天邪鬼が導く不条理戦争
「天邪鬼」の二つ名を持った少年――天笠禍弦は、学校で誰もが認める超が付くほどの捻くれ者。授業には出席せず、会話も捻くれた事ばかり。そんな禍弦はこの現実世界に呆れを感じ、警察の目を掻い潜って、独自のルートで入手した銃で人を殺していた。
そんな命の重さを知らない性格に目を付けた異世界の王国の戦王女――フィグは禍弦を異世界へ転移させる。転移させられた異世界はアブサードと呼ばれる戦争の真っただ中だった。
「どうかこの王国を守ってください――」
戦争ということは人が殺せると判断した禍弦は、この戦争に参加することとなる。
「天邪鬼」はこの戦争で一体何を思い、何を感じるのか。そしてこの戦争の意味は何なのか。
そんな命の重さを知らない性格に目を付けた異世界の王国の戦王女――フィグは禍弦を異世界へ転移させる。転移させられた異世界はアブサードと呼ばれる戦争の真っただ中だった。
「どうかこの王国を守ってください――」
戦争ということは人が殺せると判断した禍弦は、この戦争に参加することとなる。
「天邪鬼」はこの戦争で一体何を思い、何を感じるのか。そしてこの戦争の意味は何なのか。