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本当の清算。


最悪だ。


確実に、身内である妹のあかりは、俺に好意がある。


「じゃあ、みんな揃ったことだし……――始めましょうか」


――ごくり


「はじめに、確認しておきますね。私は早戸クンの恋人です。前田クンは早戸クンの友達。杏サンは早戸クンのクラスメート。先生は早戸クンの担任。あかりサンは早戸クンの妹。」


「そうですね?早戸クン」


「ああ」


そのまま、確認を一人づつしていく。


確認が終わると、白崎は切り出した。



「ミナサンハ、早戸クンに付くワルイ虫ですね――?」


「悪い虫?」


「白崎さん、それは流石に失礼よ?」


「私の早戸クンに、好意があるんでしょ?みんな。――許せない」


――ヤバい。スイッチ入ってる。


「何言ってるんだ?白崎さん」


「そうですよー。どうしておこっているんですかー?」


「――早戸クン、こいつ等に好意持たれて迷惑だよね?だって、私だけを愛してるもんね!消しちゃってもいいよね!」


「ま、待て白崎!こいつ等は俺の大事な友達なんだ!傷つけたらゆるさねぇぞ!」


「ちょっと……、2人とも何言ってんのよ?もしかして、何かのお芝居?」


「お兄ちゃん?わ、私お茶淹れてくるね?」


「さーくらー?白崎さんまでどうしちゃったんだよぉー!中二病かー?」


――皆はこの、危険度に気付いてないようだ。

こんなに白崎から、殺気が出てるのに。


「私ね、この日のためだけに……新しいの買って来たんだっ★

――ねぇ?みんな、見てよ!この輝き!綺麗でしょ?早戸クンの汚い関係を消すためだけに、勿体無いけど買っちゃった…てへっ★」


「普段はカッターナイフだけど、奮発して果物ナイフにしてみたんだっ★」


――コイツって、こんなにむやみやたらに☆マークとか、使うやつだったけ?


「ねぇ、どうなってんのよ!早戸!ドっきりだったら許さないわよ?!」


「ぶるぶるぶる……」

先生と前田はマナーモードたけしになっている。


なんなんだ、一体。

許すって言うから、家に来てみたらこんなのってないだろ……。


「お兄ちゃ――ん?し、白崎さん……や…ぁ」


全員分のお茶を淹れて戻ってきたあかりは、白崎の手に握られていた果物ナイフを見て、完全にフローズしてしまった。



「さあ、始めましょうか★」


「――清算★」


――長い夜は、まだ明けない。

俺の苦難はまだまだ続くのだろうか…。



いやぁ、進みませんねぇ。すみませんねぇ。


まぁ、時事ネタを一つ…。

実は今、夏休みなんですよ、私。

でも、宿題多いわ、今年受験だわ…と、忙しいんだよね!ぶっちゃ毛。

うん。ごめんなさい。いい訳です。頑張って、更新させていただきます;;

でわでわ。アデゥー★

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