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東方二百字散歌  作者: 彩丸
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少女幻想

女はいくつになっても若く美しく


MDやカセットテープはそろそろ幻想入りを果たす頃でしょうか

「~♪~♪~♪」

 八雲紫は縁に腰掛けて上機嫌に鼻歌を歌っていた。随分とアップテンポな曲らしく、それに合わせて足をぱたぱたと揺らしている。

「上機嫌ですね。何か良い事でも有りましたか?」

 八雲藍は洗濯物を干す為に、カゴを抱えたまま草履に足を通した。

「この歌に会えた事が素晴らしいのよ。早くCDを幻想入りさせたいわね」

「そんな事してもイタチごっこになるだけですよ? 河童に小型のレコードを作らせた方が早いですね」

「藍のケチ~」

「使役者の顔を拝見してみたいものですね」

 少女はさっきの曲をまた口ずさみ始めた。爽やかな風の吹く、よく晴れた昼下がりの縁に腰を掛けて。


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