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01 神からの手紙

ものすごい勢いで次々と前にいる車を追い越している黒色の乗用車SASAKIのSTR86。

対向車線の車も、この車の走行を見て、左に避けている。

少し動作に遅れた車は右側の車体に、その車がぶつかりミラーが激しく宙に飛んだり、ぶつかった勢いで左の方に車が投げ出さりしていた。

その車を目撃した人達はあまりにものスピードに一瞬その場で何が起こっているのか分からず唖然としていた。300m以上走っていてもまだ止まらない。そして、手前のカーブにさしかかった時、歩道には、学校を終えて下校している小学1、2年生の列があり、そのままその車はスピードが落ちないまま子供たちの所に向かっていた・・が

後ろを向いていたせいか、その子供たちは、その車が近づいている事に気づいていない

「あっ!?危ない!!」

周りでその車に気づいた人達がそう叫んだ時一人の体格がよく人相の悪い顔をした。男がその子供たちの所に走っていきなり思いっきり3名もの小学生を左の草原に両手で突き飛ばした。そして、そのまま、その車にひかれてしまい体が宙に浮き民家の塀に激突して頭から血が大量にふきだして中からは脳みそらしきモノがえぐり出ていた。


 俺、死んだのか?

俺バカだな・・・・

あんなガキども助ける為に死ぬなんて・・・

ホントバカだな・・・・

ハッ!?・・・・・ここどこだ!?

・・何か妙に見覚えあるな・・・

ん~~~どこだっけ?

・・確かあのテーブルどこかで見た事あるよな!?あっ!?あのテレビもっ、て


ここ俺の家じゃねーか!!

一体どうなってるんだ!?

どこも傷ねーし、体がピンピンしてやがる。

もしかして、

あれ、

夢だったのか?でもあれが夢だったらリアル過ぎるだろう。

はぁー?

考えても考えても考えきれねぇ、今何日だ!?16日だよな、じゃあ何時だ5時かあれから2時間経っているのか?

ん?

何だこれ!?でもこんなぶ厚いケースなんて俺持ってたけ?まぁ開けてみるか・・・・うぁ!?何だ!?これ・・大金じゃねーか!!何でこんな大金持ってるんだ俺

98、99、100と、この帯一つで100万としたら1、2、3、4、って8千万あるじゃねーか!!

んっ!?何だこれ?

しっかりと貼り付けられてあるな、手紙か?

なに『お前の勇気ある行動に私は感動した。だからお前を生かす。だけど条件がある今すぐに今、働いている仕事を辞め、お前がたくさんの人から不正に取り立てたお金を全額このお金から返せ。そして、残ったお金は、お前に全部やろう、これで第2の人生の足しにすればいい。だが・・・もし、私の条件を守れない場合スグにでもお前の所に行ってお前を殺す。 ー神よりー』

何だこれ?神より?

バカらしい、こんなもん誰が信じられるかよ、それに今の時代、自分の事を神って自ら名のるバカいるか?

でも、こんな大金どこから持って来たんだろうな、もしかして、臨時収入?

ハハ、そうかもしれんな。まぁそんな事どうでもいいや、それよりこの金でパーっと遊びに行くか!!

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