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ナノマシンはご飯がお好き。〜あと少しで世界を滅ぼせそうだったんですが、異世界で人間の世話をする事になりました〜  作者: チャールスJ
第2章

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30話 話し合い。話し合い。話し合い。

仲の良い友人に、『名前を少し借りて、小説書いてるから。』とカミングアウトしました。ここの事は秘密ですが(笑)

 ランバルトとの一方的な殴り合い(話し合い)はスムーズであった。この世界の攻撃に対して絶対無効。神様同士の攻撃に当たる行為禁止。そんな痛みのない世界で生きていた神様達にとって『痛み』はインパクトがあるようだ。


 ユーイチはランバルトを殴り倒すと、馬乗りになって殴り続ける(話し合い)を続ける。相手が気絶したら、優しく起こしてから改めて殴り続ける(話し合い)を続ける。

 それを何回か繰り返していると、途中からヤンキー口調や暴言が無くなっていたので良かった。子供達に悪影響だからね。


「ユーイチさん。やり過ぎかと。子供達には途中から見せていませんので。」


 近くで見ていたマモリちゃんから苦情が入る。


「いや、創造神様からの依頼だからちゃんとやらないとさ。」


「いやいや。まさか神様相手にいくら私が許可を出したとは言え、そこまでやるとは思わなかったよ。大したもんだ。そこいらで反省してるか様子を見ようかねぇ。」


 創造神様は楽しそうに笑って答えている。気絶する度にランバルトの怪我が完治していたのは、創造神様が回復してたんですよね?折れた鼻が元に戻るんですもん。

 そして毎回、確認で創造神様を見つめていたが、気にせずニコニコしてましたよね?と思うユーイチ。それには返事をしない創造神様。


「まぁこれで良いですか?私も暴力は好きじゃないので。」


 リリア、マモリちゃんの2人が疑わしそうに見つめてくる。嘘は言ってないぞ?


「お母さん、本当にごめんなさい!僕が悪かったんです!!」


 何回か気絶する前に謝ってたけど、今回も謝っているので本当だろう。美少女がパラソルの下でドリンク片手にヤンキーを叱っている。そして熱い日差しの中、白い砂浜で正座をするヤンキー。いやランバルト。

 ヤンキーなのにイケメンとか腹が立つよな。モテそうだし。もう少し殴っていても良かったんじゃないだろうか?と考えるユーイチ。


「アンタはリリアちゃんが居るんだから、やきもちなんて焼くんじゃないよ!全く。リリアちゃんからも、男女の仲を勉強しておかないと、ストレスが溜まってろくでもない事になるから、頑張るんだよ!」


 そんな会話をしていると、久しぶりの筋肉ムキムキ(タナティウス)が笑いながら何処からか現れる。


「ようユーイチ!久しぶりだな。相変わらず神を殴ってたみたいだな。」


 何故広まってる?と思っていると、創造神様も笑顔で答える。


「そりゃ私が居て、皆に伝えていたから知ってるに決まってるさ。あんまり神が多くいても子供達が困るだろう?

 さぁ皆知ったと思うが、リリアの旦那は神を傷付けれる存在だが、契約はして無差別に襲い掛からない様にしているから安心おし。

 反撃や抵抗は許してるんだから、ビビって手を出すんじゃないよ!」


 極道の姐さんのような口調で青空に向かい声を上げる。きっと何人か見ていたんだろうなぁ。ユーイチはそんな事を考えつつ、タナティウスに尋ねる。


「こちらにも神様は何人もいるんですか?」


「まぁ大勢いるさ。皆がお袋の子供達さ。」


 そんな話しをしていると、離れた所で砂遊びをしていた子供達が戻って来た。レオン君は走ってきて膝に抱きつく。


「ユーイチにいちゃんおわった?海ってすごいね!しょっぱいんだよ!土じゃなくて、すなってすごいね!」


 元気が溢れ出してそうな笑顔で、レオン君はユーイチに教えてくれる。


「そうか!海を楽しんだんだね。後で遊べたら一緒に遊ぼうか。」


「うん!」


 するとメルちゃんも走って来ると、レオン君に伝える。


「また後で、すなのしろを作ろうぜ!ナノ君に色々教えてもらったんだ。海ってくさいのな!」


 笑いながらメルちゃんは、海を臭いと言っている。慣れてないと潮の匂いは違和感あるよね。と思うユーイチ。レオン君も『くさいよね!』と笑顔で言っている。

 そんな会話をしていると、後から双子ちゃんと手を繋ぎながら、ミリィちゃんとナノ君が戻って来る。


「2人ともいきなり走ったら危ないでしょ。転んで怪我するから、気を付けないと。」


「大丈夫。砂だから転んでも。ほとんど痛くない。」


 確かにこの辺りの砂はゴミとか落ちていない状態なので、転んでも痛くなさそうだ。


「ユーイチの記憶から、遊び方を色々教わった。」


「さてみんな。こちらはタナティウス。俺の友達で神様だから挨拶しなさい。」


 子供達は慌てて挨拶をするが、タナティウスは笑いながら答える。


「ユーイチとメリスリリアの家族だろ?堅苦しい話し方は無しで行こう。俺はタナティウス。みんな宜しくな。」


 ニカッと笑いながら、タナティウスはポージングをとり、筋肉をピクピク動かしている。キモい。もしかしてと思い、タナティウスに尋ねる。


「タナティウス。もしかしてその挨拶ってクリュメシェから聞いたのか?」


「ん?あぁ。向こうの世界の筋肉を愛する人達のポーズらしいな。騙されないように現地の動画も見せて貰ったから間違いじゃないぞ。」


 ユーイチは、頭を抱えて蹲る。クリュメシェは何しやがってるんだ!?こちらの世界の神々を汚染しているのか?と思うと、創造神様が答える。


「アンタ達、まだ知らなかったのかい?いつも言ってるじゃないか。ちゃんと調べる時は裏を確認しなさいって。アイツは詐欺神(さぎしん)だよ?アイツの言葉は全て嘘じゃなくて、騙したりするから1番は話しを聞かない事さね。」


 なんだよそれ!詐欺師が進化したっていうのか?ポケモ○かよ!と思うユーイチ。そして驚愕するタナティウス。


「な、なんだと!?それじゃこの挨拶はダメなのか!?」


「一部特定の筋肉を持っている方々なら喜ぶんじゃないか?普通の人だとドン引きするレベルだから、辞めた方が良いな。」


 1人ショックを受けているが、そんな会話をしていると、創造神様が答える。


「いつまでも聞いたら、ちゃんと答えてくれる神様ばかりじゃないと言って育ててるんだけど、甘ちゃんが多くて困るねぇ。

 まぁそのせいで婿さんがこっちに飛ばされちまったから、そこはリリアちゃんにとっては良かったんだね。」


 ニヤニヤする美少女。見た目が美少女なのにおばさんっぽいな。と思ってしまったユーイチ。


「ほう。創造神をおばさん呼ばわりするのは大したもんだ。」


 ヤベッと思ったが、思考までは変えられないので開き直る事にしたユーイチ。


「それは仕方がないですよ。自分の周りでも子供の恋愛事情を弄る親が居ましたし、そこは母親だから反応は仕方がないです。

 まぁ見た目が美少女なので違和感が有りますが、神様ですからそのうち慣れれば良いなと思っています。」


 すると創造神様は怒るわけでもなく、笑いながら答える。


「そりゃ確かに母親だから、子供の恋愛に関して楽しむ権利はあるさ。それならおばさんも納得さ。今回の子供の教育を手伝って貰った件もあるし、褒美は何がいい?言ってごらん。創造神だから大抵の願いは聞けるよ(・・・・)。」


「さっきも伝えた通り、創造神様をお義母さんと呼ばせて貰いたい位ですね。あ、そろそろ食事の時間なんで子供達に食事を取らせたいです。良かったら一緒に食べませんか?」


 特に考えずに伝えるユーイチ。別に褒美とか要らないし。

 すると、創造神様はキョトンとした顔をした後、腹を抱えて笑い出す。一頻り笑った後に涙を手で拭いながらリリアに伝える。


「リリアちゃん。良い旦那を見つけたね。面白いわ。この人間、いやユーイチは面白いわ。良いでしょう。

『創造神の名において、世界に命ずる。大村雄一を私の義息として認知する事を宣言する。』ほら、これでお母さんよ。」


 ヤバい。なんかまたやっちまったか?と思うユーイチ。焦ってリリアを見ると、リリアも焦った表情でユーイチを見つめてる。


「不味いわ。ユーイチ。貴方、神様になっちゃったわよ。」


 ユーイチは無言で砂に倒れ込み、転がりながら奇声を上げる。

 数分後、落ち着いたのか止まると砂を払って立ち上がる。


「お義母さん!神の座なんて望んでないですし、リリアのお義母さんと呼びたいだけなんです!撤回とか出来ませんか!?」


 思わず叫んで伝えると、タナティウスやランバルトは驚愕した表情で見つめてくるし、リリアが焦って伝えて来る。


ユーイチ(馬鹿)!創造神である母に逆らうのは駄目よ!」


「いやいや、お義母さん呼びが認められたんだし、遠慮してたら家族じゃないだろ?言いたい事はちゃんと言って話し合わないと家族じゃないし。」


「でも!だからって!駄目なモノは駄目よ!!」


「別に創造神様に反逆するとか、そんな事じゃなくて、リリアのお母さんに『いきなり変な事を世界にばら撒いて伝えないでください!訂正してください!』とお願いしてるだけだし。」


 リリアと揉めていると、お義母さんは微笑しながらリリアに伝える。


「確かにリリアちゃん達は堅いのよね。ユーイチ位柔らかくなって良いのよ?柔軟に判断して、神の権限のまま生きてると、またクリュメシェに騙されるわよ?

 クリュメシェ(アレ)柔軟性(ソコ)を鍛える為の練習材料として放置してたんだから、頑張って心身共に鍛えなさい。

 あと、今の判断は創造神としての判断でもあるから、訂正は駄目ね。ユーイチは義理の息子なんだし、今のままで良いのよ。神具みたいなモノなんだし、神になっても問題無いわよ。

 これで私陣営だから、クリュメシェ辺りの異世界から何か誘われても断って良いからね。」


 何か地球側の神様からお誘いが来るレベルの様だ。それを防止する為、神様に祭り上げられたっぽいな。

 つい考えてしまうと、お義母さんはニコッと笑いながら人差し指を唇に当てている。内緒のようだ。


「まぁそれなら諦めます。今まで通り、村で暮らして子供達と過ごしていても良いんですよね?」


「それは構わないわ。ユーイチの過ごそうと思った通りに過ごしなさい。あ、神と言っても今の所は役職とか無いから安心しなさい。クリュメシェに騙されて変になった子供が居たら、またお説教の手伝いをして貰う位だから。」


 どんだけクリュメシェの被害者が居るんだ?と思いつつ子供達と過ごせるなら、実害は無いしいいか。と思うユーイチ。子供達を見つめると、しゃがんで伝える。


「まぁ、聞いた通り神様になったらしいけど、俺はお前達の家族で、兄ちゃんに変わりはない。いつも通りで楽しく過ごそう。」


 するとラルファ君が元気よく笑顔で答える。


「にいちゃ!おなかへったぁ!」


「わたちも!」


「ぼくも!」


 レミリアちゃんとレオン君もお腹が減った事を伝える。


「そうですね。海と言ったら焼きそば。ラーメン。フランクフルト。かき氷。などでしょうか?食事を出せないのですが、リリアさんお願いしても良いですか?」


「僕働けないんだ。残念。」


 マモリちゃん、ナノ君は安定の判断だ。うん。ミリィちゃんとメルちゃんは表情が固くなっているので、柔らかくする為にくすぐる(笑わせてみよう)

 バタバタしているが、笑い合ってるのが家族だ。レオン君達もミリィちゃんをくすぐり始めている。創造神(お義母さん)達を放置しつつ、家族団欒するユーイチなのであった。

最近、書いてるのがファンタジーなのか、恋愛なのか、ジャンルが判らなくなっているチャールスJです。

せっかく書きてるし、見て貰えると嬉しいから、タイトルもちょこっと変えてみました。良いタイトルが思い浮かばないので、アドバイスあったらメッセージお願いします。読んでから写真撮るくらい喜んで楽しく読みますので( ^ω^ )


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