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数日間の記憶


家を出て、駅の方面に歩いていた俺は思い出した。


――確か、先生が見回りしてるんだっけ。

極力、あのみるく先生に会うのは避けたいところだ…。



しばらく歩くと、駅の灯りがぼんやりと見えてきた。

目的地の、駅の隣に併設されているスーパーは何でも揃うとの評判だ。


「・・・・・・・・・」


「あれー?幻覚が見えるー」


俺は、大変なものを見てしまった。

そこには、いたんだ。

間違いなく、本物げんじつだ。


「お前……何でこんなとこにいるんだよ…。おい、前田まえだ!!!!!」



大声で叫んだ瞬間、目が合った。


ふいっ


あいつはこっちの気も知らないで、俺を無視した。

まるで、俺なんか知らないかのような眼で。


「待てよ!――くそっ、無視すんじゃねぇ…っ」


まだ、日が沈みかけの駅は人が少ない。

おかげで見失うことはなさそうだ。


俺は走った。

そして、追いついた。


「なぁ、どうしてだよ?なんで、学校に来ないんだ!てっきり俺、俺…。お前が死ん――」


「……えっと、なんですか?」


前田はきょとん、とした。


「お前、何言ってんだよ…」

「あの、人違いじゃないですか?」


“――目の前にいるのに、ここにはいない。”

こいつは、間違いなく前田。

でも、違った。


あの頃には、もう戻れないんだな、と感じた。




俺は、取り戻す。




あの頃の、前田を。




あの頃の、平和を。




――あの頃の、俺たち、俺自身を。




次の日俺は、前田の家を訪ねることにした。


「あ、早戸です」


玄関に現れたのは、前田の母親、かえでさんだった。

少し前より、相当老けて見えた。


「あら、早戸君…。久しぶりね。あー、ごめんなさいね。あの子ったら部屋から出てこないのよ」


少し前なら、「流行の最先端ひっきー」だということをカミングアウトされても笑えた。

――しかし、今は状況が違う。


「それ以外で、おかしいとこはありませんか?記憶喪失とか」


いきなりこんなことを言われて、楓さんは一瞬驚いた顔をしたが、

すぐに答えてくれた。


「家出した数日間の記憶と関わること――人のことを全く覚えてないらしいのよ」


それが、答えだった――。




死んだはずの前田復活…!

過去の亡霊、改めM田に早戸はどうたちむかうのか!

乞うご期t…ぶべらっ。


すいません。なんか、ふざけてました。


また、読んでいただけると嬉しいな★とか

作者はデれてみます(末期なようです


ではでわノシ

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