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どきっ!不審者の正体


俺は、いや…俺たちは馬鹿だった!


そう、一週間は俺たちの学級が休みだったんだっ!!!!!


“関係者以外立ち入り禁止”(みるく先生が書いたのか、実際はひらがなだった)


「えと、白崎、さん?」


「ワタシタチ、まんまと騙されたわけね…やるじゃない」


いや、騙されたわけじゃ…。


「ちっ…。仕方がないわね…」


舌打ちしたっ!

黙っていれば美少女な白崎……勿体無いよ、お前。


「でも、どうすんだ?帰る?」


「う…」


「それとも、せっかくだから、どっか寄ってく?」


「! ほんと?行く行く!」


――単純な奴だ。



「ちょーっと待ったぁああああ!」





「よし、行こうか」


「そうね」


謎の雄たけびを無視して俺たちは歩きだした。



ドダダダダダダ



凄い足音だ。


「ちょっとぉ、早戸! 無視してんじゃないわよっ!!!」


「! 杏……」


クラスメートのきょうだった。


「あら、杏サン。奇遇ね」


そこで、俺はハッ…となった。


「まさか……!」


ごくり、と唾をのむ。


「…?」


「お前も間違えて登校してき――ぶべらっ?!」


蹴られた。


「違うわよ、馬鹿!私は生徒会役員っ!!!!!今日も仕事よっ!」


む……痛い。

蹴られた太ももあたりを押さえる。


「はいはい、そーですか。生徒会役員様はご苦労なことで」


「……いちいち癇に障るわね、アンタ」


半目で睨まれた。


「そーだ、早戸!ビックニュースよ! あの、不審者の正体!!!!!」


「ほぅ…」


「それは、ワタシも気になるわね」


今まで黙っていた白崎が口をはさんだ。


「実はね、凄く言いづらいんだけど、ここだけの話……」


「うん……」


「何と、校長先生だったらしいの!!!!!」


「はぁ?!」


白崎も、苦笑いしている。


「奥さんが家出したそうでね、何か探してるらしいのよ」


――うわー。なにこのオチ。

何にも落ちねーよー。


「ま、そういうことだから、じゃーね!」


それだけ言うと、杏は去って行った。



「えと、どーしよっか、早戸クン」


「……あ、そーだな…」


その後結局、なんとも居た堪れない気持ちになった俺たちは、

近くの喫茶店に行って、すぐ帰ることにしたのだった。


ふぅ…。

だいぶ進んだじぇ…;


そろそろ高校受験な私。可愛そうな、私。

決してリア充とは言えない、私……!


あ、愚痴ってすみません。

ちなみに、前回の募集は、一生続きますんで★よろー(ry

ではーノシ

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