Contact-16 ¨怪シイ奴ラ¨ヲ撃退セヨ
お待たせしましたッ!
第2章、初めての戦闘回になります!
そして・・・
<総合評価>”100”突破ッ!
ありがとうございますッ!
まだまだ小さいですが・・・(汗)
今後ともより面白いモノを提供できるよう、
精進していきますッ!
後、前回、「N」と話してる際に
<『』>
↑ このようなカッコが、出てきたと思いますが、
これは、ボスが”心の中”で強調して喋っているか、
あるいは”念話スキル”の「コール」を
使ってる会話文になります。
前回、前書きで書くのを忘れてしまい、
申し訳ありませんでした・・・。
(投稿後、15話の前書きに追加しておきます・・・)
~ウィィ~ン、ピピピピピ!~
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〈スキャン結果〉
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名前:リフィル
年齢:142歳
性別:女性
職業:~Unanalyzable~
(エルフ族/ハイエルフ種)
属性:木、風
<レベル:34>
HP:58/872(VIT:+21) ー Dying! ー
MP:0/10000
DE:0
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名前:ラフィル
年齢:142歳
性別:男
職業:~Unanalyzable~
(エルフ族/ダークエルフ種)
属性:木
<レベル:36>
HP:9/1266(VIT:+74) ー Dying! ー
MP:10/5000
DE:27
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・・・マジで”エルフ”だったよ・・・。
しかも・・・「ハイエルフ」に・・・
「ダークエルフ」って・・・
・・・トランプゲームの”ブラックジャック”で、
いきなり、「A」と「J」のカードが
配られて「ナチュラル21」になるぐらい
”レア”な巡り合わせなんじゃあないか・・・?
・・・って!
んな事を思っている場合じゃあない!
早く治療しないと!
「ボスゥ〜ッ! 見つけたよ〜!
・・・って、ちょ、ウニャァァァァァァッ!?」
☆「オルセット・・・またお前、ドジして・・・
(後ろを振り向く)
ッ!? ・・・誰だ・・・お前ら?」
「ヘヘヘヘヘヘ・・・
それはこっちのセリフでっせ・・・
アンさん・・・”モバリティア様”が治める
この領地で、こないな”得体の知れないモノ”と
”獣”を連れて何しとんねんな・・・?」
「ボ〜スゥ〜ッ!」
N:現在の状況を説明しようッ!
<焚火>の位置を”中心”にボスがいるのは、
倒れた二人のいる”北東5m”辺りッ!
オルセットがいるのは、先程、オルセットが
”緑茶”を飲み、その後ろにテントがあった
”北1m”辺りッ!
オルセットが、”水”と”お菓子”を持って、
テントから出てきた瞬間ッ!
”北西3m”辺りから走ってきた、
黒ずくめのエセ関西人(?)に”羽交い締め”に
されてしまったのであるッ!
☆「おい・・・ッ! オレの仲間を離せ・・ッ!」
「オレの仲間ァ? アンさん正気かいな・・・?
こないな”獣”・・・仲間にしといてなんの”得”が
あるんてん?」
☆「ヤロゥ・・・ッ!」
「ヘヘヘ・・・そ・れ・よ・り・も!
アンさんに”話”があるんですわ・・・」
☆「話・・・?」
「ヘヘヘ・・・悪い話じゃあ、ありまへん・・・。
アンさんの後ろにおる”二人”・・・
大人しく、引き渡してくれまへんか?」
☆「理由は・・・?」
「・・・大きな声で言えまへんが・・・
実は、そこの二人・・・”脱走奴隷”なんですわ。
”モバリティア様”が大ッ層ッ!
大事にしておます、大〜事なッ、大〜〜事なッ!
奴隷達なんですわ〜」
☆「・・・大事・・・ねぇ?
随分と”雑”な扱い方を、しているように
見えるんだが・・・?」
「そらぁ・・・”奴隷”は、
<使い潰して>、なんぼでしょうが。
アンさん・・・この国の国民なのに、
”頭ァ”大丈夫でっか?」
☆「・・・フッ、お前こそ、”頭ァ”大丈夫か?
そんなダサい服を着たくもないし、
オレはこの国の国民じゃあないんでな・・・
それに・・・んな”クソ”な事は知らないもんで
悪ろうございましたよ・・・」
「ほお〜、そうか、そうかぁ〜
ほな・・・仕方ありまへんな・・・」
〜パチンッ〜
N:羽交い締め状態から男が”指パッチン”をすると
”西1m”辺りの茂みから”3人”、
ボスの背後の茂みから”2人”と・・・
同じような”黒ずくめの男達”が、
ナイフやショートソードを持って現れたッ!
☆「・・・何のマネだ?」
「バレット王国第44条・・・
<”奴隷法”に逆らう者には”死”を>
アンさん・・・最後のチャンスでっせ。
ワシらも・・・できれば、穏便に事を
済ませたいんですわ・・・。
大人しくそこの奴隷と、”この”不法所持の”奴隷”
を引き渡してくれれば、<金貨30枚>の謝礼で、
手ェ打ちますわ・・・」
☆「ちょっと待て・・・”不法所持”だって?」
「おんやぁ? ご存知なくて?
”亜人”を連れる際には<奴隷の首輪>を
しっかりと・・・この国の”ダ・レ・も”が、
知ってる事ですわ・・・
あっ! アンさんこないな”法律”も解らんような
”ド低能”でしたわッ! スンマヘンな〜!」
〜 イエヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ〜 〜
(周囲の黒ずくめも含め、一斉に笑う。)
☆「・・・
(俯いているが、かなり目が据わっている)」
・・・今すぐ”鉛玉”をブチ込みてェ・・・ッ!
だが、落ち着け・・・もしアイツらの
言っている事が<本当>なら・・・後々、
面倒な事になる・・・。
「まだ、決心つかないんでっか?
ほな・・・参考程度に言いはるが・・・
そないな、”亜人”達・・・助けんのはやめとき。
特に・・・そこの”黒い”エルフ・・・。
ウチらなぁ・・・”27人”おったんやけど・・・
この意味・・・判りまっか?」
・・・クソォ・・・アイツらがバカなおかげで、
”オルセット”と”コール”での<打ち合わせ>は
終わっているのに・・・
後はアイツらが”ウソ”を言っている確証が・・・
〜 クイッ・・・クイッ・・・ムンズッ! 〜
☆「ッ!?」
N:ボスが思慮を巡らせている最中、
何者かが、ボスの”ズボン”をガッチリと掴む!
驚いたボスが、恐る恐る振り向くと・・・
そこには、生まれて間もない”小鹿”のように、
必死にボスのズボンを掴み、とてつもない
憎悪を篭めた眼差しをボスに向ける、
ダークエルフの少年・・・”ラフィル”の
姿があった・・・。
「・・アイ・・tuラ・・・テキ・・・」
☆「お前・・・喋れたのか!?」
「・・アイ・・tuラ・・・ネエ・・・チャン・・・
wo・・・・コro・・soウ・・・ト・・・・ッ!」
〜ガクッ〜
N:そう言うと・・・彼は、事切れたのか・・・
手を離し、再び地面に平伏してしまう・・・。
☆「・・・証言・・・ありがとな・・・」
N:ボソッと・・・そう言ったボスは、
少年の頭を優しく撫でた後、再びオルセットを
人質にとる”エセ関西人(?)”へと視線を直すッ!
「さてさて・・・
”亜人”を”撫でる”なんて<キチガイ>な事をする
アンさんは・・・そろそろ賢明な判断は・・・
できてまっか・・・?」
☆「そうだな・・・金貨30枚・・・
悪くない話だな・・・」
「へっへっへっ・・・
なんやぁ・・・賢明な判断できんじゃあないか・・・
アンさん・・・。 んじゃあ・・・」
☆「・・・だが、いらねぇ・・・」
「ハァッ!?」
N:・・・コミカルな表現で言えば、
今にも<大口開けたまま、鼻水を垂らす神様>に
ソックリな表情である・・・プププ・・・
☆「・・・『うるせぇ。』
生憎・・・以前の村で”金”には困ってない程
稼いでんだよ・・・だけどなぁ・・・
それ以前に・・・」
N:そう言うと、ボスは一瞬俯き・・・
「不敵な笑み」で”一呼吸”を置いた後・・・
☆「クソな考えしかしねぇ、”つまんない人間”
よりも、オレを信頼してくれる・・・
”面白い亜人”達の方が、
オレはよっぽど好きなんでなッ!」
N:「満面の笑み」で叫んだのだッ!
「ククッ・・・クキクウウ〜〜〜ゥゥ!
ええぃッ! 奴隷の戯れ言なんぞ聞くッ、
”反逆者”めがぁぁぁぁぁぁ〜!
かかって、奪い返せェェェェェェェェェッ!」
〜ウォォォォォォォォォォォォォォォッ!〜
N:「エセ関西人(?)」の号令と共に、一斉に
黒ずくめの男達がボス目掛けて襲いかかる!
だが、先程セリフを含めた”10秒間”ッ!
ボスはこう思っていた!
・・・人数差で勝ってると思っての”突撃”・・・
か・・・計画通りだな・・・。
何分・・・あの村で一週間・・・
ただ”通販”をして、過ごしていただけ
じゃあないって事をッ! 見せつけてやるッ!
☆『今だ! オルガッ!』
『りょ〜かいッ! ボスゥ! せ〜のっ!』
〜 ガブッ! 〜
「イデェェェェェェェェェェェェェェッッッ!?」
N:黒ずくめ達が飛び出した瞬間ッ!
オルセットは両手を挙げられた状態から、
「エセ関西人(?)」の右手首を、
強引に掴んで噛みつくッ!
そして、右腕で「エセ関西人(?)」の頭に
”片肘打ち”かまして捕縛を解いた後、
体を回転させて男の”右側”に移動し、なんとッ!
柔道で言う、「一本背負い」で強引に
投げ飛ばしたのだッ!
そして、「エセ関西人(?)」が
投げ飛ばされた先には・・・先程の”絶叫”に
よって、”焚火”の前で足を止めていた・・・
”3人”の黒ずくめ達がいた・・・。
〜 ヒュ〜〜ン ドドドドシンッ!〜
「ギャァァァァァァ!
アチィィィィィィ!(×4人)」
「ウェッ!? な・・・何が・・・?」
〜 ジャキンッ! 〜
N:ボスの背後にいた二人が、全く状況を掴めず
立ち往生する中、”奇妙な音”が二人の耳に届く。
二人が視線を向けると・・・?
☆「足元がお留守だぜ・・・」
~ キキンッ!シュボボッ! ~
N:地面に”仰向け”に寝そべり、
二人の<頭>目掛けての”引き金”を
引いていたボスだった・・・。
「ヘッ!?(×2)」
~ ズババァァァァンッッ! ~
N:もんどりうつように、一瞬宙に浮き、
そして・・・地面へと見事な”Uの字”の体勢で
落ちた二人は、そのまま動かなくなった・・・。
ボスは、起き上がりつつ、2丁のフリピスを
ジャケットの胸ポケットにしまうと、
頭から血を流す二人に近寄り、首の”頸動脈”に
それぞれ両手の指を当て、<死亡>を確認する。
その後、ボスは力尽きている”二人のエルフ”に
手を翳す・・・。
☆「フゥ・・・”メディケア”ッ!」
~ホワワワ~ワァ~ン~
☆「・・・(「スキャン」で体力を見てる)
よし、これでなんとか大丈夫だな・・・
・・・オル・・・」
「ボス! 危ないッ!」
「キサマ・・・よくもォォォォォォォォッ!」
N:これはファンタジーの世界だからだろうか!?
焚火に突っ込んだというのに、なお”火達磨”
と化してもボスへと一矢報いようと、
突撃する「エセ関西人(?)」ッ!
だがボスは微動だにしないッ!
スクッと立ち、右腕を伸ばしたかと思えば、
手の平に、青い光の玉が出現し、それが弾けると
ボスは”1.5m程の何か”を握っていたッ!
そして・・・ッ!
~ ゴッ! メメッキ・・・~
「ゴフォアアァァァァァァァァァァァァァッ!?」
~ ・・・・ガシャアァァァァァァンッ~
N:見事な”野球スイング”で振り向き様に
火達磨関西人(?)を吹っ飛ばしたのだッ!
・・・飛んだ先のテントは”半壊”に
なってしまったが・・・。
☆「フゥ・・・やっぱ”火縄銃”は、
”撃つ”じゃあなくて、”殴る”に限るな・・・」
N:銃を肩に”仁王立ち”風に言っても・・・
☆「・・・うるせぇ」
「ボスゥ! 大丈夫!?
(ボスの元へと小走りで近く)」
☆「大丈夫だ。オルセットの方は?」
「ん〜
・・・”スキャン”で見たけど、先に焚火に
入った”3人”はもうダメだったみたい・・・」
☆「・・・そうか。
”無力化”は難しいモノだな・・・」
「・・・この後はどうするの? ボスゥ・・・?」
☆「・・・とりあえず、
テントで伸びてるヤツに”メディケア”を
掛けといてくれ。オレはもう・・・
”魔力”がないんでな・・・」
「うんッ! ボスの言う通り、
”タフネス”は使わなかったしね!」
☆「よくやったな・・・オルセット・・・
(頭を撫でる)」
「えへへ・・・
(嬉しそうに目を瞑り、耳と尻尾も動く)」
☆「よしッ! んじゃあ・・・
オレは”死体”の処理と、あの”二人”を
移動させるから、追加ですまないが・・・
オルセットは”回復”させた後、テントの奴を
”ロープ”で縛って、周辺の片付けを頼む。
できたら・・・また”焚火”もつけといてくれ」
「りょ〜かいッ! ボスゥ!
(ビシッと、敬礼!)」
☆「頼んだぞ、オルガ・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〜〜〜
いかがでしたでしょうか?
”スキルが揃ってきて・・・
オルセットとの”連携”も取れるようになり・・・
よ〜やくッ! 書きたかった”頭脳戦”っぽいバトルが
書けるようになってきました!
一応、この小説は「銃火器RPG」を謳っているので
フルオートのアサルトライフルで、ドンパチヒャッハー
・・・ではなく、
<いかに限られた物で、
困難な状況を打破していくか・・・?>
・・・という事に重きを置き、
ジョジョに”強く”なっていく事を
<コンセプト>にしています。
なので、もしこの小説を見て頂いて、
<・・・なんか楽しくねぇ〜な〜>
・・・と思った方は、先程言ったような”見方”で
見て頂くと、楽しめると思いますよ。
・・・強い銃器? 軍隊? 出さないの?
<違います>
・・・出したいけど、出せないんですッ!(泣)