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最悪な目覚めから始まる女神の異世界記  作者: 天川鈴音
第三章:そして、今
38/50

冒険者(1)

明日も更新します!

テストとかもう知りません!

【冒険者ギルド】という組織が定着し始めたのはつい最近だ。

【未来の住民】とはこの世界の住民ではない、彼らの証言からすると未来から来た者達のことだ。

【未来の住民】を名乗るもの達はいずれも強大な力、もとから高いステータスや固有能力(スキル)を持っている。

【冒険者ギルド】の創設者も【未来の住民】だ。

 彼女の名はルートリア=アリア、彼女の場合は後者の方、固有能力(スキル)を持っていたらしい。

 もっとも、誰も知らないし、記録にも残っていないが。

 だが、噂によるとルートリア=アリアはまだ生きているらしい。

 魔力量が多いと寿命が長くなるこの世界では、あり得なくはない話だ。

 まあ、噂にすぎないが。


 とある情報屋の手記より


 ☆☆☆


 レンド―ギルドマスターと別れたあと、引き続きセリナさんに冒険者についての説明をしてもらっていた。

 話で大切なことはこの2つ。

 ・ランクが決められており、下から順にE、D、C、B、A、S、SS、SSSの8通りがある。

 ・自身のランクと同じか、ワンランク上の依頼しか受けれない。

 ということを教えてもらった。

 もちろん私はEランクから。

「シラビさん?何か質問はありませんか?」

「あー、今から受けれる簡単な依頼ってありますか?」

 今日泊まる宿代も払えるか怪しい自身の財布事情を思い出しながら質問する。

「そうですね……、薬草採取かゴブリン討伐になりますが」

「ゴブリン討伐でお願いします」

「はい、では詳しく説明しますね」

 頷きながら、一言一句聞き逃さないように話を聞く準備をする。

「えっと、南門を出て少し行くと小さな森があるんですが、そこで発生したゴブリンの討伐依頼です。ゴブリンを倒すと小さな《魔核》と、ほとんど必ず《ゴブリンの右耳》がドロップします。それを使って討伐数を確認するのでドロップアイテムの回収は忘れないようにしてください。」

 しっかりと、説明してくれたことを暗記する。

「最後に、目標討伐数は一体でも三十、四十体でも構いません。無制限です。それでは、気をつけて行ってきてください。」

「はい。いってきます」

 そう挨拶をしてから、扉を開き、外に出ていった。

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