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ご縁その1

どうもこんにちは。

俺は古瀬時雨、花の高校2年生だ。

友達はいない。というより必要としていない。

え?ボッチなのって?俺は望んでボッチになっている所謂ネオボッチというただのボッチではなく、レベル的には………………

そーだよ!俺はボッチだよ!ボッチ良いじゃん!最高じゃん!アホみたいに周りに合わせることなく自由に生きていける最強の勝ち組!それがボッチ!それこそボッチ!えー、すなわち何が言いたいかというと、体育の時間にペアが作れないというのも俺が望んでいる状態であり、それを実現している俺は天才ってことだな。Q.E.D(証明終了)!

「全員テニスのペアは作れたかー?」俺の証明が終了(自己完結)したと同時にペアの確認を体育担当の難波先生がし始めた。そして、いまだにペアが出来てない俺を見て、「えー…古瀬ぇ…またぁ?」とげんなりした表情でそう言った。俺はその言葉にこう答えた。

「いいですか、先生。超絶怒涛にテニスが上手い俺に合わせて練習出来る奴なんていないんですよ。わかります?つまり、ペアを組むメリットが…」

「あー、はいはい。わかりました。体育成績一太郎はあまりに出来なさすぎて迷惑かけちゃうもんな。うん、ごめん。配慮が足らんかったな」

遮られた。俺の神回答は最後まで言わせてもらうことなく終わった。てか、このクソ教師。言ってんな?こいつ、しれっと失礼なこと言ってんなぁ?なんだよ、体育成績一太郎って。語呂悪すぎるだろ。

「お前なぁ、この学校じゃなかったら、単位不足で留年していてもおかしくねぇんだぞ?そこ理解しているのか?」先生はため息をつく。もちろん、俺はしっかりと理解している。俺が通う高校、国立新帝都高校は学業優秀者待遇制度、通称優待枠というものが存在する。この優待枠は生徒の中でも特に学業が優秀と認められた生徒が更に学業に専念できるように様々な待遇を認めているという制度である。本来、単位が不足している場合であっても、優待枠であれば不足分の単位を免除することができる。まぁ、俺は全国模試一位ということもあって、この優待枠の制度の適用が認められている。

「すみませんねぇ。優秀なもんで」憎たらしい顔つきで先生に対し、精神攻撃を試みる。しかし、先生はそんなもの一切気にしてないようで「はいはい、ワロスワロス」と適当に返してくる。

「あー、あと鳳城校長が放課後お前に話があるってよ」

「校長がですか?うわー、嫌な予感しかしねー」

「ざまぁみ…おっと、もう授業が終わりそうだな。おーい、もうそろ授業終わるからラケットとボール片付けしろー」

ん?号令の前にざま?あれ?この先生いま、ざまぁみろって言いかけてたよね?聞き間違いかな?

「何言われるかは俺も知らん。あの校長のことだからなぁ。ま、頑張れよ」殴りたくなるくらいニタついた笑顔で先生は俺にそう言った。


そして放課後を迎えた現在、国立新帝都高等学校の鳳城亜貴穂校長のもとに向かって、歩みを進めた。






常に前進、日々精進!どうも、幻想ショコラです。この度、となりの貧乏神はよく飯食うアホだを連載して頂くことになりました!いえーい。ま、本来私は物書きを目指しているわけではなく、ゲームプランナーを目指しています。そのため、文章構成がおかしかったり、表現方法が下手くそであったりと、至らない部分はありますが、読み手に楽しんでもらうために一生懸命書きます。なので、応援よろしくです!( ´ ▽ ` )

以上、幻想ショコラでした。

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