表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/203

さて、金を作るぞぉー、売れるかな?

気付いた俺は、トランク大の石を外の空き地へと。

空き地っても、サッカーグランド十数個分の敷地はあるんだがな。


ソコヘ15個のトランク大の石を精製。

同じ大きさじゃないと合成変質させれないみたいなんだよなぁ。


だから最初は、トランク大で、だな。

俺の体感で短時間にて金が出来たよ。

全く疲れないんですが?


出来た金塊を洞窟内へと放り込む。

次は、軽トラ大の石を16個ね。

うん、軽トラ大の金塊が出来ました。


チートか?


コレを操り、手のひら大でカード状の金を切り出す。

さぁ、サクサクやるぞ!


出来た金カードを洞窟へ。

途中で複数形成可能と気付いてな、一気にスピードが上がったよ。

全ての形成を終えたんだが、無論、時は止まっている。


俺も疲れて無いし、腹も減らない。

トイレへも行きたくならないしな。

どうなってんだろ?コレ?


まぁ、良いや。

次は金の換金なんだが、日本は色々と煩いらしく止めた方が良いだろう。


シ○ワちゃん姿なら海外だな。

話せるし読み書きも大丈夫。

なら、何処でってなるんだけど、そんなの高2の俺が知るハズがない。


まぁ、困った時はネットだな。

今は海外サイトでも、楽々理解できるしさぁ。


ノートパソコンは授業でも使うから当然、個人で持ってるぞ。

まぁ、ヤバいサイトへはアクセスできないけどな。

履歴が親に見れるようになってるから、直ぐにバレるんだよっ!


そのパソコンで、海外のサイトを確認する。

最近は通販での取り引きは、あまり流行っていない。


過去に起こったデジタル災害っうか、事件でな、様々な情報が漏洩したり改竄され、消された。

この被害は甚大だったそうだ。


何せ、進化したAIが関わった事件でな、対応が後手後手になったのだとか。

だから、某作品の情報が損失したりもな。


それに加えて、地震や津波に核爆発なんぞがさぁ。

良く人類、生き延びたなぁ。

感謝、感謝ってな!


この悪意AIなんだが、撲滅できたと思ったら現れたりする。

大手銀行や行政機関などのシッカリしたとこは、強固なAIでガードしているから、ある程度は安全だ。


ただ、企業レベルだとヤバい時がな。

それで事件が勃発したこともあるんだよ。


そのため個人商会レベルだと、直接取り引きか銀行経由でしか取り引きしない。

貴金属などの引き取りなどは、個人業でも行っているため、そのような店は直接取り引きだな。


ネットで調べると、某国で貴金属取り引きを募集していたよ。

海外だから移動に時間が掛かるし、移動費もバカにならない。

普通なら旨みは無いだろう。


だが、俺には転移門がある。

サイトには、店周辺の写真が掲載されてたからな。

まずは、ソコヘ転移門を出現させることに。


転移門を触らなければ、コチラの世界は動いている状態で、転移先を伺えるんだわ。

これで、移動先の状態がリアルで分かるようにな。


同じ世界へ転移門を複数作れて、ソコヘ移動できることに気付けたのはデカい。

やれることの幅が広がったよ。


海外の買取屋みたいな店の店先へ転移門を出現させる。

結構、街中なんだな。


金の相場はネットで調べてある。

面白いことに、この店は日本円での買取もしているようなんだわ。

日本企業との遣り取りもあるみたいで、円取り引きもするんだと。


まぁ、個人で円取り引きする人はいないみたいだけどな。


ふむ。

とりあえず、行ってみるか。


店近くの路地裏へと移動する。

移動したが、転移門には触れた侭だ。


辺りを見回し、人やカメラがないことを確認。

そして転移門から手を放して移動をな。


路地裏から出て店へと。

閉まっているドアを開けると、カウベルが鳴る。

いらっしゃーい、ってか?


「いらっしゃい。

 ん?

 見ない顔だね?」

「ああ、ネットで買取しているのを見たのでな。

 試しに寄らせて貰った」


そう告げると、店主は興味深げにな。


「ほぅ?

 物はなんだい?」ってね。


さて、買い取って貰えるのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ