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最悪な目覚めから始まる女神の異世界記  作者: 天川鈴音
第三章:そして、今
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オルナリス(4)

今日の夜7時に番外編、バレンタインを更新します。

「はい!今回の報酬は、《ゴブリンの右耳》143、《小さな魔核》126、《ゴブリン:(ロード)の魔核》1、《ゴブリン:呪使(シャーマン)の魔核》1、それと依頼達成、特別達成により合計3レクトと73テキル、21ラクトです!お確かめください!」

 この世界での貨幣は、簡単に見ればレクト金貨、テキル銀貨、ラクト銅貨がある。

 レクト金貨のさらに上にもう二種類ほどあるけど、そんなのを持っているのは国や大商人、一部の冒険者ぐらいなので一般人には関係がない。

 レクト金貨一枚でテキル銀貨百枚、テキル銀貨一枚でラクト銅貨百枚として使われている。

 平民の一年間の収入が20テキルなのに対し、冒険者の一年間の収入は1日10《ゴブリンの右耳》集めるだけで36テキルほどになる。

 こういう現実があるため冒険者になろうとする者が多い。

 成功するかしないかは別だけどね。

 つまり、今回の報酬はかなりの大金で、平民が少し節約して過ごしたなら、20年ぐらい過ごせる。

「私、受付嬢になってから、一人でゴブリンの群れを倒した人初めて見ました!」

 頬を赤く染めて、受付嬢の子が見上げてきているのだけど、ギルドにいる人、主に男冒険者からの視線が突き刺さってきている。

「うふふ、シラビさんったら照れちゃって、可愛いです」

 ああ!さらに視線の量が増えてきた!

「そうだ!今度どこかに一緒に出かけませんか?」

「ああ、わかりました!わかったんでそろそろ私、行きますね!」

 報酬を素早く受け取り、冒険者ギルドから飛び出そうと扉に向かって歩き始めたそのとき、一人の男性が息を切らしながら走り込んできた。

「……っ、誰か……ギルマスを!……ギルマスを呼んでくれ!!」

 やばい、絶対やっかいごとに巻き込まれる気がする……

ちなみに報酬を詳しくいうと、

《右耳》=一つ10ラクト

《小核》=一つ15ラクト

依頼=一体につき7ラクト

特別=ゴブリンの群れ討伐2レクト

《ゴブリン:王の魔核》=一つ1レクト

《ゴブリン:呪使の魔核》=一つ30テキル


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