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異界の傭兵団~現代スキルで世界統制を目指す~  作者: North.s.Traveller(ノーズトラベラー)
第一章 迷い込んだ”異邦人”達
14/66

Side-OR1 空白ノ記憶

お待たせしましたッ!

日にちは、ずれましたが”連続”投稿になります!

タイトルにある<Side>は、


(左右・上下・前後・東西などの) (がわ)、方

(内外・表裏などの) 側、面、

(本・ノートの) 片面、ページ、

(前後・上下以外の) 側面、横、わき、



・・・などなど、色々ありますがこの小説では、

「OR」など、”頭文字”が書かれているキャラが、

<主役>になっている回になります。


また、この回では”主役”となっている

キャラには、ボスに使用している<☆>の

色違いである<★>を使っていこうと思います!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ボクは、”オルセット”。


ホコリ高きイチゾク「プラットゾク」の一人。

‥‥なんだけど、父さんから聞いた事で言えば

一部の人が「デンブン」で、知っている¨ボク¨と

実サイの¨ボク¨は、全然チガう‥‥‥。



 ~バキッ!~

(腹に¨蹴り¨が入る音)


★「ゲホッ、ゲホッ‥‥ウゥ‥‥」



「ハァ‥ハァ‥‥この¨クソ獣人¨がァッ!

 いつになったら、言う事を聞きやがるんだ!」



「おいおい、落ち着けよ‥‥

 ¨奴隷の首輪¨がハマらなかったからって、

 そんな¨躾¨方じゃあ、あの¨変態貴族¨に

 売っちまう前に、壊れちまうだろう‥‥」



「るせぇ! コイツ!(蹴り)のッ!(蹴り)

 おかげ!(蹴り)でッ!(蹴り)

 せっかく!(蹴り)久しぶりのッ!(蹴り)

 女がァ!(蹴り)来たってんのにィッ!(蹴り)

 ハァ‥ハァ‥‥

 クソ溜まっているんだよッ!(強蹴り飛ばす)」



★「ゲホッ!ゲボッ!‥‥ゲホッ‥‥

 め‥‥¨メディケア¨‥‥」



 ~ホワワワ~ワァ~ン~

(各所、ボロボロだったオルセットの¨体¨が

 みるみる治っていく‥‥)



「ハァ‥ハァ‥‥しかも、こうやって、

 訳解んねぇ(・・・・・)言葉を言った途端、

 治っちまうし‥‥初めての時は‥‥

 オレの¨耳¨と¨指¨を

 食い契りやがったからナァァァ!(強蹴り!)

 ハァ‥ハァ‥‥それなのに、この¨躾¨を

 やめろってのか!? アァァン!

 他のヤツが殴り¨回して¨いない時、

 この、野蛮な¨クソ獣人¨の相手を

 ¨ボス¨に押し付けられているオレがだぞ!?」



「わ…分かるけどさぁ‥‥サドゥスゥ‥‥

 もうチョッピリ‥‥節度とか‥‥

 度合いってモノがぁ‥‥」



「るせぇ!ナドォォ!

 テメェも、この¨クソ獣人¨と同じように、

 ブチのめされてェのかぁ!?」



 ~バッキャアァッ!~

(腹に¨強烈な蹴り¨が入る音)



‥‥実サイの¨ボク¨なんて、こうだ‥‥。

一ゾクがウタっている「ホコり」なんて、なく、

ただただ、こうやって殴られ続けて、

¨ボス¨が来てくれるのを待つだけの¨ボク¨‥‥


¨ボス¨

なんで、ボクの前に現れてくれたんだろうな‥‥

 一ゾクの¨ホコり¨だ!¨ホコり¨だ!‥‥って、

キかされ続けて‥‥うるさくて‥‥

イヤで‥‥イヤで‥‥父さん達の¨プライド(群れ)¨から

こっそりと抜け出してきた‥‥こんな¨ヤツら¨も

やっつける事もデキない‥‥

〈オクビョウモノ〉のボクなんかに‥



「おいっ! 今のはやりすぎだ!

 怪我が治っているとはいえど、これ以上やっても、

 ¨躾¨られねぇぞ! 見ろよ!

 泣いている(・・・・・)じゃあねぇか!」



「アァァン!? ¨クソ獣人¨が、¨涙¨するだぁ?

 馬鹿馬鹿しい! こんっな、野蛮な”メス犬”が

 ”涙”を流すなんてありえるわけねぇだろっ!」


 ~ゲッシャアァッ!~

(さらに、腹に¨強烈な蹴り¨が入る音)



・・・なんでなんだろうな・・・

なんで、ボクって・・・こんなに「オクビョウモノ」

なんだろうな・・・

 あの時(・・・)から、ボクの記憶はなかった(・・・・)けど・・

ボスから・・・この「ユウキ」ってモノを・・・

「ハジメテ」・・・モラえたモノなのに・・・

なんで・・・



「おいっ! いい加減にしろ!

これ以上やるなら、ボスに”報告”するぞっ!」



「アァァ! 言ってみろよ!

 今日の”夜”までに、”躾”きらなくっちゃあ

 ならないのに、クソ”ナド”の性で、

 一週間分の苦労が”台無し”になりましたと・・

 さぁ、ナァァァァッ!」


 ~ゲバッキャアァッ!~

(さらに、腹に¨強烈な蹴り¨が入る音)





‥‥ボスから‥‥

モラった‥‥この¨力¨も‥‥

もう‥‥使えないなぁ‥‥‥


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈スキャン結果〉


・「メディケア」

 この¨ウォーダリア¨の、¨上級回復魔法¨に

 相当する〈治療スキル〉です。


 使用するには、MPを¨50¨消費。

 効果は、HPを¨300¨、¨骨折¨など、一部の

 状態異常を、回復する事ができるようになります

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ボクの魔力は、「100」‥‥

ボスの「タフネス」も、チビチビ使ってたから‥‥

残りは「7」‥‥たった「1回」のカイフクが‥‥

もう‥‥使えないや‥‥。


ケガは、治せてる‥‥‥けど‥‥

ケッキョクは‥‥‥ダマし、ダマし、だよね‥‥。

カラダ‥‥ウゴかないもん‥‥。


けど‥‥‥こんなボクでも‥‥

ボロボロで‥‥オクビョウで‥‥ホコリのない

¨ボク¨でも‥‥ユズれない事が‥‥ある‥‥!

アイツらが‥‥言った‥‥事に‥‥!



★「言う‥‥な‥‥」


「アァァァン? × 2」

(飛ばされた¨オルセット¨の方を向いて。)



(¨獅子¨のような¨鋭い目付き¨で睨み)

★「ボスの‥‥”名前”を‥‥オマエらなんかが‥‥

 ¨クソ¨みたいな‥‥いや‥‥クソ以下の‥

 オマエらなんかのと‥‥! イッショにッ!

 するみたいにッ! 言うんじゃあないッ!」




「‥‥クソ獣人が‥‥訳分んねぇ事、

 言ってんじゃあねぇぞ!ゴラァァ!」


 ~バッキャアァッ!~

(”顔”に¨強烈な蹴り¨が入る音)



‥‥お‥‥‥い‥‥‥!


‥‥‥るせ‥ぇ‥‥‥!


‥お‥い‥‥‥こっ‥‥‥ちに!


な‥‥‥‥‥んだァ‥‥‥!?






★「ボスゥ‥ボスゥ‥‥ボスゥ‥‥‥」

(左腕の¨ブレスレット¨に

祈るようにうずくまり、意識が朦朧もうろうとしている中で。)



ボクに‥‥もっと‥‥¨ユウキ¨を‥‥‥











?「や‥‥‥やめぇ‥‥!」




~ズバンッ!~











?「伏せろォォォォォォ!

オルセットォォォォォォォォォォォォォォォッ!」



‥‥‥えっ‥?






~ドグゥォォォォォウオォォォォォンッ!~





な‥‥んだった‥の‥‥?

今‥‥の‥!


?「待たせたなぁッ! クソ盗賊共がぁァァッ!」







★「‥‥‥! ‥‥‥‥‥‥ボスゥ‥‥‥!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがでしたでしょうか?



今回、オルセットの心情内のセリフなど、

いちいち”漢字”になっていない事が気になった方が

いたんじゃあないでしょうか?

(以前の話(Mission-8 など)で、

 ”倫理観”を教えているところなどで、

 オルセットが”アホの子”っぽい”反応”を

 していた事も含め。)



(リサーチ不足かもしれませんが・・・)

これは、当時の中世が

まともな”勉強”を教えてくれる場所がヒジョ〜に

限られていた事から来ています。


”騎士”や”貴族”なんかは、

<城郭学校>や<宮廷学校>なんかと、

”お坊ちゃん学校”的なのに対し、


”庶民”に至っては、<都市>に住んでいないと、

<都市学校>に通えない・・・ 


 (つまり)

 

《何かしらで”学問”を学んだ者が

 いない限り、”読み書き”さらに、

 ”会話”でさえ、怪しいレベルの学力

 しかない、”村”や”部族”ばっかり・・・》


なんて、

なっているんじゃあないかと思います。

(さらには、”教会”や”修道院”など、

 当時の日本にあった”寺小屋”に該当する

 場所がないと、さらに絶望的にかと・・)


なので、彼女も、

<”放浪の旅”をしていた”部族”の出身>の為、

例外ではないと思い、”リアリティ”を出す”要素”

として、入れてみました。



”ボス”と話している際は、

彼と過ごしてきた中で、学んだ”知識”や、

彼の「翻訳スキル」のおかげで、

”ボス”や”読者の方々”には、

彼女が<普通>に喋っているかも

しれませんが・・・


日本人が”英語”を苦手な方が多いように、

海外の方達も、”日本語”はかなり習得が難しい

”言語”らしいです。


もし、リアルで”異世界転移”が起きて、

転移先で、「翻訳スキル」がないとしたら、

<強いスキルが欲しい!>だったり、

<生きてど〜のこ〜の>なんて事よりも、

最もの”障害”になる事は、

”言語の壁”・・・や、”知識(理解力)の格差”・・・

なんじゃあないでしょうか?


そして、自覚(”章”の進みが遅い事)はしていますが・・・

話が”スムーズ”に進むのも大事ですが、

こういった”リアリティ”や、”キャラの心情”を

丁寧に書いていくのも、新しい”ライトノベル”を

書いていく上で、大事な事なんじゃあないかって、

作者は思っています・・・。



さて、

長くなって申し訳ありませんでしたが・・・。



前回の予告通り! 

私は”スタンド攻撃”を実行するッ!



アウター・テラー(筆者のご都合)ッ!



(次回以降! この小説に、

 ”ナレーション」”を追加する)ッ!



 〜ピロンッ!〜



【称号

〖Intervention from different dimensions〗

 (異次元)(からの)   (介入)

 を獲得しました】


【称号

〖Intervention from different dimensions〗の

  獲得を確認。】

 <EXスキル>

 ”ライブコンデショナー”の

 インストールを開始します】

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