親バカの子供はいつの時代も大変です
ああ、貴重な睡眠時間が…
でも読んでくれる人がいる限り、ひたすら書いて書いて、書きまくります!
言うほど書けないけど…
「おお!マイハニー!おはよう。今日も一番きれいだよ!」
「あなた、ならリンは世界で一番かわいい娘ね!」
「ああ、そのとおりだ!おはよう我が家の妖精!」
「…おはよう、ございます。お父様、お母様」
ああ、またか…
毎朝のことだからなれてきたけど、さすがにちょっとひくわよね。
「アレン、これって普通のことなの?」
「いいえ。まったく。断じて違います」
やっぱりか!
「旦那様、奥様、本日は大神殿の方に向かわなければならないのでは?」
「ああ、そうだったな。馬車の準備をしてくれ」
「わかりました。失礼します」
アレンはそういいながら物音ひとつたてずに、部屋から出ていった。
気付いたら真後ろにいることがあるんだからなぁ。
六歳児の心臓には悪いのよ!
私のチキンハートをなめないで!
美味しくな…違う違う!
ふぅ、朝から疲れたわ。
「旦那様、失礼します。馬車の準備ができました」
「わかった。それじゃあクリス、リン、行こうか」
「はい、あなた」
「…はい」
あの…、まだ私朝食食べてないんですけど…。
ハア。
親バカの子供は大変でしょうね…
ブラコンの姉がいるのでよくわかります。