未来は見果てぬ旅路の先
凡庸な医学生だった水瀬椋は、その日、人生の迷子になった。
突如彼が迷い込んだ異世界は、すべてが魔術で動く魔術師の世界。傷病治癒も魔術によって一瞬で終わる、いわば「医者の存在しない世界」だった。
これまで積み上げた知識も夢も、魔力がないという理由で砕かれた。意思の行き先を失った彼は、一介の酒場の店員として日銭を稼ぐ毎日を送っていた。
諦めるよりほかにない。自分ができることなんて何もない。断片的にある「知識」だって、結局何の役にも立たない――。
立ちすくんでいた青年の日々は、ある事件をきっかけに動きだす。
「医学」をストーリーの中心に据えた異世界トリップもの。
断りなく傷病や残酷描写が入ります。苦手な方は十分にご注意ください。
2020/5/4より改稿版の投稿を開始しました。よろしければあわせてどうぞ→https://ncode.syosetu.com/n0579gf/
突如彼が迷い込んだ異世界は、すべてが魔術で動く魔術師の世界。傷病治癒も魔術によって一瞬で終わる、いわば「医者の存在しない世界」だった。
これまで積み上げた知識も夢も、魔力がないという理由で砕かれた。意思の行き先を失った彼は、一介の酒場の店員として日銭を稼ぐ毎日を送っていた。
諦めるよりほかにない。自分ができることなんて何もない。断片的にある「知識」だって、結局何の役にも立たない――。
立ちすくんでいた青年の日々は、ある事件をきっかけに動きだす。
「医学」をストーリーの中心に据えた異世界トリップもの。
断りなく傷病や残酷描写が入ります。苦手な方は十分にご注意ください。
2020/5/4より改稿版の投稿を開始しました。よろしければあわせてどうぞ→https://ncode.syosetu.com/n0579gf/
第一節 変化の来訪/不持の青年
P00 平穏の光景
2012/02/15 18:19
P01 黒の居候と橙の家主
2012/02/15 18:20
(改)
P02 城下の一画にて
2012/02/15 18:22
(改)
P03 来訪と襲来1
2012/02/15 18:24
(改)
P04 来訪と襲来2
2012/02/15 18:25
P05 来訪と襲来3
2012/02/16 18:53
P06 少女は思考する
2012/02/17 00:27
(改)
P07 異変は潜む
2012/02/17 20:17
P08 白の光
2012/02/18 12:46
P09 消え得ぬ影へ青年は
2012/02/19 20:09
(改)
P10 未知との遭遇1
2012/02/20 20:15
P11 未知との遭遇2
2012/02/21 21:36
P12 得たもの知らず
2012/02/22 19:49
(改)
P13 観察と考察と苦悩1
2012/02/23 20:22
P14 観察と考察と苦悩2
2012/02/24 21:23
P15 観察と考察と苦悩3
2012/02/25 17:29
P16 観察と考察と苦悩4
2012/02/26 20:00
(改)
P17 黒は銀と金とを撫で1
2012/02/28 19:40
P18 黒は銀と金とを撫で2
2012/02/29 20:20
(改)
P19 見守る宝玉に触れる黒
2012/03/01 20:52
P20 晴れぬ闇の中に黒
2012/03/02 20:28
P21 明くる日の一景1
2012/03/03 22:52
(改)
P22 明くる日の一景2
2012/03/04 21:21
(改)
P23 明くる日の一景3
2012/03/05 20:11
P24 明けし後の三景 A/B
2012/03/06 20:42
P25 明けし後の三景 C
2012/03/07 20:29
(改)
P26 示し描かれる円環は
2012/03/08 20:31
P27 色彩に黎明を見出す前
2012/03/09 20:20
(改)
P28 崩壊の序曲にかき消され
2012/03/10 21:53
(改)
P29 希望の色彩は白黒へ
2012/03/11 22:20
P30 無情の刻む時の中
2012/03/12 21:28
(改)
P31 わずかの瞬に光を願う
2012/03/13 20:36
P32 白焔導く道へ征く
2012/03/14 20:54
(改)
P33 暗闇切り裂き駆ける先
2012/03/15 20:03
P34 兇魔の咆哮
2012/03/16 20:41
P35 現実と真実と
2012/03/17 20:14
P36 非情と実相の内側で
2012/03/18 20:03
P37 変化のあとの
2012/03/19 20:35
間奏A andante
名物のはじまり
2012/03/22 01:00
(改)
影鳥の瞳に映る景色
2012/04/08 22:42
(改)
金と銀とに潜んだ光 1
2012/04/28 21:17
(改)
金と銀とに潜んだ光 2
2012/05/05 17:34
金と銀とに潜んだ光 3
2012/05/27 14:25
(改)
金と銀とに潜んだ光 4
2012/06/03 17:00
第二節 転機の出現/見霽の青年
P2-00 欠片落とし
2012/06/03 17:00
(改)
P2-01 過去から来る影
2012/06/09 20:21
(改)
P2-02 誰も知り得ぬ翳語
2012/06/11 20:46
P2-03 奇跡の破片へ向けるのは
2012/06/13 18:43
P2-04 その黒鳥は何処へ飛ぶ
2012/06/14 22:01
P2-05 やみむかい 1
2012/06/16 19:15
P2-06 やみむかい 2
2012/06/17 20:30
(改)
P2-07 やみむかい 3
2012/06/22 21:26
(改)
P2-08 やみむかい 4
2012/06/24 21:08
P2-09 やみあがき
2012/06/26 21:24
P2-10 光と影と、乱反射
2012/06/30 20:47
(改)
P2-11 見えぬ行方、辿れぬ家路
2012/07/01 18:13
P2-12 黒の哭笑
2012/07/03 21:49
P2-13 天秤の傾く先
2012/07/06 20:45
(改)
P2-14 暗がりに光を問う
2012/07/07 19:50
(改)
P2-15 瞳の鏡はおもてを撫で
2012/07/08 20:01
P2-16 其の力は誰がために
2012/07/14 21:25
P2-17 彼の剣は何が故
2012/07/19 23:05
(改)
P2-18 弾く光の示す先
2012/07/22 20:34
P2-19 翻転の狭域に笑う
2012/07/25 22:12
P2-20 そして賽は投げられた
2012/07/27 20:58
(改)
P2-21 無明の内に糸手繰り
2012/07/29 19:53
(改)
P2-22 賽子の落ちた先
2012/07/31 20:01
(改)
P2-23 落とされる光
2012/08/02 23:49
(改)
P2-24 途を探して
2012/08/04 22:00
P2-25 踊る人形、ひらいた手
2012/08/06 20:01
P2-26 邂逅と懐疑1
2012/08/09 18:28
(改)
P2-27 邂逅と懐疑 2
2012/08/19 20:35
P2-28 邂逅と懐疑 3
2012/08/22 20:41
P2-29 冠の目前に
2012/08/31 23:39
P2-30 戻りし影の落とすもの
2012/09/02 19:31
P2-31 遭遇1
2012/09/06 19:55
P2-32 遭遇2
2012/09/08 20:43
P2-33 うごめく事実と軋むもの 1
2012/09/11 19:04
P2-34 うごめく事実と軋むもの 2
2012/09/16 17:10
P2-35 やみゆきのひ 1
2012/09/23 20:37
(改)
P2-36 やみゆきのひ 2
2012/09/28 20:12
(改)
P2-37 やみゆきのひ 3
2012/09/30 19:35
(改)
P2-38 やみゆきのひ 4
2012/10/02 20:19
P2-39 やみゆきのひ 5
2012/10/05 20:16
P2-40 やみゆきのひ 6
2012/10/08 20:38
P2-41 やみゆきのひ 7
2012/10/11 19:42
P2-42 黙黒考
2012/10/13 20:08
P2-43 絡む糸への手ほどき 1
2012/10/15 20:33
(改)
P2-44 絡む糸への手ほどき 2
2012/10/18 19:56
P2-45 絡む糸への手ほどき 3
2012/10/19 20:50
P2-46 絡む糸への手ほどき 4
2012/10/20 20:25
P2-47 絡む糸への手ほどき 5
2012/10/21 20:47
(改)
P2-48 哂い影双つ
2012/10/24 20:05
P2-49 その色彩は深遠に落ちる
2012/10/28 18:25
P2-50 黒き指針の指す先へ
2012/11/03 19:51
(改)
P2-51 現れる蒼穹と
2012/11/09 21:24
P2-52 軋む音はやさしい幻
2012/11/11 19:42
P2-53 薄闇に踊る
2012/11/14 19:59
P2-54 ヒカリヤミ
2012/11/17 20:49
P2-55 オチル
2012/11/20 00:21