ロリ母って最強なのでは?
ヒロインの名前を変えました。
いや、覚悟って…
この状況で何を覚悟すればいいのさ?あれか?僕は今日死ぬのか?
それとも売り飛ばされでもするのか?いや、まさか!
なーんてどうでもいい妄想は置いとくとして…
「覚悟って、何を覚悟するのさ?」
「覚悟は覚悟だよ~」
と、のほほんとした調子で答えるひー姉
「いや、その覚悟がなんなのかわからないんd「しっきくーん!マッマでっすよー!!おかえりのちゅーしてー!」
…いきなり現れて何言ってんだこの人、頭大丈夫か?とか思ってはいけない
なぜならこの人は僕の母親…ではなく鈴白四姉妹の母親なのだから…
ちなみに僕の育ての親、というわけでもない。ないのだがなぜか僕にママと呼ばせようとしてくる
いやまあなぜなのか知ってはいるんだけど…
というかどこから現れた?!なんの音もしなかったぞ?!てか相変わらず大きいな!180cmくらいあるんじゃなかろうか?
「なずなちゃーん!四季君は私の子供なんだよー!取ったらダメなんだからー!」
うおい!母よ!あなたまでもが音もなく現れるんじゃない!
…コホン。このなずなさんの影から現れて顔を(>△<)にしてなずなさんにぶら下がってるちっこいさm…ゲフンゲフン、可愛いらしい女性が僕の母親である、折々紙織である
この小ささで、いつも僕のために遅くまで働いてくれている。もうね、ほんと感謝しかない。というか愛してます。いつもありがとう母よ!
「はっ!四季君!今愛してるって言った?!」
…相変わらず鋭いなあウチの母は…
「うん、言ったよ。いつもありがとう、愛してますって」
心の中でだけどね!
「うえへへへ…もー四季君ったら~上手なんだから~!このままお母さんと結婚しちゃう?!しちゃう?!」
また始まってしまったか…
こういうときの対処法は…
「お母さんと僕が結婚したら、僕にはお母さんと呼べる人がいなくなっちゃうなぁ…悲しいなあ…
お母さんは唯一無二の絶対者なんだけどなあ…」
「はうあ!…唯一無二…絶対者……し、四季君ごめんね!お母さんが間違ってた!私、ずっと四季君のお母さんでいる!」
…ちょろいなあ、ほんとちょろすぎて色々心配になるレベルだぁ…
「おーっと!ちょっと待ちな紙織!お母さんがいなくなるのが嫌って言うなら、私が四季君のお母さんになればいいのさ!そうすればなんの気兼ねもなく紙織は四季君と結婚できるってわけよ!」
ちょっとおおおおおお!!何言ってんのこの人おおおお!!
何天才的閃きで全てを解決した、みたいな顔してんの?!何も解決してないから!むしろ迷宮入りだから!
というか母よ!あなたも何その手があったか!みたいな顔してんの!
そんな手はありませんから!というかそもそも母親とは結婚できないから!
「お 母 さ ん ?」
おぉ…桔梗姉がキレてる…スゴい威圧感だ…
「は、はひ!」
へいへーい!なずなさんビビってる~!
「四季君と結婚するのは、私 達 四 姉 妹 で し ょ?(ニッコリ)」
ふあ!?