覚悟
第3話
越前蟹 「やっ…止めてくれぇぇぇ…」
シャコ 「ダメだねぇ♪」
越前蟹 「お願いだ!もう許してくれぇぇ…」
シャコ 「軍を引かせな! 全軍の撤退を見たら解放してあ・げ・る♥ それまであんたが生きてたらねww」
越前蟹 「わかった! 『全軍撤退!我らの敗北だ、だから…救けてくれぇぇ…』」
既に間近に迫っていた蟹兵達に越前蟹の断末魔の叫びが響いた
蟹兵 「てっ…撤退!撤退だぁ!」
オペレーター「敵戦力の撤退を確認!市街地より後退していきます!」
会長 「よし、教師各員に通達!距離900迄追撃の後撤収せよ!最後まで気を抜くなよ!」
オペレーター「了解!教師各員へ通達…」
会長 「まさか市街地への侵入をこうも簡単に許すとはな…防衛ラインの見直しを図らねばならんか?…」
シャコ 「さぁて♪お仲間も逃げて、あんた一人…まだ生きてるかい♪?」
越前蟹 「・・・・・・・・・・・・・・」
シャコ 「ん?気を失っちまったのかい?つまんないねぇ」
車 「シャコ!もう良いそこまでだ、殺すな!」
シャコ 「...(´З`)チェッつまんないの…」
車 「パイロットを捕獲・拘束して帰投しろ、そいつにはまだ聞きたい事がある。」
シャコ 「しょうがないねぇ…『生徒会副会長から職員室へ、これより捕虜を連行する生活指導室を空けておいてくれ。』
( ´Д`)=3 フゥ」
オペレーター「了解しました、温かいレモンティーを用意してお待ちします。」
シャコ 「ありがとっ♪」
戦闘は終了した、市街地に多くの被害が出たものの死傷者は無く防衛に成功した
オペレーター「敵戦力距離900を突破、教師各員は帰投して下さい。」
会長 「うむ、戦闘終了!非常事態宣言を解除!用務員は総員市街地の復旧にあたれ!」
オペレーター「了解!学院職員へ伝達コードグリーン、用務員は総員市街地の復旧にあたられたし。」
ウゥゥゥー!(サイレンの音)
(地域住民の皆様、こちらは日本海学院放送部です。只今非常事態宣言が解除されました。
市街地の一部に被害がある模様です、
用務員が復旧活動を行なっておりますので当該地域へお戻りの皆様は職員の誘導に従ってくださいますよう
お願い申し上げます。繰り返します、こちらは・・・・・・・・)
白 「勝った??さくらっ?大丈夫?(光は消えたケドあれは一体何だったんだ?)」
桜 「うぅぅぅぅ…なんなのよ━━━━!!」
戦闘の傷跡を残しながらも街の人々は早々に普段の生活へと戻っていった。
翌朝
白 「よし、わかったぞ。出来る様になった…」
コンコン…(ノックの音)
白 「はいっ起きてるよ」
桜 「しろ…」
白 「さくらっ!大丈夫だったか?昨日は大変だったから眠れ無かったんぢゃない?」
桜 「うん…」
ピカっ!!!!!!!!!
白 「うわっ!眩しい!」
桜 「どう?私自由に光出せる様になったよwってあれっ(メ・ん・)?何処行った?」
白 「ここだよ、僕も自由に消えれる様になったんだwそれより眩しいから消してくれwww」
桜 「あぁゴメンwそれより、まさかあんたも寝てないの?」
白 「あんたもって…さくらも一晩中練習してたの?」
桜 「うんっw」
白 「うわっ!!もうこんな時間!早く学校行かなきゃ!」
桜 「だねっ♪」
通学路
白 「しかし、ビックリしただろ?大丈夫だった?」
桜 「そりゃぁビックリしたわよ!蟹に襲われたなんて初めてだし!殺されかけたんだから!!」
白 「だよなぁ…」
桜 「でも…あの後何事も無かった様に掃除をしたり買物をしたりしてる街の人達を見てたら
なんか、あぁこんな事が日常に在るんだって思って。いきなりで戸惑ったし、私なんかが何か出来るかわからないケド
一応能力えびになったみたいだし…皆に役立つ事が何か出来るかも?って…」
白 「そうだね…本当にそうだね…さくらは強いね(´;ω;`)」
桜 「しろは泣き虫だねwあの時はチョットかっこ良かったのにwww」
白 「僕にも能力があった…僕も大した事は出来ないかもしれないケド街の皆を守りたい!」
888888888888(拍手)
シャコ 「素晴らしいです♪お嬢さん方。」
車 「冷やかすな!」
シャコ 「(´-ω-`)」
車 「君達を待っていた、昨日の事は余り褒められた事じゃ無い。充分な装備も無しに敵に挑む事は勇気では無く
無謀だ。しかし、その無謀さによって守られたものがあった事は確かだ。学院を代表して礼を言う、ありがとう。」
会長 「学院の代表はワシぢゃがのぅ?」
サワサワ♪
桜 「ぎぃえrtyhbjjk、!!!!」
バキ!ゴス!ピカッ━━━━!!
白 「さくらっ!眩しいっ!眩しいよっ!」
シャコ 「眩しいお嬢さん、その位で勘弁してあげなさい♪」
車 「シャコ…何故お前だけサングラスをかけている?」
シャコ 「(ノ●∀●*)備えあればってね♪」
車 「お爺様、話が拗れますからじっとしていて下さい。」
会長 「・・・・・・・」
車 「さて、冗談はさておき。君達、先程の決意に嘘や迷いは無いか?」
桜 「ハァハァ…ないわ!こういうエロじじいの魔の手からも街を守らないと!」
白 「(;・∀・A 。迷いはありますケド、気持ちに嘘はありません。」
シャコ 「素直ないい子達だよ♪」
車 「そうか、では!君達を当学院の生徒会に招集する!」
白・桜 「えぇ!(;゜Д゜)!」
車 「先程も言ったが、何の装備も無しに蟹に挑むなど無謀だ。勇気だけでは
蟹には勝てない、勇気ある者には勇気に見合った力が必要だ。」
シャコ 「私達と一緒にこの街を守りましょう♪」
会長 「今回の襲撃が一点突破の電撃戦であったとしても、ここまで外敵を近づけたのは10年ぶりぢゃ」
車 「だからこそ我ら生徒会にも新たな力が必要だ、10年前の惨劇を繰り返さない為にも私達に力を貸して欲しい。」
桜 「10年前?」
白 「・・・・・・・」
車 「知らないのか?これだから無知は…いや失礼した、君は引越して来たんだったね。説明しよう。」
車 「君も知ってのとうり、この街は蟹に狙われている。いや、正確にはこの街にある『命の木』が狙われている。」
桜 「命の木?ってなんですか?」
車 「君は本当に何も知らないんだな…」
桜 「すいません(´・ω・`)」
車 「命の木とは正確には木では無く水質浄化変換機だ、形が木の枝に似ている事から木と呼ばれている。
誰がどんな目的で造った物かはわからないが、その機能によって古来より海の汚染を浄化してきた物だ。」
会長 「この街は元々命の木とそれを扱う伝承者を護る為に出来た街ぢゃった。」
車 「しかし、10年前のあの日悲劇は起きた。命の木を金儲けに使おうとした奴らが武力で侵攻してきたんだ。」
会長 「当時まだ若かった車の父や、そこにいる白えび君の父上達が必死に戦い奴らを退けたのぢゃが…」
白 「父さんは帰って来ませんでした…」
会長「うむ、命の木の力を開放して敵を退けはしたが暴走した木の力を抑える為に一人で残った白えび君の父上は
姿を消したんぢゃ…」
車 「そして、街にも多くの被害が出た。今後どのような事態からも命の木を護る為にお爺様がこの学園都市を
作られたのだ。」
桜 「それが10年前の惨劇?おじさんが居なくなった理由?」
白 「そうだよ、でも父さんは死んだと決まった訳じゃ無い。何処かで生きてるかもしれない…」
車 「可能性は極めて高い。何故なら命の木の制御が出来るのは伝承者のみだが、木は今も正常に浄化を続けている。
これは伝承者の意思が生きている証だ。」
会長 「何にせよ、蟹族が狙って来ている事は明らかぢゃ。それに、近年蟹の戦力が強大化しておる事もあって
我々にも強い力が必要になってきたのぢゃ。」
車 「そこで、君達のように特殊な力に目覚めた『能力えび』達を集め外敵よりこの学院を守るための組織『甲殻生徒会』
が生まれたんだよ。今回は君達の足止めで、なんとか被害は最小で済んだが今後私とシャコだけでは防ぎきれない事態も
出て来るだろう。だからこそ君達の力を貸して欲しい!」
白 「やります…やりますよ!父さんが守ったこの街は僕が守って見せますよ!」
桜 「しろ…」
車 「よし!ならば君達に守るための力を与える、この生徒会バッチを受取り今日から生徒会の一員として共に戦おう。」
シャコ 「宜しくね♪」
桜 「(〃▽〃)はっハイッ///」
会長 「うむ、宜しく頼んだぞ。 時にお前達、今日は休校ぢゃがなんで学校へ来たんぢゃ?」
白・桜 「えっ(´Д`)??」
続く…