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俺の朝と妹

―次の日




「…ん。…−ちゃ…ん。−お兄ちゃん!」


……。

「あれ、あかり。起こしに来てくれたのか…ふぁ〜」

疲労感から抜け出せていないのかなかなか、起き上がれない。

しかも…なんか、体が重い。

不自然な重さを感じる…!


「ちょっと…あかり?なんで上に乗ってるんだ?」

起き上がれないと思ったら、俺の上には妹のあかりが覆いかぶさるようにしていた。

「…うるさい。お兄ちゃんったら、最近浮気してるでしょ!」

「へ?…浮気?」

あかりは、困ったことに重度のブラコンなのだ。


「お兄ちゃんと結婚するのは、あかりだからね!」

…中学生にもなって、まだここまで兄離れできない妹がいるだろうか…。

しかも…。

やばい、やばいぞ。この角度からだと…。ブラジャーが…!

「黒…」

「……?」

とにかく、遅刻してはいけないので、俺はそこから抜け出した。

「あかり、急がないと遅刻するぞ…?」



「…っ!…もぅ、何にもわかってないんだから…」



あかりが、何かを言った気がしたが、今はそれどころではなかった。


俺は、ささっと制服に着替えると、家を飛び出した。


家を出ると…


―何だろう。


視線を感じる。


「…前田?」


「……」


返事がない。


……。


―って、こんなことをしてる場合じゃないか。

何か気になるけど、今はいいや。



俺は、変に胸騒ぎがしたけど、とりあえず学校へと走った。



だいぶ、構想が出来てきた、気がします!

これからも、ちょいちょい

更新しにきます!

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