表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ウエペケレ  作者: 柳瀬光輝
8/8

春の足音

すんません、書ききれなかった感orz

セール期間中に期限付きの話を書くのは厳しいという事がわかりました・・・

休みが、休みがねえんだよぅ~~!!

 長い冬。オホランデは眠り続けた。

 お正月も、冬休みが終わっても、オホランデは眠り続けた。

 バレンタインにはオホランデの分のチョコレートも買ったけれど、我慢できずに美紅が食べてしまった。


「美紅。春になったら自転車買ってあげるわね。そしたらお手伝いいっぱいしてもらおうかな、お使いとかね」


 母の言葉に、美紅は大きく頷いた。


「うん! 美紅、いっぱいお手伝いする!」


 眠るオホランデの頭を人差指で撫でる。


「おーちゃん、春になったら美紅、もっと遠くに行けるからね。おーちゃんの仲間、見つけようね」


 お年玉でドールハウスを買った。

 オホランデにはちょっと大きすぎるくらいだ。

 仲間が見つかったら、ここに一緒に住んでもらうか、なんだったらもう1つドールハウスを買ってもいい。

 もちろん、それは来年またお年玉を貰ってからになってしまうけれど。


 春になったら自転車に乗って、オホランデと一緒に色んなところに行こう。

 どんなに遠いところでも、地球の裏側でも、自転車があればきっと行ける。


「おやすみ、おーちゃん」


 電気を消してベッドに潜り込んだ。

 今日見たテレビで、「春の足音が聞こえてきた」と言っていた。

 一生懸命耳を澄ます。 

 時折、パサッ、と、木の枝から雪の落ちる音が聞こえる。


「足音、聞こえないなぁ」


 美紅もいつの間にか眠ってしまった。


 外は雪がしんしんと降っている。

 降り積もった柔らかな雪の下、ポンッ、と、福寿草が顔を出す。


 春は、もうすぐそこまで来ていた。

参加表明失敗してたwww

童話祭参加できませんでした~~w

お粗末。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ