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第71話 跡地の家2

 中井祐二は、家に帰宅した父祐介に話す

 「クラスの子に話したよ。」

 「どうだった。」

 「お父さんに五條さんのお母さんに電話してほしいて言ってた。」

 「その人は幽霊に詳しいの。」

 「分からない、家のこと話したらそうなったんだ。」

 「そうか、電話してみるか。」

祐介は五條に電話する

 「中井と申します。息子が娘さんに話したら電話することになったそうなんですが。」

 「娘から話は聞いています。」

美月が電話に出る。

 「お聞きなったと思いますが、夜中、廊下を歩く足跡がするんです。それも何人かいるような感じなんです。」

 「そうですか、ほかにはありますか。」

 「私の家は建てる前、三角の家と言われるところで、何人か人が死んでいるそうです。」

 「分かりました、明日の放課後、娘たちを向かわせます。」

 「あの、高校生をですか。」

 「実力はあります。専門家がよろしければ紹介しますが料金が高くつきますよ。」

 「分かりました。もしだめなら専門家を紹介してください。」

祐介は試しに祐二のクラスメートに頼むことにする。

 美湖が沙衣にスマホで連絡する

 「今日の教室の件、仕事することになったよ」

 「いつやるの」

 「明日の放課後」

 「わかったわ」

 「心霊スポットの跡地らしいわよ。」

 「そんなところよく住むね。」

 「気にしなければ大丈夫じゃないの」

 「今回は、何か起きているわ」

 「そうね」

 「2人は仕事を引き受けることになる。

翌朝、祐二は沙衣に声をかける

 「今日の除霊、よろしくお願いします。」

 「解決するから安心してみていて。」

 「どのように除霊するの。」

沙衣の隣には美湖がいるが祐二には見えていないようである。

 「詳しくは、内緒よ。」

 「知りたいな。」

祐二は続けると沙衣は怖い顔をして

 「知らない方が良いこともあるよ。」

と言う。

 美湖は沙衣が機嫌を損ねていると思い、祐二に言う

 「そろそろ沙衣を返してもらえる。」

 「私は美湖の物ではないよ。」

沙衣は美湖に抗議する。

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