイヤーだ。
「そっちの大鎌の子がテイマーか?」
男前の口調で話す女性に、ウルカは親近感を持つが、ヒリュウ、アリサは緊張したような雰囲気を醸し出す。
「ああ。よく来てくれた。紹介しよう、この緊急ミッションでひたすらボーナスアイテムを取るソロプレイヤーのリードだ」
「自己紹介はいい、ヒラメの紹介なら問題ない、それに弟子仲間もいるそうだな。そっちのドリアードを連れたがヒリュウだな兵器召喚士の」
「はい。その通りですが、弟子仲間と言う事はヒラメ師匠の?」
「そういうことだ。召喚獣は共に二体は連れている?」
「同じ同時召喚の」
「そういうことだ。同じデュアルサモンのユニークバッシグ持つ者だ」
「フレンド登録してもよいですか、その他の召喚士はヒラメ師匠が初めてで他の弟子も知りませんし」
「可愛い子だな。かまわんぞ」
「はい!」
リードとフレンド登録したヒリュウは色々と聞きたがったが今はアリサのテイムが優先した。
「さて、大鎌使い、テイムに対する知識の質問だ」
「ばっちこーい」
「問題其の1、テイムに使用するアイテムは」
「テイム用アイテムのエルダーの花」
「それは正しいが、半分間違いだ。答えはもう一つ、餌となるアイテムがいる」
「なるる。勉強になる」
「エルダーの場合は実を言うと二種類ある、そちらのレドが作る物だ」
「いやわかんないって」
「恐らく強化系のタバコ、お香の二つだ」
「その通りだ。そちらのレドが作らなければ途方もない苦労をする羽目になっただろう。特に召喚士はまだ良いが、テイマーには厳し過ぎた」
「タバコ?そのまさか喫煙?」
「単なる鎮静効果のある薬用タバコが元だ。それらから推測する様に毒物としての効果はない、タバコなら吸い込んだ物にその強化効果を与え、お香なら無秩序に効果を与える、その為にタバコが好まれ、お香の場合は大規模な戦闘に使用される。画期的な発明でもあるのだよ」
「へ~勉強になるわ」
「しかもだ。この二つの餌用アイテムには特性がある、定期的に与え続けると、特殊なガススキルを取得する、HP回復効果の癒しの香りだ」
「「お~」」
「何故レドが驚いているのだ?」
「いやテイムは持っていない、しかもそんな事があるとは知らなかった」
「まあいい。テイムは召喚獣と違い、一度に出せるのは一体のみだ。これは原則であり絶対ではない、またテイムエネミー、よくペットと呼ぶ者もいるが頼もしい仲間だと言えるだろう。助けられることも多い。そしてテイムエネミーのみ成長するのだ」
「「お~」」
「そんな奴が一次成長した。アロマだ」
呼び出されたエネミーが現れる。
成長したというエルダーは、ゴーレムの様に巨大化して2m位の人型だ。
「ぐ」
「よく来てくれたアロマ、暫く頼む」
「ぐ」
「なおもう何度目かわからないが、頑張ってみようと思う」
「ぐ!」
何やら会話が成立しているらしいことが不思議に感じるが、テイムエネミーをいつか取ってみようかなと思う者もいた。
緊急ミッションが発生し、ソロプレイヤーのリードもレドたちのPTに強制的に組み込まれる。同時にリードのテイムエネミーも同じく組み込まれた。
「ほんじゃあ。始めるか」
それぞれが武器を取る。
「まああれを使うぞ。【アンカー・シールド】」
ヘイト管理の盾アーツに、続けてもう一つ発動する。
「【護りの剣】」
味方全体に剣の紋章の盾が作られる。
これにエルダーたちは激高し、ヘイトがMaxまで上がる。
「その護りの剣はどんなアーツ効果なのだ?」
「一定ダメージまでダメージ緩和、攻撃を受けるたびにカウンターの攻撃が自動的に行われる。少なくても切り札と言えるほどのアーツスペルだ」
「アーツ・スペル?」
「アーツの直後にスペルを使うと取得できる技だ」
「ほう。それは面白そうな物だ」
「ちなみに拡散するべきかは会議中だ」
「ならもう少し検証した方が良い、特に格闘系の者なら大喜びだ。火力がないと嘆くものが多かったからな」
「コンボ職だからな」
「つまり武器スキルと魔法スキルの組み合わせだな、これは画期的だ」
「最初に発見したのはウルカ、ヒリュウの二人だ」
「なるほど、この場合は二人が考える事か、攻撃魔法スキルがないから意味はないが」
「武器は?」
「ライトクロスボウだ」
「つまりクロスボウか、防具は」
「服だ」
「非力火力に、紙装甲か魔法スキルはあるのだろ」
「召喚スキルがな」
「テイムは生活スキルだから、クロスボウ、布鎧、召喚、召喚才能、調教、使役の6個か」
「調教才能、使役才能、採取、栽培も加わるな」
リーフ
武器:クロスボウ
防具:布鎧
魔法:召喚
補助:召喚才能、調教才能、使役才能
生活:調教、使役、採取
生産:栽培
■
ノーマル級エルダー/19体
コマンダー級エルダー/1体
回避メインの忍法火力忍者のウルカは、エルダーの頭に飛び乗り、そこから足場になるエルダーの後間を飛び乗りながら、忍者刀で突き刺す。
同じ様に回避盾のレドも、エルダーの頭に飛び乗りながら、ロングソードで突き刺す。
二人とも回避系が得意の為に攻撃しては飛び移るを繰り返していた。
「いつ見ても身軽だなあ」
「スキルは持っているのか?」
「先輩、二人が持つわけないじゃないですか」
「せ、先輩?」
「ダメですか」
「いや是非、よろしく」
「はい。よろしくお願いします」
「あんたらね。何百合世界を作っているのよ」
「僕は同性愛者じゃないよ」
「私も同じく同性愛は苦手だ。あれは理解できない」
「まあそうだろうとは思うけど、あんた達二人はその筋の方々には好みらしい共通点があるわよ。カッコいいとか、ギャップが強いとか、男より女受けするわ」
「百合は嫌なのだ。なんで」
「まあそれは置いて、あっちの二人は嬉しそうにロデオをやっているわよ」
「あの二人だけで勝てそうな気がする」
「あ!なるほど、バリアアタックだ」
「あのアーツ・スペル?」
「攻撃を受けてもダメージは受けない、反撃を受けたとしても反撃の必要がない、理想的な盾の一つだね」
「それはいいけど、あたしのフォルストはどうなるの?」
「フォルスト?」
「そ。森林のドイツ語読み」
「へ~先行は外国語?」
「リアルネタは禁止、これは鉄則よ」
「もしかして今から手に入れる」
「ヒリュウ?」
「はい。訂正します。これから仲間になってもらうエネミーのエルダーですね」
「その通りよ。フォルストの名前に決定なのは確実なのよ。やっとのことエルダーが、ピン芸人の様なテイマーじゃないテイマー(笑)から脱出なのよ!」
召喚士であるヒリュウにも覚えのある言葉だ。
「分かりますよ。ええ。召喚獣の居ない召喚士と言うのは紙切れ一枚の札束よりたちが悪いですから、ボッチ召喚士とどれ程言われてたことか」
これにリートも深々と頷く。
「家族や仲間の居ないボッチテイマー、ボッチ召喚士、もう言わせない」
三人の共感から、百合百合な空間ではないのだが、互いに色々と話していた。
ロデオ、もしくは八艘跳びのように飛び跳ねて、ひたすら屠っていた。
■
「バカ三名、ちょっと話を聞こうか」
珍しくレドが怒っていた。
そこにウルカの拳が鋭く顎を撃ち抜く。
「仲間を怖がらせるな。後、召喚士、テイマーの三名の主力はわかっていると思うが、エネミーなのだ。そこはわかってやれ」
「全く、俺とウルカが戦っている間にお喋りに花を咲かせていただと、ふざけんなよ。まあ緊急ミッションのタイムボーナスロストだ」
「そう怒んない、でも実際のところはちょっとむかつくことだね?」
「まあそんなところだ。少し腹が立ったのだ。お前さんらは前衛の支援を行わず、何の役割を行わないで遊んでいたというのは納得がいかないぞ。片方は必至な戦闘、片方は紅茶を飲みながら森でのお茶会」
ウルカは気にしないらしいが、レドの怒りは三名にも伝わる。
確かに5名が戦闘中だった。
その中で二人は戦い、残る三名と一体は後方でお喋り。
納得がいく方が恐ろしく少なそうだ。
「すまん」
「ごめん」
「悪かった」
「ならばよし、それとテイムエネミーが一体いるぞ」
「(ツン属性)」
「(ツンデレね)」
「(相変らず面倒見がいいなあ)」
「レド」
「あ?」
「そういうのをツンデレと言うのだぞ」
「おいおい。ウルカその歳でそれはない」
「私は幼くないぞ」
「そういう事にしておこう。アリサあっちのだ」
■
テイムエネミーを迎い入れたアリサ、リーダー属性を持ち、通常のエルダーに比べれば能力は少々劣るが、固有スキルの森の恵みのアーツ【木香のコンツェルト】は珍しいクールタイム短縮効果だ。
五名でフレンド登録し、色々と有った緊急ミッションを終え、報酬を受け取るが、アリサが初めてに対し残りの4名の体験者なので、ノーダメージボーナスが入り、ドリアードの涙、エルダーの涙、エルダーの花も手に入る。
礼も兼ねリートに優先的なドロップアイテムを取ってもらうが、何度もやっているので余り過ぎて困っていた。そこにレドから提案があり、アイテムの買取を申し出る。ここら辺が気遣いの出来る方のレドだ。
ドロップアイテムを買い取り、残っていたアイテムなども買い取り、強化系のポーション、タバコ、お香も提供した。
そうやって別れた。
■
武器スキル:剣、片手剣Lv5→6。弩Lv10→11
防具スキル:布鎧、革鎧、金属鎧Lv3→4。盾Lv5→6
魔法スキル:付加Lv12→13
補助スキル:眼力、発見Lv3→4、索敵Lv10→11。魔法才能Lv12→13
予備スキル:採集、採掘、伐採、調合。