colabo問題が波及してて凄い
なんというか、行政の丸投げ体質のせいだとも思うんですが、それをうまく利用されて利権構造をつくられてるのでは、って疑惑に発展してるこの問題。
こんな資料まで出てくるんだーって驚いたお話。
須田慎一郎氏のYouTubeチャンネルにて、ある地方自治体の関係者から寄せられたっていう。各自治体に厚労省から配布された資料の内容が凄すぎて、「あー、ここまで来たんだ」って思いましたね。
内容としては各自治体に女性支援事業として、行政によるサービスだけではマンパワーが不足することから、民間の団体への委託、そのさいには団体へのバックアップをするように、というもので、そのバックアップ体制についての指導なんですが。
この民間団体への委託について。
委託事業を受けた既存団体がいる場合に。
既存団体はノウハウを積み上げ、委託実績があるからという名目だと思いますが。
新規参入を希望する団体が適格であるかは既存団体が判断する。
新規参入を希望する団体は既存団体の指導を受ける。
事業委託は基本として既存団体とその関連団体を中心とする。
という内容があったんですね。
いやこれ、ただの独占。
そして、いま法整備に向けて動いている通称「女性支援法」も、上記のような縛りが盛り込まれる予定な上に、女性支援の委託事業は現状では不十分であり、拡充するべきだとされています。
行政委託を受けずに同様の活動をしている団体が多くいる現状では、支援の拡充の必要性はあるのかもしれませんが、委託事業を受けている既存団体だけに絞って予算拡充するのはおかしいですよね。
そもそも、民間の寄付やボランティアで活動する団体がいるなかで、公金を投入されている団体だけが、「支援事業の実績とノウハウがある」として「指導的立場」や「参入の可否」の判断を任せる正当性ってなんなんですかね。
女性支援法を作るにあたり、参考意見の提供には問題となっている団体の代表など、関係者が混ざっていたことはすでにわかっていますから、この問題って、非営利型一般社団法人の不当会計事案という枠を超えて、関連団体やバックにある政党なども含めた巨大利権構造の構築という闇に突入し始めてますよね。
まぁ、何が真実かはまだわかりませんが、取り敢えず暇な空白さんは勝ち負けや損得抜きにトコトンやる気みたいなので、陰ながら応援しつつ見守ることにします。