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フラグ?んなもん乱立しときゃーいいのよ!

「ん、とりあえずはこんなとこ。ちなみに、私のイチオシはシェルター機能」


説明を終えて、どやドヤ顔で背を仰け反らせながら鼻をふんすと鳴らしている椿

いや、今の説明のどこにドヤ顔アピールポイントがあったんだ…


「はー。ホントに色んな機能がついてるのねえ。紙織は何か気になる機能あった?」

「あ、うん!床擦れ防止機能が良さげかなって!」

「え、そこなの?もっと良さげな機能があったでしょ?各種アラートシステムとか、停電時に役立つ予備バッテリーとか」

「なずなちゃん!床擦れ防止機能があれば、四季君のお肌はすべすべのままでいられるんだよ?!」

「はっ!そういう事なの?紙織!」

「そういう事なんだよなずなちゃん!」

「紙織!」

「なずなちゃん!」


あ~始まってしまったか、母親~ズの仲良し漫才が…こうなると二人だけの世界に入っちゃうからなァ…

ま、しょうがない


「向日葵、準備はどうなってる?」

「あ、もうほとんど終わってるよ~?後は四季くんのユーザー設定くらいだね~」

「ふむ、そうか。なら母親~ズの漫才を止めるためにも、四季を呼んでくるとしようか。四季も落ち着いた頃だろうしな」

「はいは~い」

「それじゃあ呼びに行ってくるから、例のブツにカバーか何かかけておいてくれ」

「らじゃー!であります!」


_____________________________________________


うへへ…婚約…うへへ…


「おーい四季、そろそろ落ち着いたか?」


ふあ?!い、今の声は桔梗姉?!

そろそろ落ち着いたか…って言ってたけど、僕が自分の部屋に戻ってからまだそんな時間経ってないよn…ってもう一時間ぐらい経ってるぅう?!


「四季?大丈夫か?」

「あ、その!だ、大丈夫は大丈夫なんだけど、まだ落ち着けてないって言うかなんというか!」

「む、そうなのか。いや、しかしな…」

「な、何か用事でもあったの?」

「あぁいやなに、婚約以外にも話す事があるからな。四季が落ち着いたならそっちの話でもしようかと思って、呼びにきたんだが」


婚約以外の話…?そういえばあの時何か言ってたような…

んーなんだっけ?…思い出せないや

まあ、婚約の話以上に驚く事なんてないだろうし、いいか!


「あ、桔梗姉の声を聞いて少し落ち着くことが出来たから、今なら大丈夫だよ!」

「そ、そうか…私の声を聞いて落ち着くことが出来た、か…ふふ。それなら皆待ってるだろうし、下に行こうか」

「うん!」

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