表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異界の傭兵団~現代スキルで世界統制を目指す~  作者: North.s.Traveller(ノーズトラベラー)
第二章 三匹の”ブタ”
26/66

Contact-16 ¨怪シイ奴ラ¨ヲ撃退セヨ

お待たせしましたッ!

第2章、初めての戦闘回になります!


そして・・・

<総合評価>”100”突破ッ! 

ありがとうございますッ!


まだまだ小さいですが・・・(汗)

今後ともより面白いモノを提供できるよう、

精進していきますッ!


後、前回、「N」と話してる際に


<『』> 


↑ このようなカッコが、出てきたと思いますが、

これは、ボスが”心の中”で強調して喋っているか、

あるいは”念話スキル”の「コール」を

使ってる会話文になります。


前回、前書きで書くのを忘れてしまい、

申し訳ありませんでした・・・。

(投稿後、15話の前書きに追加しておきます・・・)

~ウィィ~ン、ピピピピピ!~




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈スキャン結果〉


-------------------------------------

名前:リフィル

年齢:142歳

性別:女性

職業:~Unanalyzable~

  (エルフ族/ハイエルフ種)

属性:木、風


<レベル:34>

HP:58/872(VIT:+21) ー Dying! ー

MP:0/10000

DE:0

-------------------------------------






-------------------------------------

名前:ラフィル

年齢:142歳

性別:男

職業:~Unanalyzable~

  (エルフ族/ダークエルフ種)

属性:木


<レベル:36>

HP:9/1266(VIT:+74) ー Dying! ー

MP:10/5000

DE:27

-------------------------------------






・・・マジで”エルフ”だったよ・・・。


しかも・・・「ハイエルフ」に・・・

「ダークエルフ」って・・・

・・・トランプゲームの”ブラックジャック”で、

いきなり、「A(エース(1))」と「J(ジャック(10))」のカードが

配られて「ナチュラル21(勝ち確定)」になるぐらい

”レア”な巡り合わせなんじゃあないか・・・?


・・・って!

んな事を思っている場合じゃあない!

早く治療しないと!




「ボスゥ〜ッ! 見つけたよ〜! 

 ・・・って、ちょ、ウニャァァァァァァッ!?」



☆「オルセット・・・またお前、ドジして・・・

 (後ろを振り向く)

 ッ!? ・・・誰だ・・・お前ら?」



「ヘヘヘヘヘヘ・・・

 それはこっちのセリフでっせ・・・

 アンさん・・・”モバリティア様”が治める

 この領地で、こないな”得体の知れないモノ”と

 ”獣”を連れて何しとんねんな・・・?」



「ボ〜スゥ〜ッ!」




N:現在の状況を説明しようッ!

 <焚火>の位置を”中心”にボスがいるのは、

 倒れた二人のいる”北東5m”辺りッ!

 オルセットがいるのは、先程、オルセットが

 ”緑茶”を飲み、その後ろにテントがあった

 ”北1m”辺りッ!

  オルセットが、”水”と”お菓子”を持って、

 テントから出てきた瞬間ッ!

  ”北西3m”辺りから走ってきた、

 黒ずくめのエセ関西人(?)に”羽交い締め”に

 されてしまったのであるッ!




☆「おい・・・ッ! オレの仲間を離せ・・ッ!」



「オレの仲間ァ? アンさん正気かいな・・・?

 こないな”獣”・・・仲間にしといてなんの”得”が

 あるんてん?」



☆「ヤロゥ・・・ッ!」



「ヘヘヘ・・・そ・れ・よ・り・も!

 アンさんに”話”があるんですわ・・・」



☆「話・・・?」



「ヘヘヘ・・・悪い話じゃあ、ありまへん・・・。

 アンさんの後ろにおる”二人”・・・

 大人しく、引き渡してくれまへんか?」



☆「理由は・・・?」



「・・・大きな声で言えまへんが・・・

 実は、そこの二人・・・”脱走奴隷”なんですわ。

 ”モバリティア様”が大ッ層ッ! 

 大事にしておます、大〜事なッ、大〜〜事なッ!

 奴隷達なんですわ〜」



☆「・・・大事・・・ねぇ?

 随分と”雑”な扱い方を、しているように

 見えるんだが・・・?」



「そらぁ・・・”奴隷”は、

 <使い潰して>、なんぼでしょうが。

 アンさん・・・この国の国民なのに、

 ”頭ァ”大丈夫でっか?」



☆「・・・フッ、お前こそ、”頭ァ”大丈夫か?

 そんなダサい服を着たくもないし、

 オレはこの国の国民じゃあないんでな・・・

 それに・・・んな”クソ”な事は知らないもんで

 ろうございましたよ・・・」



「ほお〜、そうか、そうかぁ〜

 ほな・・・仕方ありまへんな・・・」




 〜パチンッ〜



N:羽交い締め状態から男が”指パッチン”をすると

 ”西1m”辺りの茂みから”3人”、

 ボスの背後の茂みから”2人”と・・・

 同じような”黒ずくめの男達”が、

 ナイフやショートソードを持って現れたッ!



☆「・・・何のマネだ?」



「バレット王国第44条・・・


 <”奴隷法”に逆らう者には”死”を>


 アンさん・・・最後のチャンスでっせ。

 ワシらも・・・できれば、穏便に事を

 済ませたいんですわ・・・。

 大人しくそこの奴隷と、”この”不法所持の”奴隷”

 を引き渡してくれれば、<金貨30枚>の謝礼で、

 手ェ打ちますわ・・・」



☆「ちょっと待て・・・”不法所持”だって?」



「おんやぁ? ご存知なくて?

 ”亜人”を連れる際には<奴隷の首輪>を

 しっかりと・・・この国の”ダ・レ・も”が、

 知ってる事ですわ・・・

 あっ! アンさんこないな”法律”も解らんような

 ”ド低能”でしたわッ! スンマヘンな〜!」




 〜 イエヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ〜 〜

 (周囲の黒ずくめも含め、一斉に笑う。)




☆「・・・

 (俯いているが、かなり目が据わっている)」



・・・今すぐ”鉛玉”をブチ込みてェ・・・ッ!

 だが、落ち着け・・・もしアイツらの

言っている事が<本当>なら・・・後々、

面倒な事になる・・・。



「まだ、決心つかないんでっか?

 ほな・・・参考程度に言いはるが・・・

 そないな、”亜人”達・・・助けんのはやめとき。

  特に・・・そこの”黒い”エルフ・・・。

 ウチらなぁ・・・”27人”おったんやけど・・・

 この意味・・・判りまっか?」



・・・クソォ・・・アイツらがバカなおかげで、

”オルセット”と”コール”での<打ち合わせ(ブチのめす準備)>は

終わっているのに・・・

 後はアイツらが”ウソ”を言っている確証が・・・



 〜 クイッ・・・クイッ・・・ムンズッ! 〜



☆「ッ!?」




N:ボスが思慮を巡らせている最中、

 何者かが、ボスの”ズボン”をガッチリと掴む!

  驚いたボスが、恐る恐る振り向くと・・・

 そこには、生まれて間もない”小鹿”のように、

 必死にボスのズボンを掴み、とてつもない

 憎悪を篭めた眼差しをボスに向ける、

 ダークエルフの少年・・・”ラフィル”の

 姿があった・・・。




「・・アイ・・tuラ・・・テキ・・・」



☆「お前・・・喋れたのか!?」



「・・アイ・・tuラ・・・ネエ・・・チャン・・・

 wo・・・・コro・・soウ・・・ト・・・・ッ!」



 〜ガクッ〜




N:そう言うと・・・彼は、事切れたのか・・・

 手を離し、再び地面に平伏してしまう・・・。




☆「・・・証言・・・ありがとな・・・」




N:ボソッと・・・そう言ったボスは、

 少年の頭を優しく撫でた後、再びオルセットを

 人質にとる”エセ関西人(?)”へと視線を直すッ!



「さてさて・・・

 ”亜人”を”撫でる”なんて<キチガイ>な事をする

 アンさんは・・・そろそろ賢明な判断は・・・

 できてまっか・・・?」



☆「そうだな・・・金貨30枚(約300万円)・・・

 悪くない話だな・・・」



「へっへっへっ・・・

 なんやぁ・・・賢明な判断できんじゃあないか・・・

 アンさん・・・。 んじゃあ・・・」



☆「・・・だが、いらねぇ・・・」



「ハァッ!?」




N:・・・コミカルな表現で言えば、

 今にも<大口開けたまま、鼻水を垂らす神様>に

 ソックリな表情である・・・プププ・・・



☆「・・・『うるせぇ。』

 生憎・・・以前の村で”金”には困ってない程

 稼いでんだよ・・・だけどなぁ・・・

 それ以前に・・・」




N:そう言うと、ボスは一瞬俯き・・・

 「不敵な笑み」で”一呼吸”を置いた後・・・




☆「クソな考えしかしねぇ、”つまんない人間”

 よりも、オレを信頼してくれる・・・

 ”面白い亜人”達の方が、

 オレはよっぽど好きなんでなッ!」




N:「満面の笑み」で叫んだのだッ!




「ククッ・・・クキクウウ〜〜〜ゥゥ!

 ええぃッ! 奴隷の戯れ言なんぞ聞くッ、

 ”反逆者”めがぁぁぁぁぁぁ〜!

 かかって、奪い返せェェェェェェェェェッ!」



 〜ウォォォォォォォォォォォォォォォッ!〜




N:「エセ関西人(?)」の号令と共に、一斉に

 黒ずくめの男達がボス目掛けて襲いかかる!

 だが、先程セリフを含めた”10秒間”ッ!

 ボスはこう思っていた!



・・・人数差で勝ってると思っての”突撃”・・・

か・・・計画通りだな・・・。

 何分なにぶん・・・あの村で一週間・・・

ただ”通販”をして、過ごしていただけ

じゃあないって事をッ! 見せつけてやるッ!




☆『今だ! オルガッ!』



『りょ〜かいッ! ボスゥ! せ〜のっ!』



 〜 ガブッ! 〜



「イデェェェェェェェェェェェェェェッッッ!?」




N:黒ずくめ達が飛び出した瞬間ッ!

 オルセットは両手を挙げられた状態から、

 「エセ関西人(?)」の右手首を、

 強引に掴んで噛みつくッ!

  そして、右腕で「エセ関西人(?)」の頭に

 ”片肘打ち”かまして捕縛を解いた後、

 体を回転させて男の”右側”に移動し、なんとッ!

 柔道で言う、「一本背負い」で強引に

 投げ飛ばしたのだッ!

  そして、「エセ関西人(?)」が

 投げ飛ばされた先には・・・先程の”絶叫”に

 よって、”焚火”の前で足を止めていた・・・

 ”3人”の黒ずくめ達がいた・・・。



 〜 ヒュ〜〜ン ドドドドシンッ!〜



「ギャァァァァァァ!

 アチィィィィィィ!(×4人)」



「ウェッ!? な・・・何が・・・?」


 〜 ジャキンッ! 〜



N:ボスの背後にいた二人が、全く状況を掴めず

 立ち往生する中、”奇妙な音”が二人の耳に届く。

 二人が視線を向けると・・・?



☆「足元がお留守だぜ・・・」


 ~ キキンッ!シュボボッ! ~




N:地面に”仰向け”に寝そべり、

 二人の<頭>目掛けての”引き金”を

 引いていたボスだった・・・。

 


「ヘッ!?(×2)」


 ~ ズババァァァァンッッ! ~




N:もんどりうつように、一瞬宙に浮き、

 そして・・・地面へと見事な”Uの字”の体勢で

 落ちた二人は、そのまま動かなくなった・・・。

  ボスは、起き上がりつつ、2丁のフリピスを

 ジャケットの胸ポケットにしまうと、

 頭から血を流す二人に近寄り、首の”頸動脈”に

 それぞれ両手の指を当て、<死亡>を確認する。

  その後、ボスは力尽きている”二人のエルフ”に

 手をかざす・・・。



☆「フゥ・・・”メディケア”ッ!」


 ~ホワワワ~ワァ~ン~



☆「・・・(「スキャン」で体力を見てる)

 よし、これでなんとか大丈夫だな・・・

 ・・・オル・・・」



「ボス! 危ないッ!」



「キサマ・・・よくもォォォォォォォォッ!」




N:これはファンタジーの世界だからだろうか!?

 焚火に突っ込んだというのに、なお”火達磨ひだるま

 と化してもボスへと一矢報いようと、

 突撃する「エセ関西人(?)」ッ!

  だがボスは微動だにしないッ! 

 スクッと立ち、右腕を伸ばしたかと思えば、

 手の平に、青い光の玉が出現し、それが弾けると

 ボスは”1.5m程の何か”を握っていたッ!

  そして・・・ッ!




 ~ ゴッ! メメッキ・・・~


「ゴフォアアァァァァァァァァァァァァァッ!?」



 ~ ・・・・ガシャアァァァァァァンッ~



N:見事な”野球スイング”で振り向き様に

 火達磨関西人(?)を吹っ飛ばしたのだッ!

  ・・・飛んだ先のテントは”半壊”に

 なってしまったが・・・。




☆「フゥ・・・やっぱ”火縄銃”は、

 ”撃つ”じゃあなくて、”殴る”に限るな・・・」




N:銃を肩に”仁王立ち”風に言っても・・・




☆「・・・うるせぇ」



「ボスゥ! 大丈夫!?

 (ボスの元へと小走りで近く)」



☆「大丈夫だ。オルセットの方は?」



「ん〜

 ・・・”スキャン”で見たけど、先に焚火に

 入った”3人”はもうダメだったみたい・・・」



☆「・・・そうか。

 ”無力化”は難しいモノだな・・・」



「・・・この後はどうするの? ボスゥ・・・?」



☆「・・・とりあえず、

 テントで伸びてるヤツに”メディケア”を

 掛けといてくれ。オレはもう・・・

 ”魔力”がないんでな・・・」



「うんッ! ボスの言う通り、

 ”タフネス”は使わなかったしね!」



☆「よくやったな・・・オルセット・・・

 (頭を撫でる)」



「えへへ・・・

 (嬉しそうに目を瞑り、耳と尻尾も動く)」



☆「よしッ! んじゃあ・・・

 オレは”死体”の処理と、あの”二人”を

 移動させるから、追加ですまないが・・・

 オルセットは”回復”させた後、テントの奴を

 ”ロープ”で縛って、周辺の片付けを頼む。

 できたら・・・また”焚火”もつけといてくれ」



「りょ〜かいッ! ボスゥ!

 (ビシッと、敬礼!)」



☆「頼んだぞ、オルガ・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〜〜〜

いかがでしたでしょうか?


”スキルが揃ってきて・・・

オルセットとの”連携”も取れるようになり・・・

よ〜やくッ! 書きたかった”頭脳戦”っぽいバトルが

書けるようになってきました!




一応、この小説は「銃火器RPG」をうたっているので

フルオートのアサルトライフルで、ドンパチヒャッハー

・・・ではなく、


<いかに限られた物で、

      困難な状況を打破していくか・・・?>


・・・という事に重きを置き、

ジョジョに”強く”なっていく事を

<コンセプト>にしています。



なので、もしこの小説を見て頂いて、


<・・・なんか楽しくねぇ〜な〜>


・・・と思った方は、先程言ったような”見方”で

見て頂くと、楽しめると思いますよ。






・・・強い銃器? 軍隊? 出さないの?


 <違います>


・・・出したいけど、出せないんですッ!(泣)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ