第三冊 テーマ読書学習紀
読書は、僕にとって、大変貴重な情報源である。
その読書を記録していくことで、もし、仮に僕でない人にとっても、何らかの気づきが得られたとしたならば、僕は大変うれしい。
著作権の都合上、本文の一節は載せられない。なので、自分なりの感想文を書いていくことにしよう。
といっても、読書のスピードは、そこまで早くないのと、自分の中にある、課題やテーマに沿って、全部を読まないこともある。
それゆえ、紹介する本をすべて読み切ったと思わないことをお願いしたい。
そこまで、書評を本気でする必要も感じないのだ。もし、書評を読みたい方は、新聞の書評欄を読めばいい。また、要約もしない。要約を希望する人は要約サイトを確認すればいいだろう。
僕がしたいことは、あくまで、読書選書のサポートだ。
全出版物には、目を通せないから、あるテーマに沿って、読むべき本のリストを作る。それくらいが、僕のやるべきことなのではないかと思っている。
テーマ1:小商い
「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう著 (イースト・プレス)
大変面白い視点で起業について書かれている。
普段の生活で生み出す生産物を、お店を開いて販売することで、日常生活から経済的な稼ぎを得ることができるというものである。とても、面白い発想だ。
課題点があるとすれば、人はそんなに行動を起こすことを求めていないのではないかという、僕の中の疑問である。
実のところ、困っていても、困っている状況に居着いてしまっている人もいて、行動に移せない人もいる。お金がないことを慢性的に悩んでいる場合、お金がないから出来ないという口実から、抜け出せない。
お金がなくても、出来る投資・事業があることに目が向けられない。
それほど、疲れている人もいるだろう。
疲れているときは、適切な処理をして、休む必要がある。
休む方法を忘れている人もいる。
休む時は、休むということができない。そういう場合もある。
それゆえ、えらいてんちょう氏は、この本を出してからも、多数著作を発表している。
興味がある人は、読んでみてほしい。