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笑うかどには

「まじぃな」

 と、つぶやきながら大通りの中を全身黒タイツの細身の男が歩く。

 不器用に巨大な斧を肩に乗せている。

 金髪は神々しいほど透き通っていた。

 偽勇者パーティのメンバーの一人、ストロガノフ・ハインツは王都に来ていた。

 スライム天国で一通りレベルを上げ終えた後(強戦士LV66→LV68)、あることに気づいたのである。

「銭がなくなってきてるな」

 もう一度確かめるように袋を大きく開いて、のぞきこむ。

 手持ち袋の中身が150万Gを切りつつあった。

 ストロガノフにとって、それは死活問題だった。

 筋力の種は、時価1万1000Gである。

 それを三食取るストロガノフは、食費だけで日に3万3000G以上掛かるのだ。

 一ヶ月もすれば、100万G近くの金を筋力の種だけで使い果たしてしまう。

 150万Gでは、一ヵ月半の食費程度にしかならなかったのである。

 主な収入源である偽勇者パーティの活動は、偽勇者が目覚める一ヵ月後まで期待できない。

 その一ヵ月後にすぐに収入があるわけでもなく、ダンジョンの選定、さらには攻略のあとにやっと収入があるのである。

 もしも何かがあったら、筋力の種の価格が上がってしまったら……それだけで金を使い果たすような状況だった。

 ストロガノフはない頭をしぼって考えた。

 自分の力を生かした手近な金儲けの方法はないのか、と。

 考えに考えた。

 結果。

 人が集まる酒場で、机の上に金貨を積み上げて声を張り上げる。

「俺に力比べで勝ったら100万Gをくれてやるよ! 参加料はたったの1万5000万Gだぜ!」

 手をぱんぱんと叩き、どでかい声を上げ続ける。

 その引き締まった細身に赤々としたアウラを立ち上らせながら。




「ははっはっははは。楽しくて笑いが止まらない」

 伝崎はただの洞窟の広間で腹を抱えて笑っていた。

 肩の上のオッサンが聞いてくる。

「やけに機嫌がいいじゃないかぁ」

「一石二鳥だぜ、一石二鳥。女魔王の機嫌を取って命拾い。

 それでなおかつ軍曹の圧倒的な成長!

 あ、俺の右手の回復もあったな。

 一石三鳥だ、一石三鳥。これからの前途が明るすぎて困るな」

「お前さん、前振りみたいなこと言うなよぉ」

「ねぇよ。そんなことねぇよ。笑うかどには福来るだ」

「そうだといいんだけどなぁ」

 伝崎は自らの頭をトントンと指差して言う。

「この世界の神が俺にどんな試練を課すかは知らないがな。

 仮にフラグみたいなものが立ってるなら全部この頭でへし折ってやるよ」

 成長した軍曹は、ただの洞窟の戦列に復帰して訓練を始めている。

 ゾンビたちは昼の間は畑に出られない。

 それゆえに訓練しているのだ。

 軍曹の掛け声の内容が以前とは違っていた。

 厳しい叱咤の中に。

「その動きだ。いいぞぉ」

 という声が混じっている。

 そういう一言が混じることによって、ゾンビたちの動きが引き締まる。

 高まっていく。

 訓練度が上がっていく速度が明らかに向上していた。

 第一軽槍歩兵団の訓練度は単純な訓練だけでなく様々な戦いなどを経たことによってすでに50を超えていた。

 マックスの100に近づいているのである。

「突けぇ!」

 と軍曹が言うと、二人、三人が出遅れる程度で、後は綺麗に全員が槍を突き出す。

 軍曹指揮による訓練度の一日の上昇率が1~2から3~4程度に上がっていた。

 また進化したことにより、軍曹の姿だけが際立つ。

 鉄槍を堂々と持ち、立つ姿はまるで生身の人間のような姿勢に近かった。

 他のゾンビたちは体をかたむけて「うぅーうぅー」と言っているのに対して、軍曹は背筋を伸ばして兵士達の前に立ってひとりひとり目を見ている。

「お客様は神さまですぅだぁ!」

 その後姿が頼もしくなってきた。

 伝崎はその様子を両腕を組んで見守りながら言う。

「最高だな」

 ひとしきりその光景を見て満足すると、伝崎はただの洞窟の中を見回す。

 そうして、ただの洞窟の広場の片隅を見て声を漏らす。

「バケモンだ……」

 キキは詠唱を唱えながら、その手の先に蒼い魔法陣を浮かび上がらせている。

 次第に氷柱が結晶化していって解き放たれる。

 すごいスピードで氷柱が壁に突き刺さった。

 何より驚いたのは、その壁に無数の氷柱が突き刺さっていたからだ。

 二、三日外出してる間に、氷の中級魔法アイサーが使えるようになっていたのだ。

(この……短期間で即戦力にまで育ったっていうのか)

 本物の天才を前にしたとき、人は才能というものをありありと見せ付けられるのだろう。

 洞察スキルを使うと、そのステータスの向上が見て取れた。

 キキのステータス(獣人LV4)

 筋力F

 耐久E

 器用D+

 敏捷C-

 知力C-  → C

 魔力C++ → CC+

 魅力D++

 スキル

 詠唱F++ → E+

 魔法を徹底的に使い込むことによって、特に魔力と詠唱スキルが上がったのだろう。

 レベルも上げていないのに十分すぎる進歩だった。

 さらに使える魔法は以下のものとなったようだ。

 アイス(拳大の氷の塊を飛ばす初級魔法)

 アイスン(一部を氷結させる初級魔法)

 アイスルン(一人の敵を完全氷結させる中級魔法)

 アイサー(氷柱で敵を殺傷する中級魔法)

 キキが途中で息を切らしながら肩を落とすと伝崎は話しかける。

「よくがんばってるな! その調子だ」

「……」

「まだ魔力は自分でも伸びそうな感じがするか?」

 もしも成長限界に達していたらレベル上げに行かなければならなかった。

 しかし。

 キキは、こくりとうなづく。

 まだ伸びるということだろう。

 しかし、レベル4でCC+の魔力。

 ちょっと考えるだに怖ろしかった。

 どこまで伸び続けるんだ、と。

 もしも、このまま伸び続けるならばレベルを上げる必要がなくなってくる。

 いや、さすがにそれはないだろう。

 しかし、その才能の深さにただひたすらに期待感が湧いてくる。

 ――強大な魔法使いになる!

 リリンが歩み寄ってきて話しかけてくる。

「伝崎様、戦力増強は着々と進んできていますが、どうやって客を呼ぶつもりなのデスか?

 冒険に行っている間、誰も来ませんでしたよ」

 月にほとんど人が来ないという状況は変わっていなかった。

 数パーティぐらいしか来ていなかったのである。

 伝崎は首をひねりながら言う。

「客を呼び込むには財宝だ。なんてったって財宝が重要なんだよ。

 危険をおかしてでもそれが欲しいと思えるようなものがな」

 ダンジョン経営の要点は二つしかない。

 戦力増強と財宝強化である。

 今まで戦力増強を繰り返してきたが、これからは財宝強化が重要になっていくのは明らかだった。

 その財宝を強化するためにはどうしても金がいる。

 というよりも、金自体が財宝なのだが。

 ただの洞窟には財宝らしい財宝がない。

 風の靴を売ってしまった以上、何かを用意しなければならない。

 だが、問題があった。

 伝崎は頭に手を置いて話す。

「俺は三日以上の遠出を禁止されてるからな。

 しかもダンジョンマスターである以上、他ダンジョンを攻略するわけにもいかない。

 そうなってくると王都の依頼をこなすとかそういうので稼ぐしかない。

 ただの洞窟の収入はまだ期待できないんだからな」

 伝崎は表に出さないだけで実は悩んでいた。

 たとえば財宝や金を多少集めて評価を上げたとする。

 そうしたら、評価が上がった分だけ期待が上がるのである。

 それに応えられなければダンジョンはすぐに伸び悩む。

 この無限ループに応え続けるためには、さらに財宝や大金を集めないといけない。

 しかし、そんな儲け話なんていうのはなかなかない。

 時間がいくらでもあるのならば、じわじわとダンジョンを構築していってもいい。

 だが、時間効率的に社会復帰のことを考えても、ゾンビ化の期限が設けられているということを考えても、だ。

 女魔王が作ったおよそ500万Gの借金が年利100パーセントで増大していくことを考えても、最速最短で最大の成功を収めたかった。

 いつか『本物』の取り立てが殺到してきたとき、ただの洞窟のモンスターは少なくとも全滅させられるだろう。

 様々な面から時間が余ってるとはいえなかった。

 とはいえ、今の伝崎にアイディアはなく、そのことを悩んでいたのだ。

 伝崎は荷物をまとめて。

「ちょっくら王都に行ってくるわ」




「なんだ、あいつ。ありえねぇ」

「待て、あいつは」

「やべぇだろ」

 ストロガノフに誰も力比べを挑んでこなかった。

 それがどうしてなのか理解できず、ストロガノフは場所を変えた。

 酒場から人が山ほどいる大通りに机を持ち出した。

 そこで大声を何度も上げたが、それでも誰一人挑んでこなかったのである。

「どいつもこいつもシケた野郎だぜ」

 ストロガノフはどちらかというと細身であり、決して図体がでかいほうではない。

 全身黒タイツを着ているせいで、よりはっきりとその体形がわかる。

 一見すると、ただの成人男性並みの体格だったのだ。

 しかし、それでも挑んでこなかった。

 大柄の男でさえストロガノフを見ると、一瞬にしてたじろいで挑んでこなかったのである。

「なんでだ?」

 ストロガノフが首をかしげる。

 すると、ひょろりとした黒服の男が現われる。

 伝崎真だった。

 しかし、ストロガノフはそのことをまったく知らず、手元に参加料の金を置かれると笑顔になる。

「いいぜ。勝負だ」

 カモだ、とストロガノフは思った。

 机の上で手と手を組み合う。

 周りで声が上がり始める。

「なんだ?」

「あいつに挑むやつがいるのか」

「見てみろ」

「間抜けだな……」

 野次馬が集まってきた。

 ただの力比べだというのに数十人近くが周りを囲んでしまった。

 黒服の男(伝崎真)を軽く嘲笑するものさえいた。

「一、二、三で始めるぞ」

 ストロガノフはそう言って腕を見つめる。

 伝崎はうなづく。

 ストロガノフは一瞬にして片をつけるつもりだった。

「一、二、三!」

 即座に上腕の筋肉を盛り上がらせて力を入れようとすると、ストロガノフは驚愕する。

 まったく腕に力が入らないのだ。

 手が微動だにしない。

 本来ならば即座に相手が腕ごと引っくり返っていてもおかしくないというのに。

(どうなってやがる! 俺の筋力はSS+。

 まさか俺の筋力を上回ってるのか! ありえねぇだろ!?

 何か特別なスキルでも使いやがったのか!?)

 驚いて手の先を見ると、黒服の男の手に半透明の夜色のアウラが凝縮されている。

 赤々としたアウラがその手の先に吸収されていくのだ。

 ストロガノフは目を見開いて野生の勘で悟る。

(違う! 俺より筋力があるんじゃねぇ。このアウラ。このアウラだ。こいつのアウラ)

 今までに出会ったことのない。

 何か、とてつもない寒気のようなものが全身を駆け巡る。

 畏怖。

 とっさに威圧SSSを発動しようとするが。

 ストロガノフの手が机についてしまっていた。

 スキルを発動する時間がなかったというよりも、手をもたれた瞬間にすべての原動力であるアウラを無効化されている感覚だった。

 机に突っ伏すストロガノフの全身には虚脱感だけが残った。

 いまだに離してもらった手には力が入らない感じだった。

 野次馬たちが度肝を抜かれたように声を上げる。

「す、すげぇええ」

「どうなってる……」

「まさかあの筋力を上回ってるのか!?」

「無? レベル13の無職が勝ちやがった」

「勇者クラスじゃねぇか」

 沸きあがる人ごみの中には、様々な人物が隠れていた。

 はげあがった料理人の中年男と果実が並べられた店先の影と陰。

 路地裏の奥のほうでは、その出来事に興味なさそうに背中を向けながら、しかし気配だけで察知している青年がいた。

 蒼髪の、まだどこか少年っぽさが残るその青年は背中の刀の位置を直して果実にかぶりつく。

 すたすたと不器用に歩くものの足音がまったくせず、なぜかその青年には影が存在しなかった。

 周りの人間たちは、その青年が何をしても反応を示さなかった。

 体をぶつけられても無視しているようだ。

 その反対側の野次馬の中には黒いローブを深々とかぶり、全身を覆い隠している男が立っていた。

 黒いローブの中には大量の武器が隠れていた。西洋の力強い剣から東洋の鋭利な刀に至るまで。

 しかし、何よりもその男の立ち姿は、ぞっとするぐらいに直線的だった。

 その男が目を細めて、力比べの様子を凝視していた。

 伝崎真は黙々と机の上の金貨100枚を袋に入れていく。

 そして何かを思い立ったのか、おそろしく冷静な声で言う。

「ひとつ儲け方を教えてやる」

 伝崎はストロガノフの輪郭を指差して。

「アウラを消したほうが良い。ステータスが丸み見えだと誰もお前に挑んでこねぇよ」

 ストロガノフは目を点にしつつ体を起こして聞き返す。

「どういうことだ?」

「やはり、わかってなかったか。お前の筋力はSS+。

 ここらじゃ誰も相手にならないほど高い。

 アウラが見えてたらお前のステータスが丸見えなんだよ。

 はなから挑んでも負けるって丸分かりじゃねぇか。

 そうなると、挑んでも参加料を取られるだけだってことになる。

 挑んでも得しないってバレるよな?」

 ストロガノフは懇切丁寧な説明を聞きながらすこし考えてうなづく。

 伝崎は両手を広げて続ける。

「だから、お前に誰も挑まない。

 だが、アウラを隠せばお前は細身だから案外と挑んでくるやつもいるんじゃないのかなって考えた。

 そういうこと。儲かるかもしれないぜ。まぁ、ここでは見られたから場所を変えてやればいいさ」

「お、おう。確かにそうだな。やけに説得力があるな」

「わかったらいいんだよ」

「なんかありがとな」

「じゃあな。俺はあんま目立ち続けるとまずいから行かせてもらうわ。とりあえず頑張れよ」

 伝崎はそういうと100万Gをかっさらって、颯爽と立ち去っていった。

 ストロガノフは数分間考えに考え続ける。

 そして、立ち上がる。

「って、あいつは一体なんだ!?」




 財宝によるダンジョンの来客数(伝崎調べ)


 Cランクダンジョンの平均財宝額、約100万G。

 平均して一日当たり初級パーティが1組来る。

 初級パーティは1組で平均8万Gの金になる。

 一日1組来るだけでも、月の売り上げが240万Gになる。


 ただの洞窟の財宝額およそ0Gである。

 平均して一日当たり初級パーティが約0,1組程度しかこなかった。

 月3組程度しか期待できず、月間24万Gの売り上げにしかならない。

 この売り上げでは借金が増えていくほうが速かった。


 あくまでもこれは伝崎独自の調査と見方だが、財宝額がどれだけパーティを呼び込むか決めるのは明らかだった。




「はっははは」

 伝崎は重くなった袋をゆさぶってジャリジャリいわせながら街中を笑い歩いていた。

 所持金1万8540Gが力比べの参加料を支払って3540Gになったが、その力比べに勝って100万3540Gになった。

 金貨によって、両手一杯ぐらい袋が膨らんでいた。

 妖精のオッサンが肩の上で言う。

「絶好調じゃねぇかぁ」

「笑うかどには福来るだ」

 妖精のオッサンが袋の中に入り、金貨一枚を頭の上に持ち上げて言う。

「この金があれば、Cランクダンジョンにできるんじゃねぇかぁ?」

「ああ、その通りだ」

「戦力に財宝、揃ってきたなぁ」

 オッサンは、一枚の金貨に頬ずりしながら言った。

 伝崎は額に人差し指を当てて。

「ああ、確かに。だが、まだだ。まだなんか足りねぇ。圧倒的に成功する何かが欲しい」

「そいつはいったいなんなんだぁ?」

「たとえば、もっと金を稼ぐとかだな。

 一気にドカンと流行らせるためにももっと高価な財宝や大金があるといい。

 あるいは、アイディアとか運命的な何か。

 それをたぐりよせることができればすごいことになる。

 大成功するためにはインスピレーションみたいなものが降りてこないといけないのさ」

「そのためにどうすんだぁ?」

「とりあえずは、いろいろ探す。笑いながらな」

「笑うかどには福来るってことかぁ。まぁ楽しく見物させてもらうぜぇ」

 オッサンは金貨にもぐりこんだ。

 伝崎は袋を締め上げると、明るい笑顔を浮かべながら王都の街中を歩いていく。

 ときおり頭蓋骨と遭遇しないか辺りを見回しながら、オッサンが「おいちょ出せ」という言葉を無視して。

 希望に満ち満ちていた。

 この100万Gの使い道を考えるだけで楽しかった。

 白ゴブリンのじいさんの畑に使ってもいいし、アイリスの店に投資してもいい。

 あるいは、そのまんま財宝として利用して冒険者を呼び込んでもいい。

 あと、ワンアイディアでダンジョンはすごいことになる。

「運が良い。マジで今の俺は運が良いな」

 とにかく考えるだけで笑顔が止まらなかった。




 ダンジョンマスターのズケは仕入れのために王都に来ていた。

 その巨体を揺さぶりながらあるものを見つけて立ち止まる。

 とっさに街角に隠れる。

 その視界の先には伝崎の笑顔があった。

「なんだ? なんであいつ、あんな楽しそうなんだ? 絶対成功するわけないってのに!」

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