Mission-6 魔法ノ存在ヲ再確認セヨ
またブックマーク”現象”がッ!
とまぁ、凹みつつも、頑張って書きました。
まだまだ”20pt”代と少ないですが、評価及び、読んで頂きありがとうございます・・・・。
感謝・・・と言えるかは判りませんが、
今回、”あとがき”に<オルセット>の容姿イラストを載っけておきます。
青々とした空が広がり、
どこぞの田舎かと思わせる、のどかな風景‥‥
この平穏を生きていくため、
オレは今、歩いている‥‥。
ど~も、
名乗れなかった¨ボス¨です‥‥。
あれから
何度やっても、オルセットに名前を伝えられず、
モヤモヤしていたもんだが、
「そうだ!書けばいいじゃん!」
‥‥と思いつき、¨筆談¨で
本名を伝えようとしたら、「ボ‥‥」
の次に、”頭痛”がレッドカードを出す始末‥‥。
しかも、ご丁寧にこうして
心の中で、¨坊ジョ‥‥¨アァァァ痛ッ!
‥‥てなわけで、¨思う¨だけでも
見事な仕事ぶりを見せてくるワケで
言えませんでしたとな‥‥クソッ!
‥‥なぁ、神さんだよな‥‥コレ?
そろそろ恨んでもいいかな‥?
まぁ…
そんなこんなで「オルセット」と、
歩き続けて3日目。
この期間中、オルセットの話の中で、彼女が
向かっていたという¨村¨へと行っている。
道中「三角猪」という、
”魔物”に襲われたが、
能力の確認も兼ねてフリピスで対処。
リロードした弾も問題なく撃てることが判った。
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・バレッドクリエイト <Lev.1>
魔力を消費して、様々な”弾薬”を創造します。
レベルが上がれば、1発を作るのに
必要なコストが少なくなり、
作れる弾薬の種類も増加します。
「Lev.1」では、¨拳銃弾¨を創造できます。
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お忘れの方もいるかと思っての
”おさらい”だが、このスキルのおかげで
”無限弾薬”‥‥とまではいかないが、
しばらくは”武器”に困る事はないからな。
検証の結果、
「ガンズクリエイト」での作成にかかる
魔力量の”2分の1”で、「早合」が
入手できる。
通常の<1対1>の戦闘では、
「タフネス」と合わせて、これで充分だろうが、
場合によっちゃあ、「ガンズクリエイト」での
”スピードリロード”も考えておかないとな‥‥。
「ボス!」
‥‥イヤ、さすがに今の魔力量じゃあ、
もったいないよな‥‥。
「バレクリ」がメインだが‥‥
それすら惜しい状況だよな‥‥。
「ボォ〜スゥ!」
う〜ん‥‥もっと確認も兼ねて、
しばらくは、「タフネス」縛りで
行く方がいいか‥‥?
「‥‥ボスゥッ!!!」
☆「うォォッ⁉︎」
「も〜 さっきからボクが呼んでんのに、
無視しないでよ!」
☆「アッハハ‥‥ゴメンな‥‥。
また考え事してた」
「ボスの悪い”クセ”だよね〜。
「三角猪」を解体する際も、
しばらくボクを無視して、黙々と解体して〜」
☆「悪かったって‥‥
失敗したら、ウマイ飯が食えなくなるだろ?
確認しつつだよ、確認。」
「”確認”も、ボスの”クセ”だよね〜」
☆「記憶がないんだ。
これぐらいの事は勘弁してくれよ‥‥」
「しょ〜がないな〜。
次やったら、今度の”獲物”は
ボクが丸々っと頂くよ!」
☆「‥‥”モモ肉”ぐらいは‥‥
残しといてくれよ‥‥」
「ど〜かな? フフッ」
不安は、いつでも付き纏うものだ‥‥。
‥‥記憶があろうとなかろうと‥‥。
だからちょっとでも”不安”をなくすために、
オレは確認をしているだけだ。
‥‥”確認”といえば、
レベルアップしてから、なんとなく”ステータス”を
チェックしてなかったな‥‥。
ちょっと失礼して、オルセットのも
一緒に見てみるか‥‥。
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氏名:坊城 将
年齢:19
性別:男性
職業:民間人
属性:無
<レベル:2>
HP:157/157(VIT:+7)
MP:310/310
DE:10 (タフネスIn,w ×2.5)
能力値
STR:4.2 (タフネスIn,w ×2.5)
PER:7.3
VIT:7.1
AGI:9.5
INT:6.7
LUC:11.1
MAG:1.0
[ EXスキル ]
<異界のスキル Lev.2>
<ガンズクリエイト Lev.1>
<バレッドクリエイト Lev.1>
<バディバンズ Lev.1> (New!)
[ Strength ]
<タフネス Lev.1>
[ Perception ]
<ガンスリンガー Lev.1>
<コール Lev.1> (New!)
[ Intelligence ]
<スキャン Lev.1>
<ディスメンティリング Lev.1>
[ Magic ]
<オーバーチャージ Lev.1> (New!)
[パッシブスキル]
<バレッド王国共通言語 マスタリー>
<Exブースト Lev.1>
<コック Lev.1> (New!)
<”ショットガン”チケット> (New!)
[装備]
・ミリタリーバックパック
→フリントロック・ピストル × 4
FPカートリッジ × 3
Ex:4,1945.
所持金: 5000Br
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名前:オルセット
年齢:17
性別:女性
職業:民間人(プラット族)
属性:無
<レベル:5>
HP:1200/1200(VIT:+17)
MP:100/100
DE:30
能力値
STR:5.0
PER:28.6
VIT:17.7
AGI:30.1
INT:6.6
LUC:5.2
MAG:1.0
[ EXスキル ]
眠れる獅子
[ Strength ]
<身体強化 Lev.1>(5.0)
[ Perception ]
<視聴強化 Lev.2>(20.0)
[ Vitality ]
<物理耐性 Lev.3>(10.0)
[ Agility ]
<強壮 Lev.3>(25.0)
<強靭 Lev.3>(25.0)
[ Intelligence ]
<バレッド王国共通言語 Lev.5>
[ Luke ]
〜OffLine〜
[ Magic ]
<クリッカー>
[パッシブスキル]
〜OffLine〜
Ex: 5,5176.
所持金: 0Br
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「New!」とあるのは、神さんが新たに投下した
<バディパック>に纏まっていた”新スキル”だ。
3日間の間にある程度効果をチェックしたが、
追々、再確認していくので割愛させてもらう。
後、”ステータス”は、
どうやら<新しく入手>した”スキル”の項目を
優先的に表示していくようだ。
オルセットの場合は、初回スキャンだからか
全ての項目が表示されたが‥‥
他は判らないもんだな‥‥。
というか、「眠れる”獅子”」?
”ライオン”なのか? オルセットの種族って?
だからか‥‥? この三日間で、やたら
”猪”の肉に”ご執心”だったのは‥‥。
日本じゃあ”魚”が大好物! ってイメージだが
海外だと”肉”の方が好物、って、
言うらしいからな‥
こういうイメージなのは、
”海産物の大家族”で有名なアニメの”OP”が、
発端だって聞いたことがあるな‥‥
まぁ、それはともかく、
オルセットの種族は、
”ライオン”と確定はできないが、
”ネコ科の肉食獣”に近い種族ってのは判った。
「眠れる獅子」は、今回は自重で
見ない事にするが‥‥
☆「‥‥後は、表示が違うんだよな‥‥ボソッ」
「ん? なんか言った? ボス?」
☆「ああ‥‥”鑑定”でチェックしたら‥‥な
仲間なワケだし、一応、オルセットの”能力”を
把握しておいた方がいいかな〜?
‥‥と思ってな」
「‥‥えっ?
ボスって”鑑定”の魔法が使えるの⁉︎」
☆「‥‥ん? まぁ‥‥似たやつをな‥‥。
というか‥‥魔法なのか?
ステータスじゃあ‥‥” Intelligence”に
分類されてるモノなんだが ‥?」
「‥‥いんてりじぇんす?」
‥‥あっ、墓穴掘ったか? コレは‥‥。
☆「いや‥‥そういう”スキル”があるんだ。
というか‥‥オルセットは、自分のステータスは
見れるのか?」
「うん? なんで当たり前の事聞くの、ボスゥ?」
‥‥コレは、大丈夫みたいだな。
というか、カワイイな‥‥オイ‥‥。
首をチョコンと傾げながら聞き返すって‥‥。
☆「いや、
確認したかっただけだ、ありがとな。
‥‥ところで、オルセットって、
”魔法”が使えるんだよな?」
「うん、ボスは使えないの?」
☆「そりゃそうだろ‥‥
オレはこの世界出身じゃあないんだぞ。
”魔法”が全くない世界だったからな」
「へぇ〜 結構、不便な世界だったの?」
☆「魔法に変わる”技術”がなければな。
魔法がなくても、なんとかなったもんだよ。
俺が使っていた”武器”も、その技術の賜物だ」
「フ〜ン‥‥」
☆「まぁ、興味があれば、また今度教えてやるよ。
そ・れ・よ・り・も、早く教えてくれないか⁉︎」
「ボ‥‥ボスゥ‥‥近すぎ‥‥」
☆「あぁ‥‥すまない‥‥」
「‥‥いいけどさ‥‥。
でも‥‥ボクが使える”魔法”って言っても、
結構ショボいモノだよ、ホラ‥‥
<クリッカー>」
そう言うと同時に、
オルセットは右手で「指パッチン」を行う。
すると、パッチンの際に伸ばしていた
”人差し指”の先端から小さな”火”が灯っていた。
確かにショボいが‥‥。
☆「スゲェ‥‥これが”魔法”かぁ‥‥!」
「そ‥‥そんなに、
目がギラ付く程のモノかな‥‥?」
☆「イヤ‥‥だってな‥‥
これがあれば、”ライター”入らずだし、
明かりを灯す以外にも、色々と使えるしな!」
魔力消費もたったの”5”だし!
「”らいたー”? ってのは判らないけど、
確かに‥‥便利‥‥だね。」
☆「んな、タジタジしてないで、自信持って
教えてくれよ! どうすればいいんだ?」
「う~ん‥‥友達伝いだから、どーしても、
そんな自信持てないことだけど‥‥
”イメージ”‥‥かな‥‥」
☆「フンフン‥‥他にはあるか?」
「後は”練習”‥‥あるのみ‥‥かな?」
‥‥なるほど。
ご定番の「イメージ魔法」って奴だな‥‥。
さっきも言ったが”集団戦”じゃあ
心もとないのが、今の戦力だからなぁ‥‥。
ならば!
燃え盛る”爆炎”で相手を焼き尽くす!
さながら、「汚○は消毒だ~!をッ!
超える勢いでッ!
☆「クリックブラストッ!」
力を込めてのクリックで、極大の爆炎をッ!
そして、指先で”火炎”に指向性をッ!
「・・・何してるの? ボスゥ?」
☆「‥‥”クリッカー”の練習‥‥」
「フ~ン、
まぁ‥‥ボクも始めはそんなんだったから
大丈夫だよ、ボス!」
痛ェ‥‥こっ恥ずかしすぎて、痛ェ‥‥。
魔力量がオルセットより多いし、もしかしたら
”お約束”で優遇があるかも‥‥と思ったが、
神さんの予想通りか‥‥。
まぁ‥‥スッ飛ばさず、地道にやるか‥‥。
☆「クリッカー‥‥クリッカー‥‥クリッカー
‥‥クリッカー‥‥クリッカー‥‥クリッカー」
‥‥ホント、中々点かない”ライター”を
擦っている気分だな‥‥。
「‥‥ん? ボスゥ、
ボクの見間違いかもしれないけど‥‥
何回か、ボクの前でやってくれるかな?」
☆「いいけど‥‥クリッカー」
5回ほど繰り返す。
なんか悪い所があるのか‥‥?
「‥‥ボスゥ、ボスの魔法の”属性”って何?」
‥‥ん? 「属性」?
ステータスの”職業”の下に
書いてあった奴の事か?
☆「”無”だが‥‥」
「‥‥やっぱり」
☆「‥‥何がだ?」
「あのね、ボス。
ボクも魔法が得意じゃないから、
言えた身でもないけど‥‥この世界の人々って、
生まれた時から、最も得意な魔法の”属性”が
決まっているらしいの」
☆「えっ?じゃあ”無”属性って‥‥」
「ううん、
全く使えないって訳じゃあないよ、ボス。
使い勝手は悪くなるけど、どんな人でも
得意な属性以外、全ての”属性”は
持ってるハズ‥‥って母さんが言ってた」
‥‥つまり、
魔法が一種の”個性”のようになっているのか?
例えば‥‥空を飛べるほどの”風”魔法の使い手
でも、”火”魔法になると、クリッカーが
やっととか‥‥って感じか‥‥?
「‥‥それで、ボスなんだけど‥‥
”クリッカー”の魔法って失敗しても、
魔力を持ってる人なら、必ず”火花”が
散るんだ‥」
‥‥まさか‥‥
「魔法が使いたいって期待しているボスには‥‥
非常に‥‥言いにくいんだけど‥‥
ボスゥは‥‥その‥‥
‥‥魔法の”適正”が全くない‥‥かも‥。」
☆「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ウソだ○ンドコド~ン‥‥ボソッ」
「ぼ‥‥ボスゥ!
そ、そんな死んだ魚の目のようにならないで!
魔法が得意じゃあないボクの”勘違い”かも
しれないし、練習しまくればきっとできるように
なるって! ‥‥ってボスゥ!
しっかりして!」
アハハ‥‥
僕ガ異世界二来タ意味ッテ、ナンダロウネ?
「ボスゥ! しっかりしてぇ!
倒れてないで早く村に行こうよ! ボスゥ!
ボスゥ~~~~~~~~~~~~~~~~~!」
後、数刻で”夜”になろうとしている
とある田舎の今日この頃‥‥‥‥。
聞こえる声を”川柳”風に説明するなら‥‥
のどかかな 奇声以外に 関しては‥‥‥‥
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発動時 「”In”voked ”w”hen」
「←To Be Continued 」と付きそうな回でしたね(笑)
ちなみに、主人公の”ライオン”という見識はハズレですが、
”ネコ科の肉食獣”ってのは合っています。
判別のヒントは、もう書かれているので
よろしければ、次の話を出すまでの間、考えてみてくださいね。
次回は”村”に到着しますよ!
オルセットはこんな容姿です。
”黒いローブ”は、実は彼女のものではないです。(意味深)
これからも、ペースは遅いですが、人気があれば、随時、書いていきたいと思います。
お読み頂き、ありがとうございます・・・。
※2016年11月28日、
スマフォ版で読みやすくなるよう、
修正、及び文章の再訂正と追加をしました。