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異界の傭兵団~現代スキルで世界統制を目指す~  作者: North.s.Traveller(ノーズトラベラー)
第一章 迷い込んだ”異邦人”達
7/66

Mission-6 魔法ノ存在ヲ再確認セヨ 

またブックマーク”現象(減少)”がッ!


とまぁ、凹みつつも、頑張って書きました。

まだまだ”20pt”代と少ないですが、評価及び、読んで頂きありがとうございます・・・・。


感謝・・・と言えるかは判りませんが、

今回、”あとがき”に<オルセット>の容姿イラストを載っけておきます。

青々とした空が広がり、

どこぞの田舎かと思わせる、のどかな風景‥‥

この平穏を生きていくため、

オレは今、歩いている‥‥。


ど~も、

名乗れなかった¨ボス¨です‥‥。


あれから

何度やっても、オルセットに名前を伝えられず、

モヤモヤしていたもんだが、


「そうだ!書けばいいじゃん!」


‥‥と思いつき、¨筆談¨で

本名を伝えようとしたら、「ボ‥‥」

の次に、”頭痛”がレッドカードを出す始末‥‥。


しかも、ご丁寧にこうして

心の中で、¨坊ジョ‥‥¨アァァァ痛ッ!

‥‥てなわけで、¨思う¨だけでも

見事な仕事ぶりを見せてくるワケで

言えませんでしたとな‥‥クソッ!



‥‥なぁ、神さんだよな‥‥コレ?

そろそろ恨んでもいいかな‥?



まぁ…

そんなこんなで「オルセット」と、

歩き続けて3日目。

この期間中、オルセットの話の中で、彼女が

向かっていたという¨村¨へと行っている。


道中「三角コーカサス・ボア」という、

”魔物”に襲われたが、

能力の確認も兼ねてフリ(フリントロック・)ピス(ピストル)で対処。

リロード(・・・・)した弾も問題なく撃てることが判った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・バレッドクリエイト <Lev.1>

 魔力を消費して、様々な”弾薬”を創造します。

レベルが上がれば、1発を作るのに

必要なコストが少なくなり、

作れる弾薬の種類も増加します。


「Lev.1」では、¨拳銃弾¨を創造できます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



お忘れの方もいるかと思っての

”おさらい”だが、このスキルのおかげで

”無限弾薬”‥‥とまではいかないが、

しばらくは”武器”に困る事はないからな。


検証の結果、

「ガンズクリエイト」での作成にかかる

魔力量の”2分の1”で、「早合(弾&火薬のセット)」が

入手できる。

通常の<1対1>の戦闘では、

タフネス(近接格闘)」と合わせて、これで充分だろうが、

場合によっちゃあ、「ガンズクリエイト」での

”スピードリロード(使い捨て)”も考えておかないとな‥‥。



「ボス!」



‥‥イヤ、さすがに今の魔力量じゃあ、

もったいないよな‥‥。

バレクリ(バレッドクリエイト)」がメインだが‥‥

それすら惜しい状況だよな‥‥。



「ボォ〜スゥ!」



う〜ん‥‥もっと確認も兼ねて、

しばらくは、「タフネス」縛りで

行く方がいいか‥‥?



「‥‥ボスゥッ!!!」



☆「うォォッ⁉︎」



「も〜 さっきからボクが呼んでんのに、

 無視しないでよ!」



☆「アッハハ‥‥ゴメンな‥‥。

 また考え事してた」



「ボスの悪い”クセ”だよね〜。

 「三角コーカサス・ボア」を解体する際も、

 しばらくボクを無視して、黙々と解体して〜」



☆「悪かったって‥‥

 失敗したら、ウマイ飯が食えなくなるだろ?

 確認しつつだよ、確認。」



「”確認”も、ボスの”クセ”だよね〜」



☆「記憶がないんだ。

 これぐらいの事は勘弁してくれよ‥‥」



「しょ〜がないな〜。

 次やったら、今度の”獲物ボア”は

 ボクが丸々っと頂くよ!」



☆「‥‥”モモ肉”ぐらいは‥‥

残しといてくれよ‥‥」



「ど〜かな? フフッ」



不安は、いつでも付き纏うものだ‥‥。

‥‥記憶があろうとなかろうと‥‥。

だからちょっとでも”不安”をなくすために、

オレは確認をしているだけだ。




‥‥”確認”といえば、

レベルアップしてから、なんとなく”ステータス”を

チェックしてなかったな‥‥。

 ちょっと失礼して、オルセットのも

一緒に見てみるか‥‥。



-------------------------------------

氏名:坊城ボウジョウ ススム

年齢:19

性別:男性

職業:民間人

属性:無


<レベル:2>

HP:157/157(VIT:+7)

MP:310/310

DE:10 (タフネスIn,w ×2.5)


能力値

STR:4.2 (タフネスIn,w ×2.5)

PER:7.3

VIT:7.1

AGI:9.5

INT:6.7

LUC:11.1

MAG:1.0



[ EXスキル ]

<異界のスキル Lev.2>

<ガンズクリエイト Lev.1>

<バレッドクリエイト Lev.1>

<バディバンズ Lev.1> (New!)


[ Strength ]

<タフネス Lev.1>


[ Perception ]

<ガンスリンガー Lev.1>

<コール Lev.1> (New!)


[ Intelligence ]

<スキャン Lev.1>

<ディスメンティリング Lev.1>


[ Magic ]

<オーバーチャージ Lev.1> (New!)



[パッシブスキル]

<バレッド王国共通言語 マスタリー>

<Exブースト Lev.1>

<コック Lev.1> (New!)

<”ショットガン”チケット> (New!)


[装備]

・ミリタリーバックパック

→フリントロック・ピストル × 4

 FP(フリピス)カートリッジ × 3


Ex:4,1945.

所持金: 5000Br(バル)

-------------------------------------



-------------------------------------

名前:オルセット

年齢:17

性別:女性

職業:民間人(プラット族)

属性:無


<レベル:5>

HP:1200/1200(VIT:+17)

MP:100/100

DE:30


能力値

STR:5.0

PER:28.6

VIT:17.7

AGI:30.1

INT:6.6

LUC:5.2

MAG:1.0



[ EXスキル ]

眠れる獅子


[ Strength ]

<身体強化 Lev.1>(5.0) 


[ Perception ]

視聴しちょう強化 Lev.2>(20.0)


[ Vitality ]

<物理耐性 Lev.3>(10.0)


[ Agility ]

<強壮 Lev.3>(25.0) 

<強靭 Lev.3>(25.0)


[ Intelligence ]

<バレッド王国共通言語  Lev.5>


[ Luke ]

〜OffLine〜


[ Magic ]

クリッカー(着火)



[パッシブスキル]

〜OffLine〜


Ex: 5,5176.

所持金: 0Br

-------------------------------------



 

「New!」とあるのは、神さんが新たに投下した

<バディパック>に纏まっていた”新スキル”だ。

 3日間の間にある程度効果をチェックしたが、

追々、再確認していくので割愛させてもらう。


後、”ステータス”は、

どうやら<新しく入手>した”スキル”の項目を

優先的に表示していくようだ。

 オルセットの場合は、初回スキャンだからか

全ての項目が表示されたが‥‥

他は判らないもんだな‥‥。


というか、「眠れる”獅子”」?

”ライオン”なのか? オルセットの種族って?


だからか‥‥? この三日間で、やたら

ボア”の肉に”ご執心”だったのは‥‥。

 日本じゃあ”魚”が大好物! ってイメージだが

海外だと”肉”の方が好物、って、

言うらしいからな‥

 こういうイメージなのは、

”海産物の大家族”で有名なアニメの”OP”が、

発端だって聞いたことがあるな‥‥


まぁ、それはともかく、

オルセットの種族は、

”ライオン”と確定はできないが、

”ネコ科の肉食獣”に近い種族ってのは判った。

 「眠れる獅子」は、今回は自重で

見ない事にするが‥‥



☆「‥‥後は、表示が違うんだよな‥‥ボソッ」



「ん? なんか言った? ボス?」



☆「ああ‥‥”鑑定”でチェックしたら‥‥な

 仲間なワケだし、一応、オルセットの”能力”を

 把握しておいた方がいいかな〜?

 ‥‥と思ってな」



「‥‥えっ?

ボスって”鑑定”の魔法が使えるの⁉︎」



☆「‥‥ん? まぁ‥‥似たやつをな‥‥。

 というか‥‥魔法なのか?

 ステータスじゃあ‥‥” Intelligence”に

 分類されてるモノなんだが ‥?」



「‥‥いんてりじぇんす?」



‥‥あっ、墓穴掘ったか? コレは‥‥。



☆「いや‥‥そういう”スキル”があるんだ。

 というか‥‥オルセットは、自分のステータスは

 見れるのか?」



「うん? なんで当たり前の事聞くの、ボスゥ?」



‥‥コレは、大丈夫みたいだな。

というか、カワイイな‥‥オイ‥‥。

首をチョコンと傾げながら聞き返すって‥‥。



☆「いや、

 確認したかっただけだ、ありがとな。

 ‥‥ところで、オルセットって、

 ”魔法”が使えるんだよな?」



「うん、ボスは使えないの?」



☆「そりゃそうだろ‥‥

 オレはこの世界出身じゃあないんだぞ。

 ”魔法”が全くない世界だったからな」



「へぇ〜 結構、不便な世界だったの?」



☆「魔法に変わる”技術”がなければな。

 魔法がなくても、なんとかなったもんだよ。

 俺が使っていた”武器”も、その技術の賜物だ」



「フ〜ン‥‥」



☆「まぁ、興味があれば、また今度教えてやるよ。

 そ・れ・よ・り・も、早く教えてくれないか⁉︎」



「ボ‥‥ボスゥ‥‥近すぎ‥‥」



☆「あぁ‥‥すまない‥‥」



「‥‥いいけどさ‥‥。

 でも‥‥ボクが使える”魔法”って言っても、

 結構ショボいモノだよ、ホラ‥‥

<クリッカー>」



そう言うと同時に、

オルセットは右手で「指パッチン(フィンガースナップ)」を行う。

すると、パッチンの際に伸ばしていた

”人差し指”の先端から小さな”火”が灯っていた。

確かにショボいが‥‥。



☆「スゲェ‥‥これが”魔法”かぁ‥‥!」



「そ‥‥そんなに、

目がギラ付く程のモノかな‥‥?」



☆「イヤ‥‥だってな‥‥

 これがあれば、”ライター”入らずだし、

 明かりを灯す以外にも、色々と使えるしな!」


魔力消費もたったの”5”だし!



「”らいたー”? ってのは判らないけど、

確かに‥‥便利‥‥だね。」



☆「んな、タジタジしてないで、自信持って

 教えてくれよ! どうすればいいんだ?」



「う~ん‥‥友達伝いだから、どーしても、

 そんな自信持てないことだけど‥‥

 ”イメージ”‥‥かな‥‥」



☆「フンフン‥‥他にはあるか?」



「後は”練習”‥‥あるのみ‥‥かな?」



‥‥なるほど。

ご定番の「イメージ魔法」って奴だな‥‥。

さっきも言ったが”集団戦”じゃあ

心もとないのが、今の戦力だからなぁ‥‥。

 ならば! 

燃え盛る”爆炎”で相手を焼き尽くす!

さながら、「汚○は消毒だ~!をッ!

超える勢いでッ!



☆「クリックブラスト(刹那の爆炎)ッ!」



力を込めてのクリック(パッチン)で、極大の爆炎をッ!

そして、指先で”火炎”に指向性をッ!



「・・・何してるの? ボスゥ?」



☆「‥‥”クリッカー(着火)”の練習‥‥」



「フ~ン、

 まぁ‥‥ボクも始めはそんなんだったから

 大丈夫だよ、ボス!」



痛ェ‥‥こっ恥ずかしすぎて、痛ェ‥‥。

魔力量がオルセットより多いし、もしかしたら

”お約束”で優遇があるかも‥‥と思ったが、

神さんの予想通り(んな訳あるかッ!)か‥‥。

 まぁ‥‥スッ飛ばさず、地道にやるか‥‥。



☆「クリッカー(着火)‥‥クリッカー(着火)‥‥クリッカー(着火)

 ‥‥クリッカー(着火)‥‥クリッカー(着火)‥‥クリッカー(着火)



‥‥ホント、中々点かない”ライター”を

擦っている気分だな‥‥。



「‥‥ん? ボスゥ、

 ボクの見間違いかもしれないけど‥‥

 何回か、ボクの前でやってくれるかな?」



☆「いいけど‥‥クリッカー(着火)


5回ほど繰り返す。

なんか悪い所があるのか‥‥?



「‥‥ボスゥ、ボスの魔法の”属性”って何?」



‥‥ん? 「属性」?

ステータスの”職業”の下に

書いてあった奴の事か?



☆「”無”だが‥‥」



「‥‥やっぱり」



☆「‥‥何がだ?」



「あのね、ボス。

 ボクも魔法が得意じゃないから、

 言えた身でもないけど‥‥この世界の人々って、

 生まれた時から、最も得意な魔法の”属性”が

 決まっているらしいの」



☆「えっ?じゃあ”無”属性って‥‥」



「ううん、

 全く(・・)使えないって訳じゃあないよ、ボス。

使い勝手は悪くなるけど、どんな人でも

得意な属性以外、全て(・・)の”属性”は

持ってるハズ‥‥って母さんが言ってた」



‥‥つまり、

魔法が一種の”個性”のようになっているのか?

 例えば‥‥空を飛べるほどの”風”魔法の使い手

でも、”火”魔法になると、クリッカー(着火)

やっととか‥‥って感じか‥‥?



「‥‥それで、ボスなんだけど‥‥

 ”クリッカー(着火)”の魔法って失敗しても、

 魔力を持ってる人なら、必ず”火花”が

散るんだ‥」



 ‥‥まさか‥‥



「魔法が使いたいって期待しているボスには‥‥

 非常に‥‥言いにくいんだけど‥‥

 ボスゥは‥‥その‥‥

 ‥‥魔法の”適正”が全くない‥‥かも‥。」



☆「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 ウソだ○ンドコド~ン‥‥ボソッ」



「ぼ‥‥ボスゥ!

 そ、そんな死んだ魚の目のようにならないで!

 魔法が得意じゃあないボクの”勘違い”かも

 しれないし、練習しまくればきっとできるように

 なるって! ‥‥ってボスゥ! 

しっかりして!」



アハハ‥‥

僕ガ異世界二来タ意味ッテ、ナンダロウネ?



「ボスゥ! しっかりしてぇ!

 倒れてないで早く村に行こうよ! ボスゥ!

 ボスゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~!」




後、数刻で”夜”になろうとしている

とある田舎の今日この頃‥‥‥‥。

 聞こえる声を”川柳”風に説明するなら‥‥



のどかかな 奇声以外に 関しては‥‥‥‥



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

発動時 「”In”voked  ”w”hen」


「←To Be Continued 」と付きそうな回でしたね(笑)

ちなみに、主人公の”ライオン”という見識はハズレですが、

”ネコ科の肉食獣”ってのは合っています。


判別のヒントは、もう書かれているので

よろしければ、次の話を出すまでの間、考えてみてくださいね。


次回は”村”に到着しますよ!


挿絵(By みてみん)


オルセットはこんな容姿です。

”黒いローブ”は、実は彼女のものではないです。(意味深)

これからも、ペースは遅いですが、人気があれば、随時、書いていきたいと思います。


お読み頂き、ありがとうございます・・・。



※2016年11月28日、

スマフォ版で読みやすくなるよう、

修正、及び文章の再訂正と追加をしました。

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