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2、某漫画で、描写されている被爆電車車内 (※ヒロシマ原爆)の描写について

2、某漫画で、描写されている被爆電車車内

 (※ヒロシマ原爆)の描写について


 次に、原爆漫画と言えば、とある“少年漫画”が、有名ですよね。その中で、主人公が、被爆電車で、休憩する為に立ち寄る場面が(えが)かれている。そこで、電車内の描写が在り、そこでも、吊り革を持ったままの姿勢で亡くなっている男性を描いたコマが在る。作者の体験談が、元ネタなので、偶然、その場に出食わしたとも考えられる。しかし、電車内は、死屍累累(ししるいるい)だろうから、休憩どころではないだろう。それに、悲惨な現場を目の当たりにしたら、私ならば、ショックで、記憶が、飛んでしまうかも知れない。仮に、作者が、記憶を頼りに描くとしても、表現を抑えるように描くのではないだろうか? 実際、目の当たりにしたら、描く事を拒絶すると思う。(※個人の見解です。) 先ず、現場に居たのなら、果たして、“正気”を保つ事が出来るだろうか? 凄惨過ぎて、“発狂”すると考えられる。それに、この“漫画”は、“事実”を踏まえた上でのフィクションであり、ドキュメンタリーである。一例を挙げるならば、父親達が、家の下敷きになって、炎に巻かれる場面が、フィクションだそうだ。作者は、その現場には立ち会って居ないとの事。実際は、母親から、その様を聞かされた話である。逆に、現場に立ち会って居たら、“事実”を描かなければならないので、あのような“迫力”は、出せなかったかも知れない。“想像”だから、辛い気持ちを上回って、描けた場面だと考えられる。話を元に戻して、電車へ乗り込んだのが、“事実”ならば、“地獄絵図”でしかない。恐らく、“遺体”を踏んだ描写も無いとおかしいと思う。吊り革を持ったままの“遺体”の状態を考えると、逃げる間も無いだろうからだ。死屍累累(ししるいるい)と、足の踏み場など無いと思うのだが…。(※個人の想像です。)

 結論を申しますと、作者は、投下直後の電車内には入っては居ないが、電車内の様子を知り得る情報または資料を入手して、描かれたと考えられる。場面の描写からして、“写真”を取り寄せられたかと思う。車内を描いた絵も、存在するだろうが、立ったままの“遺体”という大まかな情報しか得られないだろうからだ。それに、唯一無二の代物だろうから、取り寄せるのは、ほぼ、不可能かと考えられる。(※個人の想像です。) 写真ならば、事細かな描写からすれば、納得が出来るからだ。(※個人の見解です。)なので、私の憶測だが、電車内の描写は、“写真”が、有力候補である。

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