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異界の傭兵団~現代スキルで世界統制を目指す~  作者: North.s.Traveller(ノーズトラベラー)
第一章 迷い込んだ”異邦人”達
11/66

Contact-10 ”ハプニング”ニ対抗セヨ

<Mission - 9>の後半部分を分割した

話になっています。


内容はほとんど同じですが、一部修正や、

台詞が(チョッピリですが・・・)

変わっている部分があるので、

既に読んでいる方も、

よろしければ、読んでみてくださいね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「止まって!

 止まってよ!ボスに当たっちゃう!」



☆「オルセット!? ってか、¨クマ¨ッ!? 」



危ねぇ!

間一髪で突っ込んでくる¨熊¨に対して、

横へローリング(前転)し、なんとかかわす。



☆「何してんだ!? オルセットォッ!」



「ボスゥ~! 避けてぇ~~~!」



☆「おわッ!」



危ねぇッ! ‥‥‥クソッ!

一体全体どうなってるんだってばよ!?



☆「さっさとそのクマから離れろッ!

 オルセットォッ! 危ねぇだろッ!?」



「ボォ~スゥ~! 避けてぇぇ~~~!」



ダァァァァァ! クソッ!

‥‥危ねぇ‥‥何回、Uターンしてくるんだよ!?

あの、クマ公⁉︎ ‥‥‥だが、見えたぞ‥‥

オルセット‥‥アイツ、あのクマ公の¨背中¨に

¨ナイフ¨なんて刺してやがる‥‥。

 ‥‥ギルドの情報には、あのクマ公の事は

なかったから‥‥恐らく、この森のもっと奥か、

別の所から迷い混んできたヤツか?


‥‥てか、なんでオルセットが、ここに‥‥?



‥‥まさか‥‥



☆「オルセットォォォッ! もう一度だけ言う!

 そのクマ公から¨離れろ¨!」



「ボォォォ~スゥゥゥ~!

  避~け~てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~!」



ッ! ‥‥‥っと、やっぱりか‥‥‥。

アイツ‥‥‥一週間、

¨訓練¨をサボった事を気にして‥‥‥

それで、オレに¨認めて¨貰おうと‥‥‥

あのクマ公を¨狩ろう¨と‥‥必至なのか‥‥?



☆「‥‥‥やるじゃねぇか‥‥‥」



正直、全く戦闘に参加せず、

訓練もサボり続けていた¨オルセット¨に対して

充分な¨食料¨と¨装備¨を渡して、”見限り”、

苦渋の決断ながらも、

〈一人〉で、旅を続けようかと思ったが‥‥

 ‥‥¨戦闘民族¨の〈誇り〉は、

”伊達”じゃあなかったんだな‥‥。



だが‥‥‥



☆「¨犬死¨するような事は、

 ¨誇り¨じゃあないぜ‥‥ボソッ

 オルセットォォォッ! ソイツを怯ませる!

 怯んだ瞬間に、受け身を取れぇぇッ!」



「ボォォォ~スゥゥゥ‥‥‥うぷっ‥‥」


フラフラになってきてるな‥‥オルセット‥‥

早いとこ、降ろしてやらねぇと!

 オレは、¨フリピス¨を取りだし、クマ公の

突進を一度避けた後、クマ公を引き付け、

¨頭¨目掛けて、引き金を引くッ!



~キンッ!シュボッ!~



~グォォォォォォォォォォッ!~



~ズバンッ!~



~グマァンォォォォォォォッ!~



フッ! ‥‥っと、よし! スピードが落ちた!



☆「飛び降りろォォ! オルセットォォォッ!」



「‥‥‥‥」



~ドサッ!~



☆「ダァァァッ! アイツ‥‥‥!」



落馬‥ならぬ、落¨熊¨した

オルセットの元へと走る。チラッと見たが、

クマ公は、減速した後、その先にあった¨木¨に

ぶつかり、気を失ったようだ。



☆「おいッ!

 オルセット! しっかりしろ! おいッ!」



「‥‥‥」



☆「あぁ‥‥クソッ!」



オレは急いで、フリピスなどを仕舞っている、

「バックパック」の中から革製の¨水筒¨を

取り出し、中身をオルセットに、ぶっかけた。

 貴重な¨水¨だが、今はそんな事を

言ってる場合じゃあない。



「けほっ、けほっ!

 う~ん‥‥‥ボ‥スゥ‥‥?」



☆「バカ野郎ッ! お前、何してんだよ!?」



「そ‥‥それは‥‥‥ッ!? ボスゥ! 後ろッ!」



☆「お前、話を反らすな‥‥ぐふぉあぁぁッ!」



「ボスゥッ!」



~ガンッ! ガッ! ドンドッサァ~ッ!~


‥‥‥‥ッ痛ッッタァァァァァッ‥‥‥‥

クソッ‥‥‥ス‥テー‥‥タスッ‥‥!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

氏名:坊城ボウジョウ ススム

年齢:19

性別:男性

職業:民間人

属性:無


<レベル:2>

HP:54/157(VIT:+7) ー 呼吸困難 ー

 (内出血を検知)

 (複数の骨折を検知、肋骨”2本”の損傷、

 これにより、右側の”肺”が軽度の損傷、

 「外傷性がいしょうせい気胸ききょう」になりました。)


MP:160/310

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




あの‥クマ公‥‥‥ッ! ¨フリピス¨で

仕留めきれるか‥‥と懸念していたが‥‥

案の定‥‥生きていやがったか‥‥‥。


アァァッ‥‥‥! クソッ!

何とか‥‥生き残れたが‥‥

体力の¨半分以上¨を‥‥

持っていきやがるってッ!? ‥‥あばらも‥‥

何本か折れたのか‥‥? クソッ‥‥

「タフネス」が‥なかったら‥‥

¨即死¨だったな‥‥「タフネス」先輩‥‥

サンキューだな‥‥。


‥‥んな事より‥‥!


☆「オル‥‥セッ‥ト!」



クソッ‥‥‥アイツ‥‥走って逃げれば‥‥

ゲホッ! ゲホッ! 速ェのに‥‥!

クッ‥‥‥「タフネス」ッ!


‥‥クッ‥‥‥ウゥゥゥッ!

なんとか‥‥‥立てた‥‥‥クソッ‥‥‥

早く‥‥¨ブラバス¨の‥‥リロードを‥‥ッ!



「こ‥‥来ないで! 来ないでよッ!」



石投げてないで‥‥と言いたいが、ナイスだ‥‥

オルセット‥‥クマ公‥さらに苛ついて‥‥

やがるみたいだが‥‥気が散っている‥‥。

今の内‥‥移動しながら‥‥!


‥‥¨早合¨から‥‥火薬を‥銃口‥‥

バレル下‥‥の‥¨棒¨で‥‥押し込む‥‥

また¨早合¨から‥‥パチンコ弾‥‥

じゃあない‥‥鉛弾を‥銃口‥‥押し込んで‥‥

火薬を‥‥¨火皿¨に‥盛って‥‥



☆「‥‥装填完了‥‥!

 ッ痛! ‥‥踏ん張れ‥‥オレ‥‥‥ッ!

 ‥‥オイッ! オイッ! ¨クソ¨グマッ!」



「ボスゥ! あっ‥‥」



ッ!? あのクマ公ォッ!



☆「オルセットォォォォォォッ!」



¨走り¨じゃあ間に合わないッ!?

‥‥なら、スライディングでッ! 間に合えッ!



 〜 グマァォォォォォォォッ! ザシュッ!~



「ぐ・・・グマッ・・・⁉︎」



☆「よぉ・・・

 ”クソ”グマ、待たせたな・・・。」



「ボ・・・ボスゥッ!」



偶然とは言えど・・・こいつぁは、いい・・。

まさか、銃口を向けた際にのし掛かられて、

その勢いで、クマ公の”喉”に即席”銃剣”が

ブッ刺さるなんてな・・・。


この状況・・・

フツーの人なら”潰れちまう”ような重さだが・・

「タフネス」持ち・・のオレでもキツイな・・・

 だが・・・むしろ・・・逆だ・・・。

”好都合”ってヤツだ・・・!

”零”距離こそ”ショットガン”の独壇場・・・!



☆「・・・オレらが、

 ”喧嘩”を売っちまったのかもしれないが・・・

 オレらの”勝ち”だ。悪く思うなよ・・・」



「グ・・・マッ・・・⁉︎」



☆「・・仲間を・・・失いたくないんでな・・」




~キンッ! シュボッ! ズッパウォンッ!~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

被ってしまいますが、

<2016年12月31日>の投稿なんで、

皆さん、良いお年を!

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