夏風邪を甘く見ていた…
夏風邪を甘く見ていた…
私は、大人になってからは、夏に風邪を引いたことがあまりなかった。
引いたことはあっても、そのつらさは治れば忘れられる程度だったのだと思う。覚えていない。
今回は、まず、喉の痛みから始まった。
しかも全然大した痛みではなくて、ちょっとチクチクするくらいの痛み。
しかもしかも、のど飴で対処できるくらいの小さな痛み。
でも、病院でお薬をもらってもサッとは無くならず、ず〜っとチクチクしていた。
トラネキサム酸を処方されたので、毎日飲んだ。
次に、微熱。
これも全然大したことなくて、7度7分が最高値だった。
なぜかお医者さんが解熱剤をくれなかったので、家にあったカロナールで対処。
夜中目を覚ますと、ガタガタ震えるくらい寒かった日もあった。
その時は、8度いってたと思う。
でもまあ、動ける感じだった。
それが、突如、激しい咳が出るように…!
これがすっっっごく厄介だった。
寝てても、座ってても、なにか食べてても飲んでても、止まらない。
ここで、2回目の内科受診。
咳止めと、呼吸が楽になる胸に貼るシールを処方してもらった。
処方してもらった日の夜は、シールの力を疑っていた。
「こんなちっちゃい透明シールのどこに、気管支を広げるパワーがあるんだ?」
と、不思議に思っていた。
……だが、効いたのだ、これが!!!!!!
まじでおまじない程度かと思ってたのに、次の日、息がしやすくなっていた。
喉がヒューヒュー言っていたのが、少し弱まった。
咳自体は日に日に酷くなって、声もガラガラ声になってきたが、呼吸は通るようになった。
そこで初めて、
「あ、私、息しにくかったんだ。」
とやっと気づいた。
何かが変だけど、何が変か分からなかった。
正解は、胸苦しさ、息しにくさだった。
あのシールなんだったんだろう??
7日間毎日お風呂の後に貼るっていうのも、『禊の後に御札貼る』みたいな感じで、おまじないっぽいんだが……。
そして、咳止めの効果の薄さよ。
止まらないよ。
ゴッホゴホ言ってる。
そんな私に対する、娘たちの対応は以下です。
昨日の夜、ネコちゃんがおふとんに来てくれたのだが、めっちゃおふとんの端っこで寝た。
「ママは病気ですからね…。のびのび広い土地で寝てください。わたくしめはこのちょびっとの土地でいいですので…。」
くらい、謙虚だった。
※いつもネコちゃんは、おふとんのど真ん中に横向きに寝る。
さすがIQ1億のネコちゃんである。
コネコちゃんは、IQ1なので、何も分かっていない。
何も分かっていないから、通常運転で私に「あしょんで!あしょんで!」とせがんでくる。
「ま、ママ、お熱あるし、遊べない…!」
と説明しても、私の体にしがみついて離れない。
頭はエケチェン(赤ちゃんのネイティブ発音)のくせに、体重は3キロを超えている。
子泣きじじいのように重い…!
ちなみにこのエケチェン猫、グルメで、カリカリだけだと食事をとらない。
必ず、トロトロの缶詰か、美味しいパウチをかけてあげないと食べない。
それも、トロトロと美味しいところだけを食べて、カリカリを全部残す日がある。
戦争中だったら絶対生きていけないタイプである。
風邪の話に戻るが、とにかく咳がすごいのが何とかなるといい。
もう、咳をすると、痛い。
咳のしすぎで、食道〜胸まで痛い。
咳で骨折した人を知っているが、大変そうだった。
私はもう骨折は嫌だ…。
湯船に浸かると少しましになることが判明した。
鼻が通るし、咳もでにくくなる。
とりあえず、謎のシールが気になるので、次病院に行く機会があったら、どういう仕組みなのか聞いてみようと思っている。