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かぜねこはいたりっくのことがすき

次試合 りうVSるりまる


りう 「俺、女嫌いなんだよね」


るりまる 「今までの因縁、ここで精算しましょう」


ゴンッ 試合開始の合図!


互いに間合いを測り


りう 「さっさと終わらせようぜ!」


ドンッ 距離を詰める


るりまる 「シュッ」


シュパッ


避けたはずだった


りう 「今、何をされた?あれは何だ?」


理解が追いつかない 遅れてくる頬に熱が走る


それを切り傷だと気付くまで数秒かかった


りう「まじか、そこまでやる?」


るりまる 「あなたから喧嘩売ってきたんですよ」


刃が揺れる 息が浅くなる 思考が回らない


りう「原爆よりは熱くない...集中.....」


息を落とし 深呼吸をし 場を整える そして互いに構える

るりまる 「私から行きますよ」


振り下ろされるナイフ 完全には避けない 風が頬をさき

刃をずらす


りう 「甘えよ!」


腕が伸びきるその瞬間 るりまるの視界に脚が映る


蹴りが鋭く突き刺さる 後方に弾け 鈍い音が鳴る


りう 「甘えんだよ、ナイフ持ってるからって慢心しすぎだ」


るりまる 「1発は返しましたよ...」


りう 「!?」


完璧に蹴りを入れたはずの足から 血が滴っていた


りう 「一筋縄ではいかないっつーことか」


互いに息を整え 構えをとる


るりまる 「第2Rです」


りう 「こいよ!!」


2拍 3拍 じっと 観察する


同じ軌道 いや、違う


りう 「チッ」


速い。遅い。振り下ろし。振り上げ。


読んだはずのタイミングがずれる。


刃が腕を掠める


軽いが 削られる


少し遅れるだけで 腕を持ってかれる


一瞬の判断が生死を分ける そのギリギリの攻防の中 りうは静かに観察をつづけていた


癖。呼吸。振り。


片手の動きが妙に少ない。


りう「見えてきた」


りうが呟く


3度目の斬撃 1歩ずらし 避ける


4度目の斬撃 同じ軌道 半歩ずらし 捉える


りう 「単調だ」


拳を突き出し 捉える そう確信した


次の刹那 るりまるの袖から銀光が滑り落ち 意識外の攻撃が走る


避け切れない 肩を深く切る 熱が静かに広がる


りう 「は....?」


るりまる 「誰が1本だけなんて言いました?」


るりまる 「戦いは遊びじゃない 辛く苦しいものです」


りう「そうかよ そりゃそうだな」


りう「その覚悟、嫌いじゃないよ」


るりまるが踏み込む


速い 迷いがなく 最短距離で命を刈り取ってくる


りう 「今」


刃をじっと見る 完全には外さない 頬を切らせる


るりまる 「!?」


腕が伸び切るその瞬間 腕を掴み受け流す


りう 「振りは早いが戻しが遅い」


軌道が逸れ


距離を潰す


りう 「終わりだ!!!」


るりまる 「これで終わりなんて認めない!」


手首を蹴り 刃が宙を舞う 乾いた音が響く


静寂が訪れ やがて口を開ける


りう 「これで...」


りう「終わりだよ...」


るりまる 「...ありがと」


決着! 勝者りう!!



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