犬・スライム・ウォーグ・ウィンターウルフ
ここではファンタジー世界に多く登場するモンスターなどを解説していきます。
・犬 Dog
種別:動物
みんなが良く知るあの犬です。ファンタジーにおいてはペットとしてだけでなく、野生の犬が多くいるとされることがあり、その場合飢えた野犬として襲ってくることがある。
知ってのとおりさして強くないので、ゲームなどで明確にモンスターとして扱われないことが多いが、時折モンスターとして扱われる事がある(それでもただの動物です)。その場合、なぜか高い戦闘能力を持つことがあり、低レベルのキャラクターや低レベルのモンスターを平気で撃退するような存在に成る事もある。時には敵ではなく小さな仲間として描かれることもあります。
ものによっては狂犬病などの危険な伝染病を媒介としていることもあり、意外と厄介な敵とされることがあります。
・スライム Slime
種別:異形または魔法生物
ウーズとも呼ばれる不定形で粘体のモンスター。色はさまざまで、多くの場合半透明の色をしています。目や口などはあったり、なかったりします。じめじめとした湿気のある場所に生息するとされることが多いとされます。
日本においてはドラゴンクエストの影響により、最も弱い雑魚モンスターとされる事が多くあります。反面、海外では粘体で不定形の体による高い物理耐性に加え分裂能力などの強力な能力に加え、保護色なうえにどこへでも収まるなどの奇襲能力と、比較的厄介な能力を持つ少し強めの雑魚モンスターとされる事も多くあります。
これらのスライム出生は謎であったりすることが多く、多くの場合魔法使い手によって作られた生物またはその失敗作、強力な魔法の副作用や、大規模な実験ないし儀式による弊害による人の成れの果てなど、魔法が関わっている事が多くあります。その場合は知能と呼べるものをもつとされる事は少なく、ただ永遠とあらゆる有機物を取り込み消化するという行動をとるだけとされる事が多いです。
単純にダンジョンなどの施設の清潔さを保つための清掃員として生み出されたモンスターとされることなどもあります。
・ウォーグ Worg
種別:魔獣
狼の姿をした魔獣。基本的な姿形に能力などは狼とさして変わらない、または体が大きいだけであるが高い知能を持つとされることが多く、言葉を理解し場合によっては会話も行えるとすることもあすとされます。オークの忠実な下部であったり、ゴブリンなどの弱い種族を従える(この場合、背中にゴブリンを乗せるが主人はあくまでウォーグとされるなどがある)などをするとされる事が多い。
知能が高いため、彼らが行う狩りなどは巧妙なものとなるとされることが多い。それ以外の面で、狼と大きく異なるとされる事は少ない。
・ウィンターウルフ Winter Wolf
種別:魔獣
極寒の地に住む狼の姿をした魔獣。多くの場合その毛色は白とされ、一部ではウォーグの亜種とされることもある。ウォーグ同様に狼と大きく変わる事は少ないとされる事が多いが、ほとんどの場合冷気によるブレス攻撃や、牙や爪に強い冷気が宿っているなどの特殊な攻撃を持つとされることが多いです。
ウォーグ同様高い知能を持つとされることが多く、言葉を理解し話すとすることもあるとされます。
ウォーグとは異なりこちらはオークなどではなく、巨人などの下で護衛や斥候など役割をこなす下部とされる事もあり、作品によっては敵側ではなく主人公の良き相棒とされる事もある。