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ポンコツはポンコツで可愛いものですよ?

使ってたモニターがぶっ壊れて萎えぽよ状態でした

ちなみに世界設定とかその他諸々ちゃんと考えて書いた訳ではないので多分くっそガバガバだと思いますが

ご容赦を!何卒ご勘弁を!

「さて、それじゃあ四季が上に行っている間に、例のブツを運び入れるとしようか」


私がそう言うと、皆が一斉に慌ただしく動き始める

そう、サプライズはまだ終わってないのだ。いや、それどころかこれからが本番だと言ってもいいだろう

婚約はこの為の布石みたいなものだ。というか私と四季は、四季が生まれた時から赤い糸で結ばれているのだ。今さら婚約だなどと…フッ…

あ、いや。嬉しいは嬉しいんだがな?!なんというかほら、あれだ!勝者の余裕っていうモノを味わってみたかったのだ!

前世では色々失敗して独り身のまま生を終えたからな…今世では選択肢を間違えないように必死で、とりあえず一段落ついて余裕が出てきたから調子に乗っただけなのだ!だから許してほしい…!

って私は一体誰に謝っているんだ?!


「桔梗姉?そんなに頭振り回してどうしたの?なんか気になることでもあった?」


…そんなことを一人で考えていたら四女の桜が私の顔を覗きこんでいた


「あぁ。いやなに、ついにここまで来たのだなーとな」

「桔梗姉…なんかその言い方ババ臭いよ…?」

「んなっ?!」


し、失礼な!精神年齢はあれだが私はまだピッチピッチの21歳だぞ!

向こうの世界だとまだまだ現役のJD(死語)だからな?!


…とはいえ、ホントに色々あったからなあ。考えがババ臭くなっているのはしょうがないことなのかもしれん…

と、いうか…あちらの世界からこちらの世界に飛ばされてきて、もう21年になるのか

長かったと言えば長かったし、短かったと言えば短かったな…

あちらの世界での常識とこちらの世界での常識は同じようで同じじゃない

そのせいでこちらの常識に慣れるまでは大変だった…なんだ貞操逆転って…

こちらに来て最初に驚いたのは女性の男性に対するアグレッシブさだった

向こうでは男が女を積極的に誘っていたが(まあ、私は誘われなかったが)こちらの世界では女性が積極的に男性を誘っている。それが戦後からなのかそれとも戦前からなのかは分からないが、とにかくこちらでは男性よりも女性の方ががっついている

どれくらいがっついているかと言えば、向こうの世界でのヤリサーの男連中並みにがっついている

…向こうの世界でもこちらの世界でも、ヤリサーなんて入ったことも無ければ見たこともないがな!

ただ教育がしっかりしている為か、性犯罪…レイプや痴女(向こうの世界で言うところの痴漢)行為を働く不届きものは少ない

というか、普通に男性が外を歩いていても問題ないレベルだ。(ただし、治安の悪い場所は除く)

まあ、実際に外を歩いてる男性なんて学校帰りの小学校低学年の男の子くらいのもので

成人した男性を外で見かける、なんてことは年に数回あるかないか

見かけたら、今日はなんか良いことあるかも!なんて思ってしまうレベルだ

ただ、年に数回しか見かけないとは言っても、男性の数が少なすぎる…というわけではない。

戦後は酷かったらしいが、戦後100年の今は大体 男女比1:50 辺りで落ち着いている


ではなぜ見かけることが少ないのか?その答えは男性の周りにいる女性達にある

と言っても答えは簡単だ。女性達が男性を囲うからだ

ではなぜ囲うのか

その答えも簡単だ。一夫多妻が許されたこの世界では男性に親しい女性の数が増えれば増えるほど、自分がその男性とイチャイチャできる時間が減るからである

うん。そりゃそうだ、ってね

私たち四姉妹は仲が良いから一緒にイチャついたり、四姉妹の誰かと四季が二人きりでイチャついていてもまあしょうがないか、と割り切ることができるが

普通は無理だろう。だって自分の好きな男がよく知らない女と二人きりでイチャついているんだぞ?!

どす黒いとまではいかんでも、ちょっぴり黒い感情が浮かんでくるのは仕方のない事だと私は思う!


「おいこらバカ。一人でうんうん唸ってないで早く手伝いする」

「って誰がバカか!」

「この中でバカと言ったら一人しかいない。あ、桜それは後でいい」

「あ、了解だよー椿姉~」


ぐぬぬ!人のことをバカバカ言いおって!バカって言う方がバカなんですからね!バーカバーカ!


「おーい!桔梗ー!そろそろ例のブツ運び入れるから手、貸せ~」

「む、了解だ母よ」

「しかし、この機械おっもたいわねえ!」

「なんでも色々な機能が詰め込まれてるかららしいよ?なずなちゃん」

「ほーん?椿、あんたそこら辺詳しいでしょ?私たちに説明してくれる?」

「k。任せてほしい」


そう言ってどこからか携帯端末を取り出す椿

…いやはやこういう時の椿は便りがいがあっていいんだけどなあ…


「それじゃあ説明始める」

桔梗はクールビューティーではなくクールビューティー(笑)なのです

人前ではカッコつけた喋り方してます

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