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病みモードで地獄行き?いえいえ天国です★

健全が取り柄な小説です(ry

ちなみに、今回はタイトル特に、関係ないです。

いつもすいません。


「本当の、清算…だと?」


「ええ」

白崎は、不敵な笑みを浮かべる。


「清算は、早戸クンだけじゃ、始まらないでしょ?この屑どもが、また、いつ早戸クンに近づいてくるかと思うと、心配で……。一睡も出来ないの」


「ま、待て。落ち着け!俺に近づくだって?心配ねぇよ!お前は、俺のことが好きだからって、過信してんだ!自分で言うのも難だが、俺は…もてない!!!!!」


こんな状況の中でだが、俺はきっと、今顔が赤いだろう……ぐあ…恥ずかし…。


「まぁ、確かに早戸クンはもてないわ」


――酷い!!!酷過ぎる!!!何なんだ、この仕打ちはっ!


「――けど、彼等はあなたを好いている。あなたを私が、愛してるからこそわかるのよ」


「白崎……」

そんな、白崎を可愛く感じてしまった俺も又、異常なのかもしれない。



「…2人とも!そんなところで、何…ノロケてんのよ……!」



杏が普段の威勢こそなかったが、喧嘩腰で突っかかってきた。


「あれ?杏サン…まだいらしたんですか?」


「…っ!何よ、その態度!あ、あんたが…白崎さんが話があるっていうから来たのにっ…!もう、帰る!は、早戸もバイバイっ!」


杏は、ぶつぶつ言いながら帰って行った。


「あ、お、俺もそろそろ帰るかなー…じゃ、じゃあな、さくら」


「ま、待って下さいっ!!!先生を置いていくなですぅっ!!!」


マナーモード解除された2人も、夜の闇へと消えて行った。


「お兄ちゃん……」


「あかり…。お前も、今日は遅いから帰れ。俺は――」


ちら、っと白崎の顔を見て言った。


「今日は、ここに泊まるから」


「……わか…った…」


泣きそうな顔で、あかりは俺に一度微笑んだ。


「明日は…、早く帰ってきてね…」


俺の耳元で、あかりは言った。

震えた声でもはっきりと聞こえた。



「早戸クン…。今日は、ごめんなさい」


「…いいんだ。皆、無事だったろ?それなら、いいんだ」


「――早戸クン……」


俺は、白崎をゆっくりと抱き締めた。


そして、付け加えた。


「――ちょっと、やり過ぎだったけどな」



1:00。夜中だ。

実は、あの後もずっと、抱きしめあったままだ。


「あ、あのー…白崎さん?」


「…なんでしょうか?」


「そろそろ、離れていただけると有難いのですが…」


「え……。は、早戸クン…。まさか、私とえっちなことをしようと思っているのですか?」


「ちょ!!!何故だっ!どうして、そっちに思考回路がつながっているのかなぁ?!」


「それは……私が、早戸クンと、したいから?」



――これも、死亡フラグでしょうか?



「あ、早戸クン、何かあたってる…」


「え、嘘?!まだ勃ってねぇよ!?」


「? やはり、早戸クンったら、えっちぃことを考えてたんだ……」


――誘導尋問は酷い…。うん。


「え?でも、じゃあ何があたって…」


「あ!そっかぁ!果物ナイフだよっ★」


――…一気に萎えました。



やっと、前にすすめそうだねー。

ほんとは、これを最終回にしようか迷ったんですけど

何か、悲しいのでやめました;


これからも、どーぞよろしく!!!

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