表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/83

第19話 中古物件3

 美湖がすぐるに言う

 「女の霊は天井を抜けて上に行きました、上には何がありますか。」

 「寝室です。」

すぐるは答え、青くなる

 「寝室には子供がいます。」

 「何とかしてよ。」

妻が怒鳴る。

 美湖は無視して

 「2階に行きましょう。」

と言う。

 沙衣と美湖は、スタッフたちと共に2階へ行く。

 沙衣はミネラルウォーターのペットボトルの蓋を開ける。

 彼女は女の霊の気配を探る。

 そして、まっすぐ寝室へ向かう。

 寝室には、女の霊がいるがまた上に上がって天井を抜けようとする。

 沙衣はペットボトルの水で水の刃を作り、女の霊に切りつける。

 水の刃は女の霊と共に霧散する。

 すぐるが慌てた様子で

 「子供がいません。」

と言う。

 妻は慌てた様子で探し出す。

 そして、妻は子供部屋にいるわが子を見つける。

 子供は誰かと夢中で話している。

 しかし部屋には子供しかいない。

 沙衣と美湖が見ると6歳くらいの男の子の霊が子供の前に立っている。

 美湖はスタッフたちに言う

 「子供の前に6歳くらいの男の子の霊がいます。」

カメラマンが撮影する。

 美湖は手をかざし陽の光を出して男の子の霊を消す。

 美湖はすぐるに言う

 「霊は除霊しました。」

 「ありがとうございます。」

すぐるは礼を言う。

 沙衣が美湖に言う

 「前の住人、奥さんと子供が行方不明なんだよね。」

 「そうね、霊は女と子供の霊だったわ。」

 「いるかもね。」

 「いるわね。」

アシスタントは口をはさむ

 「何がいるのですか。」

 「あれよ。」

美湖が言うとアシスタントは嫌な予感がする。

 美湖はスタッフに天井裏を調べるように言う。

 アシスタントが天井裏を見るとビニールに包まれた大きな包みが2つある。

 彼は青くなり警察に通報する。

 大きな包みは、女性と男の子の死体とわかる。

 警察は前の住人の男を逮捕する。

 テレビ局では殺人事件の発見に特番を組んで放送する。

 すぐるは、引っ越しを希望する妻をどうやって納得させるか頭が痛い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ