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東方二百字散歌  作者: 彩丸
4/4

かえるの合唱

かえるの種類は

世界中で約6500種

日本で43種

だそうです。

中には、オタマジャクシの存在しない種や卵ではなくオタマジャクシを出産する種も存在するとか。


一体誰が調べたのでしょうね。

「かーえーるーのーうーたーがー、はい」

 洩矢諏訪子はそう言って隣を歩く八坂神奈子を指差した。

 昼下がりの妖怪の山へと向かう道。夕膳の買い出しを終えて人里から帰る道すがら、彼女は唐突に歌い出したのだ。

「きーこーえーてーくーるーよー、はい」

 そしてこの軍神もノリノリである。次に指名されたのは二人の後ろを歩く東風谷早苗だ。若干身構えていた彼女に死角は無かった。

「クワ、クワ、クワ、クワ、ケケケケケケケケ、クワックワックワッ!」

 ドヤ顔をして決めた彼女に、前を歩く二人が不満そうな表情を見せた。

「最後のとこはハモろーよー」

「あわわ! すみませんでした! も一回お願いします」

「それじゃ今度こそ」

 白昼の山へと向かう散歩道。洩矢諏訪子がまた歌い出した。


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