Side-OR1 空白ノ記憶
お待たせしましたッ!
日にちは、ずれましたが”連続”投稿になります!
タイトルにある<Side>は、
(左右・上下・前後・東西などの) 側、方
(内外・表裏などの) 側、面、
(本・ノートの) 片面、ページ、
(前後・上下以外の) 側面、横、わき、
・・・などなど、色々ありますがこの小説では、
「OR」など、”頭文字”が書かれているキャラが、
<主役>になっている回になります。
また、この回では”主役”となっている
キャラには、ボスに使用している<☆>の
色違いである<★>を使っていこうと思います!
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ボクは、”オルセット”。
ホコリ高き一ゾク「プラットゾク」の一人。
‥‥なんだけど、父さんから聞いた事で言えば
一部の人が「デンブン」で、知っている¨ボク¨と
実サイの¨ボク¨は、全然チガう‥‥‥。
~バキッ!~
(腹に¨蹴り¨が入る音)
★「ゲホッ、ゲホッ‥‥ウゥ‥‥」
「ハァ‥ハァ‥‥この¨クソ獣人¨がァッ!
いつになったら、言う事を聞きやがるんだ!」
「おいおい、落ち着けよ‥‥
¨奴隷の首輪¨がハマらなかったからって、
そんな¨躾¨方じゃあ、あの¨変態貴族¨に
売っちまう前に、壊れちまうだろう‥‥」
「るせぇ! コイツ!(蹴り)のッ!(蹴り)
おかげ!(蹴り)でッ!(蹴り)
せっかく!(蹴り)久しぶりのッ!(蹴り)
女がァ!(蹴り)来たってんのにィッ!(蹴り)
ハァ‥ハァ‥‥
クソ溜まっているんだよッ!(強蹴り飛ばす)」
★「ゲホッ!ゲボッ!‥‥ゲホッ‥‥
め‥‥¨メディケア¨‥‥」
~ホワワワ~ワァ~ン~
(各所、ボロボロだったオルセットの¨体¨が
みるみる治っていく‥‥)
「ハァ‥ハァ‥‥しかも、こうやって、
訳解んねぇ言葉を言った途端、
治っちまうし‥‥初めての時は‥‥
オレの¨耳¨と¨指¨を
食い契りやがったからナァァァ!(強蹴り!)
ハァ‥ハァ‥‥それなのに、この¨躾¨を
やめろってのか!? アァァン!
他のヤツが殴り¨回して¨いない時、
この、野蛮な¨クソ獣人¨の相手を
¨ボス¨に押し付けられているオレがだぞ!?」
「わ…分かるけどさぁ‥‥サドゥスゥ‥‥
もうチョッピリ‥‥節度とか‥‥
度合いってモノがぁ‥‥」
「るせぇ!ナドォォ!
テメェも、この¨クソ獣人¨と同じように、
ブチのめされてェのかぁ!?」
~バッキャアァッ!~
(腹に¨強烈な蹴り¨が入る音)
‥‥実サイの¨ボク¨なんて、こうだ‥‥。
一ゾクがウタっている「ホコり」なんて、なく、
ただただ、こうやって殴られ続けて、
¨ボス¨が来てくれるのを待つだけの¨ボク¨‥‥
¨ボス¨
なんで、ボクの前に現れてくれたんだろうな‥‥
一ゾクの¨ホコり¨だ!¨ホコり¨だ!‥‥って、
キかされ続けて‥‥うるさくて‥‥
イヤで‥‥イヤで‥‥父さん達の¨プライド¨から
こっそりと抜け出してきた‥‥こんな¨ヤツら¨も
やっつける事もデキない‥‥
〈オクビョウモノ〉のボクなんかに‥
「おいっ! 今のはやりすぎだ!
怪我が治っているとはいえど、これ以上やっても、
¨躾¨られねぇぞ! 見ろよ!
泣いているじゃあねぇか!」
「アァァン!? ¨クソ獣人¨が、¨涙¨するだぁ?
馬鹿馬鹿しい! こんっな、野蛮な”メス犬”が
”涙”を流すなんてありえるわけねぇだろっ!」
~ゲッシャアァッ!~
(さらに、腹に¨強烈な蹴り¨が入る音)
・・・なんでなんだろうな・・・
なんで、ボクって・・・こんなに「オクビョウモノ」
なんだろうな・・・
あの時から、ボクの記憶はなかったけど・・
ボスから・・・この「ユウキ」ってモノを・・・
「ハジメテ」・・・モラえたモノなのに・・・
なんで・・・
「おいっ! いい加減にしろ!
これ以上やるなら、ボスに”報告”するぞっ!」
「アァァ! 言ってみろよ!
今日の”夜”までに、”躾”きらなくっちゃあ
ならないのに、クソ”ナド”の性で、
一週間分の苦労が”台無し”になりましたと・・
さぁ、ナァァァァッ!」
~ゲバッキャアァッ!~
(さらに、腹に¨強烈な蹴り¨が入る音)
‥‥ボスから‥‥
モラった‥‥この¨力¨も‥‥
もう‥‥使えないなぁ‥‥‥
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〈スキャン結果〉
・「メディケア」
この¨ウォーダリア¨の、¨上級回復魔法¨に
相当する〈治療スキル〉です。
使用するには、MPを¨50¨消費。
効果は、HPを¨300¨、¨骨折¨など、一部の
状態異常を、回復する事ができるようになります
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ボクの魔力は、「100」‥‥
ボスの「タフネス」も、チビチビ使ってたから‥‥
残りは「7」‥‥たった「1回」のカイフクが‥‥
もう‥‥使えないや‥‥。
ケガは、治せてる‥‥‥けど‥‥
ケッキョクは‥‥‥ダマし、ダマし、だよね‥‥。
カラダ‥‥ウゴかないもん‥‥。
けど‥‥‥こんなボクでも‥‥
ボロボロで‥‥オクビョウで‥‥ホコリのない
¨ボク¨でも‥‥ユズれない事が‥‥ある‥‥!
アイツらが‥‥言った‥‥事に‥‥!
★「言う‥‥な‥‥」
「アァァァン? × 2」
(飛ばされた¨オルセット¨の方を向いて。)
(¨獅子¨のような¨鋭い目付き¨で睨み)
★「ボスの‥‥”名前”を‥‥オマエらなんかが‥‥
¨クソ¨みたいな‥‥いや‥‥クソ以下の‥
オマエらなんかのと‥‥! イッショにッ!
するみたいにッ! 言うんじゃあないッ!」
「‥‥クソ獣人が‥‥訳分んねぇ事、
言ってんじゃあねぇぞ!ゴラァァ!」
~バッキャアァッ!~
(”顔”に¨強烈な蹴り¨が入る音)
‥‥お‥‥‥い‥‥‥!
‥‥‥るせ‥ぇ‥‥‥!
‥お‥い‥‥‥こっ‥‥‥ちに!
な‥‥‥‥‥んだァ‥‥‥!?
★「ボスゥ‥ボスゥ‥‥ボスゥ‥‥‥」
(左腕の¨ブレスレット¨に
祈るように蹲り、意識が朦朧としている中で。)
ボクに‥‥もっと‥‥¨ユウキ¨を‥‥‥
?「や‥‥‥やめぇ‥‥!」
~ズバンッ!~
?「伏せろォォォォォォ!
オルセットォォォォォォォォォォォォォォォッ!」
‥‥‥えっ‥?
~ドグゥォォォォォウオォォォォォンッ!~
な‥‥んだった‥の‥‥?
今‥‥の‥!
?「待たせたなぁッ! クソ盗賊共がぁァァッ!」
★「‥‥‥! ‥‥‥‥‥‥ボスゥ‥‥‥!」
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いかがでしたでしょうか?
今回、オルセットの心情内のセリフなど、
いちいち”漢字”になっていない事が気になった方が
いたんじゃあないでしょうか?
(以前の話(Mission-8 など)で、
”倫理観”を教えているところなどで、
オルセットが”アホの子”っぽい”反応”を
していた事も含め。)
(リサーチ不足かもしれませんが・・・)
これは、当時の中世が
まともな”勉強”を教えてくれる場所がヒジョ〜に
限られていた事から来ています。
”騎士”や”貴族”なんかは、
<城郭学校>や<宮廷学校>なんかと、
”お坊ちゃん学校”的なのに対し、
”庶民”に至っては、<都市>に住んでいないと、
<都市学校>に通えない・・・
=
《何かしらで”学問”を学んだ者が
いない限り、”読み書き”さらに、
”会話”でさえ、怪しいレベルの学力
しかない、”村”や”部族”ばっかり・・・》
なんて、
なっているんじゃあないかと思います。
(さらには、”教会”や”修道院”など、
当時の日本にあった”寺小屋”に該当する
場所がないと、さらに絶望的にかと・・)
なので、彼女も、
<”放浪の旅”をしていた”部族”の出身>の為、
例外ではないと思い、”リアリティ”を出す”要素”
として、入れてみました。
”ボス”と話している際は、
彼と過ごしてきた中で、学んだ”知識”や、
彼の「翻訳スキル」のおかげで、
”ボス”や”読者の方々”には、
彼女が<普通>に喋っているかも
しれませんが・・・
日本人が”英語”を苦手な方が多いように、
海外の方達も、”日本語”はかなり習得が難しい
”言語”らしいです。
もし、リアルで”異世界転移”が起きて、
転移先で、「翻訳スキル」がないとしたら、
<強いスキルが欲しい!>だったり、
<生きてど〜のこ〜の>なんて事よりも、
最もの”障害”になる事は、
”言語の壁”・・・や、”知識の格差”・・・
なんじゃあないでしょうか?
そして、自覚はしていますが・・・
話が”スムーズ”に進むのも大事ですが、
こういった”リアリティ”や、”キャラの心情”を
丁寧に書いていくのも、新しい”ライトノベル”を
書いていく上で、大事な事なんじゃあないかって、
作者は思っています・・・。
さて、
長くなって申し訳ありませんでしたが・・・。
前回の予告通り!
私は”スタンド攻撃”を実行するッ!
アウター・テラーッ!
(次回以降! この小説に、
”ナレーション」”を追加する)ッ!
〜ピロンッ!〜
【称号
〖Intervention from different dimensions〗
(異次元)(からの) (介入)
を獲得しました】
【称号
〖Intervention from different dimensions〗の
獲得を確認。】
<EXスキル>
”ライブコンデショナー”の
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