一区切り
久しぶりの更新過ぎて内容わからない方が多いと思います。
すいません。
「白崎···」
そう言って俺はキッと白崎をみた。
すると白崎は、ふふ···と不敵に笑ってこう言った。
「早戸クン、もしかして怒っているのかしら?」
!
俺はその予想外の発言に面食らった。
「お前···それ、本気で言ってんのか···?」
「ええ、勿論よ。ワタシはいつだって本気よ」
そういって、制服のプリーツスカートからカッターナイフをちらつかせる。
まるで、今すぐ殺すことも出来るのよと言わんばかりに。
「全てアナタの為」
ー俺は頼んでない。
言葉になる前に間髪入れず目の前の白崎が喋り続ける。
「今日はあのクズ、いえ前田クンの話があるのでしょう?」
「そうだ」
「···我慢ならないわね」
白崎が、きゅっと爪を噛む音がした。
「アナタの目の前からいなくなればどうにかなると思っていたのに」
「アナタの頭の中はあの生ゴミ野郎のことばかり」
「いっそのことアナタの頭を開けてワタシで満たしてしまおうかしら···?」
ー悪寒がした。
「やっぱりあの時イかして帰したのが失敗だったわね···」
「···お前っ、前田に一体何をしたんだ···!」
「あらあら。 青筋たてて怒っちゃってどうしたの」
白崎が嘲笑する。
「褒めて欲しいくらいなのに。だってワタシ、殺してないわよ」
ー歪んでいる。やっぱりコイツは病んでいやがる···。
見た目は普通の少女でも、中身はぶっ飛んでいるんだ。
「もう、限界なんだよ···! 俺の平和な日常を返してくれよ···! 俺はお前の顔も見たくない···っ」
いっぱいいっぱいの俺の気持ち。少し言い過ぎなくらいがちょうどいいんだ。
「そう」
白崎は一言だけ呟いて俺の前から去って行ってしまった。
:
しばらくして、俺は白崎の置き手紙で親の仕事の都合でアメリカへ留学したことを知ることになる。
俺は、誰かの視線を感じることも、日々に恐怖を感じることもなくなった。
お久し振りです。。。(-_-;)
白崎さん行ってしまったね!
どうなるんだろうね!
置き手紙については次回触れます(·_·;)
あ、前田くんの家に杏といくのも次回っす!