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第31話 プールの霊2

 中野沙衣と五條美湖は、五條家の運転手付きの車でテレビ局へ行く。

 そこでテレビ局が用意した制服を着て仮面をつける。

 スタッフと共に到着し市民プールに向かう。

 プールに着くと照明はついているが薄暗い。

 沙衣と美湖は更衣室の前で手を振りながら

 「私たち水着に着替えまーす。」

と愛想を振りまく。

 沙衣は更衣室で着替えながら美湖に言う

 「アホらしい。」

 「がまん、がまん。」

美湖は呪文を唱える。

 水着に着替えると今度は

 「私たちの水着どうですか。」

今回はスクール水着ではなく、白いワンピースである。

 アシスタントが指示をする

 「まずは、ウォータースライダーへ行ってください。」

沙衣がアシスタントに言う

 「除霊に関係ないじゃありませんか。」

 「ディレクターの指示なんです、お願いします。」

アシスタントは泣きそうだ。

 美湖が沙衣の肩に手を置き首を振る。

 沙衣は諦める。

 2人はウォータースライダーで遊ぶ。

 その光景をカメラがとる。

 アシスタントはお願いする

 「流れるプールで遊んでください。」

沙衣と美湖は、いやいや従う。

 2人は浮き輪に乗りプールを流れる。

 2人はすでに少年の霊を見つけている。

 少年の霊は2人に近づいてきている。

 霊が美湖の足を引っ張る、美湖はひっくり返り、水中に引きずり決まれる。

 沙衣が水に潜り、水の刃で少年の霊を切りつける。

 少年の霊は霧散する。

 沙衣と美湖は、水面に出ると

 「少年の霊を除霊しました。」

と言い、手を振る。


 プールの取材がテレビで放送される。

 除霊するシーンは一瞬でほとんどが沙衣と美湖の水着が映っている。

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