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琴線に触れる  作者: ちひろこ
9/20

M

ずっとずっと彼の事だけを想っていた訳では無い。

ただ、唯一付き合った事のある年下の彼氏。

とゆうだけでも、特別な存在なので時折話には出た。

髪をバッサリ切ってきて、それで恋に落ちた。と自慢話で少なくとも50人以上の人には話していると思う。

彼に再会して、その話をしたら

そうだっけ?って

嘘でしょ!!

それが無かったら、こんな事にもなって無いのに。

えっ。。。

って私に

あー切ったかもね。って

本当に記憶に無いのか、忘れた振りをしてるのか。

まあ、もうそんな事どうでもいいや。

やっぱり彼には、全く勝てる気がしない。

最強だ。


彼の新しい電話番号。

メールアドレスも聞いたと思うし、メールで連絡した事もあったと思う。

今現在に至るまで、毎日、毎週、毎年連絡してみていた。

とゆう訳でも無い。

本当に会いたいと思った時に、彼の家は商売をしていたので104で家の電話番号を調べてかけてみた事もあった。

多分お父さんが出たが、彼とは話せなかった。

そのうちメールアドレスも変わってしまったようで、宛先エラーで返ってきた。

また何年かたって思いたった時に電話してみた。

メールしてみた。

やっぱりもう会えないのかなーと思いつつ。

また何年かしては連絡してみる。

よくよく思えば、これ逆だったら相当怖い。


今年の2月中学3年の時の元彼が亡くなったと、その人の親友で中学2年の時の元彼から連絡が来た。

衝撃。

やっぱり会いたい人には、会えるうちに会っておいた方が良い。

とつくづく思った。

またそこで、懲りもせず彼に連絡してみようと何年か振りに思った。

Eメールは勿論エラーで返ってきた。

そうだった、そうだった。

ショートメールで連絡してみた。

22年振りの返信。

ビックリ!

って返ってきたけど、こっちの方がビックリだ!!

ここからが、今回の恋の始まり始まり。

まだ今みたいに明確に気持ちは無かったが、連絡がとれてLINEの交換してくれて、本当に嬉しかったよ。

そりゃ浮かれるわ。

飲みに行く約束も出来た。

奇跡だ。



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