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蘇生魔術と空間管理者たち  作者: なー
最終決戦
24/33

休憩・根鈴の決意の吐露

法術師連合の攻略部隊に通達。

「周辺は落ち着いた。来てくれ」


自分たちがこの空間にやってきたのと同じ位置に攻略部隊が続々と転移してくるのを横目に

「このタイミングでお迎えでよかったのでは……?」

とこちらに恨みがましい目を向けてくる根鈴。

「え?あの空気で?

黒羽を救いたいんです!の後に元の空間にいてもやることないでしょ」

「それはそうですけど」


実際にはこの子を抱えて黒羽と戦闘する予行演習ができたので別にいいかな?

と思いつつ空間維持の術式を展開。


その最中。

「わー……」

と声をあげたのは近くにいる根鈴。

攻略部隊vs橋明たちの戦闘が始まったが俺たち二人は休憩だ。


掛け声が無線で聞こえる。

(楽しそうだな?)

攻略部隊の一人に何となく読心してみたらすごい快楽物質出てたし。

◇◇



遠方では華やかな宇宙戦争が繰り広げられている。

俺たちがさっきまで繰り広げていた戦闘とは全く異なる多対多戦闘。


おそらく黒羽との戦闘も、さっきの戦闘と似たものになる。

いや。それは違うか。

その相違点となるであろう、根鈴に声をかける。


「さて、気分はどうだ?」


休憩がてら、根鈴に問いかける。


「えっと、私が今ここにいる理由ってなんだろうって思ってます……」


仕方ない。

戦闘についていけていない無力感、

認識する前に死亡する可能性への恐怖。


序盤からこの子を戦闘に巻き込むのは想定していなかったというと嘘になる。

とはいえ恨まれているかもな?


「それでも」

うん?


「だからこそ自分が黒羽を止めないといけない。

私はそう思います」


……。

こぶしを握り締めて、震えを押し殺して目の前の少女が決意を表す。


──この子の意思に応えよう。


「ああ。説得の可能性が一番高いのは根鈴だ。

黒羽と相まみえるところまで連れて行くのは任せろ。

説得は頼むぞ」


「──はい!」


さて、自己暗示じみた儀式で決意を新たにしたところで。

休憩は終わりだ。

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