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第68話 お守り様6

 美湖は取り押さえられている金彦に言う

 「私、呪い屋なの。今からあなたを呪うわ。」

 「やめろ。」

美湖が呪具を強く握る。

 金彦は体を締め付けられるように感じ、うめき声を上げる

 「うわわあああぁぁぁ」

美湖が持つ呪具は人型に近い形をしている

 「今度はどこがいい。」

 「頼む。やめてくれ。」

美湖は呪具の足の部分を噛む。

 「いでででー」

金彦の足に激痛が走る。

 「話す。話すからやめてくれ。」

 「沙衣はどこに行ったの。」

 「お守り様がさらったんだ。」

 「お守り様、何のこと。」

 「霧島家の守り神だ。」

 「それが何でさらうの。」

 「半年に1人、若い女を捧げることになっている。」

 「沙衣は生贄にされたの。」

 「そうだ。お守り様の指示だったんだ。」

沙衣はお守り様と戦っていることになる

 「お守り様の所に連れて行って。」

 「無理だ、お守り様は屋敷のどこにでもいて、どこにもいないんだ。」

美湖には沙衣を助けに行くことが出来ない

 「これまでのいけにえはどうしていたの。」

 「・・・・・・」

 「話さないならわかるわよね。」

 「分かった。さらってきたんだ。」

 「さらってどうやって生贄にするの」

 「屋敷の中に放すだけだ。絶対に屋敷の外には逃げれない、お守り様が始末してしまうからな。」

スタッフは警察に連絡する。

 美湖は沙衣が戻ることを願う。


 その頃、沙衣は鬼の攻撃に耐えている。

 鬼の顔は嗜虐的(しぎゃくてき)喜びに歪んでいる。


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