荼棄尼天は天満宮にはいないので加護を要請しても棄却される
ある町で、神仏への信仰心を電力に変換して蓄える神電池(観電池)というアイテムがはびこっていた。普通の乾電池の数倍の寿命と家電品に性能以上の力を与える一種の魔導具である。根室重光は、妹の幽花と親友の矢口半六が、神電池の独占を企む宇野沢に襲われたと聞き、親友の敵討ちと妹の奪還のため、宇野沢が待ち受ける「稲荷神社」へ赴いた。
荼棄尼天は天満宮にはいないので助勢を要請しても棄却される
2017/06/08 17:50
(改)