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電話脳化

「おいおい!」


「なんじゃ?」


「いやいや、おかしいだろ!!」


「何をいっておる!脳に機械を埋め込むのなんぞ皆やってるじゃろ!」


「タンサ様、この時代では、まだ一般的では無いのですよ」


「そうだ!そんな事やってるのはアニメとか映画の中だけだ!」


「まあ、実際には既にそう言った存在も居るには居るようですが…まあ、それは置いといて。たしかに洋一様の仰る通りかと」


ハッキングに続いて、また何か聞きたく無いことを聞いてしまったが、それどころじゃない!


「直ぐに外してくれ!」


「申し訳ありません…今、外しますと75%以上の確率で脳に影響が出て、後遺症が残る可能性があります」


「そんな…」


「ですが、半年ほど待てば脳が回復して取り外しても大丈夫になる様に調整しております」


「それまではご不便をおかけしますが我慢して下さい」


まあ、でも半年で治るんなら良いかな?


それに俺もオタクの端くれだ…電脳化って何か凄い機能とか付いてて色々と能力が備わるとか…悪くはないな!


「それで、その、何か機能とか付いているのか?」


「もちろんじゃ!」


「それはいったい?」


「そうですね。電話機能ですね」


「え?」


「いちいちスマホを触らなくても電話出来るんじゃぞ!」


微妙だな…だが便利は便利だ確かにな。


「あっ!でもネットとか出来れば…」


「すみません、その機能は付けてないんです。何分急いでいましたので…」


ネットが出来ればカンニングして難しい資格とかの試験受けてって思ったのだが…


「でも大丈夫じゃ!お主が強く願えば!」


「願えば?」何か能力が発動するのか!?


「私と人造人間107号改に思いが伝わる」


「それ電話機能と変わらんね!」


「ええ、ですが緊急の場合とかもあるかも知れませんしね。大怪我をしたばかりですから」


まあ、たしかに、それもそうだな…

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